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台湾留学中のダンスライフ:現地ダンススタジオのリアル体験レポート


台湾大学に留学中、HRCと言うダンススタジオに通ってました。
留学したのに大学のサークルに入らなかったの?と聞かれるのですが(私も思う)、
なんやかんやあって入りそびれました。(やっちまった)
今回はダンススタジオで習ってたクラスや思い出など紹介したいと思います。

こんな人に読んでほしい

  • 台湾現地のダンススクールに通いたい人

  • 台湾のダンススクールに興味がある人

ヒップホップのクラス

一番初めに受けたのがこのクラス。
女性の先生で、生徒さんもほとんど女性でした。
何より、一番驚いたのが…
靴が!土足のまま踊ってるではないですか…!!!!!
日本のダンススクールだと、床に寝転んだりすると汚いからと土足禁止のスタジオがほとんどなので文化の違いを感じました。
ちなみに台湾は日本のような玄関がなくて、ドア開けたらすぐ部屋になってます。
台湾駐在の日本人や、土足で家が汚れるのを避けたい人はドアの外や入ってすぐのところにシューズラックとマットを敷いて靴を履き替えています。
しまった、あまりヒップホップのクラスのことを書いていなかった…,
というか正直記憶があまりなく…
オーソドックなクラスだったと思うので恐れず行ってみてね!

ジャズダンスのクラス

リリカルジャズというものに初めて出会いました。
当時はこれもジャズダンスなんだーとあっさり受け入れていましたが、
今思えば、ジャズダンスで使うような歌詞付きの音楽(中国語の曲多め)でコンテンポラリーダンスを踊っているようなダンスでした。
2人の違う先生からリリカルジャズを習っていて、一人の方はターンとかフロアが多いけど音取りがやりやすくて力強く踊れるクラス、もう一人の方は細かいニュアンスが多くて、「そこで回る?!」と毎回驚かされるクラスでした。
二人とも同じチームのメンバーだったそうなのですが、全然違うスタイルでした。
踊る時は裸足か靴下で、服装はTシャツとジャージが多かったので、日本のレッスンと特段違わないと思います。(足裏が異常に真っ黒になるので拭き取るものは必須です。)
生徒さんは15~20人ぐらいで、固定の長くレッスン受けてる人が多い印象でした。
21歳の時に通っていたので、自分より年上の人か同年代が多かったです。
日本と違うな、と思ったのは、いいダンスをすれば「どうやって練習してるの?」と声をかけてくれたり、フロアの動きができなくて困ってると教えてくれたり(間違ってたけど)、生徒同士でコミュニケーションをとりやすい文化だったところです。
東京のダンススクールだと初対面で、先生抜きで生徒同士話すのは気まずい雰囲気があると感じてます。(声かけたら意外と優しい人は多い)
台湾って大阪みたいな雰囲気って言われることがあるので、外国人だから除け者にされることもなくてレッスンも通いやすかったです。

トゥワークのクラス

一回だけトゥワークのクラスを受けました。
トゥワークはお尻メインのダンスで、動かす感覚を最初掴むのが本当に難しい。
しかも先生はお尻に竜(蛇?)のタトゥーを入れていて、Tバックのズボンで踊っていました。(他の生徒はジャージ)
振り付け自体はガールズヒップホップみたいな感じで、筋トレのお尻の表面(?)を動かすやつ以外はシンプルで踊りやすかったので、中国語がわからなくても問題なさそうです。
ちなみにこのレッスンのおかげで屁股(ピーグ)=お尻の単語を確実に覚えられました。

そのほか

更衣室がない

受付の側にカーテンがあったのですが、そこが着替えスペースだそうです。
あまりにも丸見えなので、よほど着替えたい人以外誰も使ってなかったです。
レッスン服で来てそのまま帰る人が多くて、私はお手洗いでこっそり着替えたこともありました。(居酒屋のお手洗いぐらい狭くて不便だからおすすめはしない…)

待合スペースがない

早く来ても待つスペースが全くないので、他の人もすごくギリギリかちょい遅刻ぐらいでスタジオに入ってました。(先生も同じく)
人気のレッスンは何人か早く来て場所取りしてる人がいたけど、ごく少数でした。

予約はスマホで

コロナ禍を経て東京のスタジオでもオンライン予約&チェックインになりましたが、台湾はコロナ禍の数年前からこのシステムでした。
受付方法は、電話番号をタブレットに入力してチェックインか、口頭で〇〇先生受けますって伝えていたような… 私は外国人だからか顔を覚えられてて、「〇〇先生ね!いってらっしゃい!」って言われてたのでちゃんとチェックインした記憶がないです。でもオンライン予約をする仕組みはあってもチェックインがなかった気もするのでそもそもテキトーだったのではないだろうか…

床が汚すぎる

日本のスタジオだとスタッフと生徒が都度掃除していることが多いと思うのですが、このスタジオではその文化はありませんでした。加えて土足のため、路上ぐらい汚いので覚悟してください…

動画が好き?

動画、写真を毎クラス必ず撮っているだけでなく、生徒だけバージョン、先生だけバージョン、みんなで踊ってみたバージョンなど、何パターンも撮っていました。長いところで、20分ぐらい動画タイムに当てられていた気がします。
しかもスクールのスタッフさんや生徒さんの撮り方が手練れているではないですか!!ズームインから始まって、横に動いたら追いかけて撮っているのでそのままインスタに使えます。
日本だとトラブル防止で、クラス動画のSNSアップロード禁止なことが多いのでだいぶ文化が違いますね…

まとめ

これ以外にもスタイルヒップホップみたいなクラスをいくつか受けてました。
総じて、日本と全く違うところはなかったので、中国語がわからなくても問題なく楽しく踊れると思います。
ただ静かにしているだけだと全く友達できなかったので、もっと人と話せばよかったなと後悔しています。先のジャズの先生は東京にダンス学びに行ってるということだったので連絡先を交換して今でも繋がってます。また台湾に行ったら受けに行きたいなぁ…

おまけ


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