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貯金とこころの負債
はじめに
シンプルライフがスタンダードになっているわたしの生活は、ぱっと見とても簡素です。簡素というか質素にも映るかもしれません。
わたし自身はこの生活が自分に合っていると思っていますが、側から見てどうなのでしょうか。
今回は、わたしの日々の生活と、お金についても少し考えることがあったのでお伝えしようと思います。
支出が少なすぎる日々の生活
さて。まずスキンケアですが、一般女性が身だしなみとして行なっていることもわたしは最低限しかしていません。男性よりも工程が少ないんじゃないかと思います。
泡洗顔した直後にニベアの青缶を薄めに塗って最後にUVケアクリーム。手についたニベアに大島椿油を足してヘアオイルとして髪に薄く付けて揉み込んだあとにブラッシングしたら、はい終わり。乾燥している皮膚に手についた残りの油を擦り込んだら完璧です。
化粧はほぼしません。以前はエトヴォスの化粧品シリーズを持っていましたが、1年経過して大量に余っていたので破棄して以来購入していません。
顔の作り自体がけっこう派手らしく軽く化粧をするだけでもどこぞのパーティーに行くのかと思うほどケバくなってしまうので、お出かけの日でも眉を整える程度です。
食事も内容はほとんど決まっています。
朝は仕事前にプロテイン1杯、昼は玄米に目玉焼きを乗っけたもの(+納豆のときもある)と具沢山のお味噌汁、夜は玄米と具沢山のスープに蒸した肉か魚料理。
基本的に一汁一菜で、温かいスープには何種類かの旬の野菜をこれでもかというくらい目一杯入れます。おかずにはタンパク質を意識して、胃もたれしたくないので油脂はできるだけ取り除いています。炭水化物は玄米が基本です。大喰らいなので気を抜くと量を食べてしまうため、少しでもよく噛むことを意識して玄米を選んでいます。
薄味が好きなので調味料がなかなか減らないのが悩みです。
ちなみにお肉など値の張る食材は『ふるさと納税』を最大限活用しています。
商店のない島に住んでいるので、買い出しは休日にまとめて一週間分購入しますが、ときには2、3週間に一度ということもあります。
衣服は基本的に平日は戦闘服(ナース服)なので、必要なのは休日に着る衣服と運動用とパジャマくらい。オシャレは分からないし興味もないので、どこに行ってもそれなりに見える白と黒とネイビーで統一しています。気をつけていることといえば、骨格がストレートタイプなので縦方向にすっきり見えるシルエットを意識していることくらいでしょうか。
住居は勤め先の社宅に住んでいます。家財や家電製品付きなので新たに買うものはありません。トラベルナースという働き方を選んだのはこれが大きな理由です。頻繁に引越しをするので必要なものが揃っている社宅はとてもありがたいのです。光熱費も今はとんでもなく高騰していますが、冬は電気毛布があればどうとでもなります。湯たんぽでもいいのですが、持ち運びだとか使い勝手を考えると微妙でした。
社宅は一通り揃っているのでそれを使わせていただいてますが、何もなければ電気代が超低コストな電気毛布を購入しているでしょう。
衣食住はこんな感じです。
休日は近くの島をサイクリングしたり、ソロBBQをしたり、散歩することがほとんど。とりあえずAmazonプライムがあれば暇を持て余すこともありません。NOTEに書いてアウトプットする作業も自分の思考をまとめるのに良い働きをしてくれます。
散財する機会がない
今まで書いてきたように、財布を出す機会が極端に少ないのです。
言い換えれば、日々の生活をするのに散財するほどのお金がわたしには必要ないのです。
かといって物欲もないし、食事も質より量のタイプなので味にこだわりもない。外食する場所もないし、偶に都会で外食すると濃い味付けや油にお腹が緩くなったり吹き出物が出たりと散々な目に遭うので極力しません。
諦めることに慣れてしまっているので、そもそも手に入らないものをどうこうしようという考えすらありません。
結果、お金が貯まる。
『こころの負債』問題
最近、お金の貯蓄額が『こころの負債』でもあるという言葉を知りました。
今までコツコツと貯金してきたお金は、言い方を変えれば『実際にやらなかった経験』という負債にもとれるというのです。
この言葉に愕然としました。
今までの自分の生き方に後悔はありません。いろんな失敗もしてきましたが人生の勉強だと思っています。
しかし、幼いころの生活環境からお金を使わないということが美徳であるという考えを持っていたことも事実です。
わたしは、もう少し自分を甘やかしても良いのかなと思いました。
考え方を改めるのは苦行です。
そんなわたしの、今後の生き方の方向性について少し考えが定まってきたので、次回はそのお話しをしていきたいと思います。
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