悪態と夢

2020/09/13（日）
遺伝子の夢を見た。

わたしは、自分が書いた小説を友人に送ったらしい。友人から感想の手紙が届く。医師をしている彼女のパートナーから、医師としてひとつアドバイスさせていただきたい、と一枚同封されていた。

“人間は、遺伝子の乗り物です。遺伝子が、人間を動かすのです。だからAさんの昔の恋人と今の恋人は、遺伝子的につながっています。昔の恋人と今の恋人は、恋人同士といえる。”

という、夢。
夢は堂々と嘘をつく。

今日のNetflix。

『バーニング劇場版』がどうも進められない。集中できない。
きっとニュアンスを大切にする作品は、家のテレビで観るのに向いてない。

なんとなく華やかなものが観たくて、蜷川実花監督のドラマ『FOLLOWERS』を観始める。

実花監督をモデルにしたような女性カメラマンと、女優を目指す若い女の子が軸のようで、なんかしゃらくさい。でもそのプラっぽさや、実花監督のオハコの毒々しい色みが、テレビで観るのに良い感じ。　

そして中谷美紀さまと池田エライザが美しすぎる。（ストーリー的にリミはどうやってナッツのアカウントを紐づけられたのかってところは不思議なんだけど）

ただ、仕事のデキる女たちが「嫁がほしーい」って口々に言うの、古いですよ。
お金払って家事代行サービス使ってくださいねー。

それから予告編でも流れていたから別にネタバレでもないと思うけど……

子どもがほしいからって、“妊娠出産”の同意が取れていなさそうな男性とセックスする描写はフィクションであっても、無いわー。
ふるいふるいふるい……
蛇足かもしれないけど、これ、男女逆の描写にしたら気持ち悪すぎるって簡単にわかりますよね。
フィクションって、しっかり作りこんでこそハマれると思う。あのエピソードをバリキャリ女子トークのきゃっきゃで終わらせないために、もうひとつ欲しかった。

ということで、2話目で折れました。
無い。