恐れと不安、諦めの大群に襲われて…

前回からの続きストーリーとなっています。
ぜひご覧いただけると嬉しいです＾＾

《第2部》
✮1話　ストレスリーディングサロン、始動！　　　
https://note.com/atsucoco55/n/n60730ae0e321
✮2話　違和感、、
https://note.com/atsucoco55/n/n34c0bb4e169c

今一度自分なりの方法で
この股関節痛の不安から抜け出せると信じて
Atsucoは日々試行錯誤を繰り返していた。

股関節痛からくるカラダ全体のコリ
(とくに腰、ふくらはぎ、前太もも、肩、首など)を
1日のうち何度も
トリガーボールなどの健康グッズを使って
ほぐして過ごした。

というか、それをしないと
カラダが辛くて日常生活が送れないほどだった。

Atsucoにとって
この筋肉ほぐしこそが痛みをとるための最大の方法だと
分かっていた。
だからこそ感じていた違和感。

これまではしっかりほぐせば
痛みが出なくなっていたが
最近はそこまでの効果が感じられなくなっていた。

「明らかに以前とは何かが違っている…」

克服したはずの不安がまた頭をよぎる…

これまでのルーティーンだったヨガや
バーピー(無酸素運動＋有酸素運動)はおろか
ちょっとしたスクワットくらいの筋トレも
できなくなっていった。

気づけば
階段を上るときに痛い方の脚に力が入らず
手すりを使わなければならない状態までに
筋力が弱ってしまっていた。

交通機関を使うときなどはとくに
手すりに摑まる自分が恥ずかしくてたまらなかった。
友人にその姿を見られるのも
何とも情けなくて仕方がなかった。

しかし使わなくなったら
どんどん筋力は落ちる一方だと思い
痛みがありながらも動かすことを意識して行った。

股関節の可動域も日増しに狭まる一方だったため
お風呂上りの血行が良いときに動かすなど
少しづつでもできることを繰り返し行った。

にもかかわらず、まったく
良くなる体感を得られることはなかった。

比較的ポジティブ思考なAtsucoではあったが
トンネルの出口が見いだせず
さすがにお手上げ状態となってしまっていた。

このままでは、サロンのお仕事もできなくなる！？
保存治療の限界がついに来てしまった！？
もう他のアプローチで良くなることは無いのか…

不安感ばかりがAtsucoの頭をグルグルとよぎる…

そして、
お手上げ状態のAtsucoに手を差し伸べるべく
サロン繋がりの意識高い系の友人から
ある方を紹介されることに、、

その方はAtsucoに
一筋の光を照らしてくれるのか！？

次回に続く…