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家からみえる山をめざす

2020/09/27(日)
昨日の胃の疲れからか、相当長く寝た。
朝、黒豆・ヨーグルト・ミューズリー。すこし温めて食べる。
温かいコーン茶。温めすぎて、汗だくになる。
暑がりなので体感としては冷たいものを食べたいけれど、胃はついていかない。
難儀な季節だ。

モールに行ってサンドウィッチを買う。
それを食べながら、ドライブ。

家から見える山を目指す。
なんとなくここだろう、というところまで走る。
山のぐるりをまわり、なんでもない田んぼの風景を眺める。
たぶん、ここがふだん見ている山のあちら側だ。

城跡があるというので向かってみる。
小山になっていて、ふもとにはここが矢崎遺跡であることを教える看板がある。
家の人は蜂にあと一回刺されたら命がアウトなので、車から出てこなかった。山の上まで6分と書いてあったので登りたかったが、スズメバチがいなくなる冬に登ろうとなった。
それに秋風は吹くものの、日差しは夏並みに強く、わたしもちょっとつらくなってきていた。

帰宅して、図書館で借りた本を読み、うとうとする。

夜、茶蕎麦。

『パチンコ』下巻。
やっぱり面白くてマシンガンリーディングしてしまう。
この面白さはどこから?エンタメ性?バランスの取れた悲哀?
割と淡々とした文ではある。
登場人物ひとりひとりの物語も面白いからだろうか。
そして彼らの波乱万丈な人生。この時代の、特に祖国を離れ、差別を受けてきた人たちであれば言わずもがなの境遇だろう。登場人物の心はまっすぐなのに、媒介するものによって、清く正しくいられなくなる。それが惹きつけるのだろうか。
まだ読み終えていないのに、はやく筆者のインタビューを漁りたくなっている。


さて、本を離れてすこし歩いた時間にまた虫に刺された。ノースリーブとまではいかない、かなり袖の短いシャツを着ていたら、脇の下を刺されていた。汗をしっかりかいていたのだろう。

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