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予想外の発見!人生初の占い体験。

「なんで人は占いに行くんだろう?」

夫との関係に悩む方のお話を聞くと、夫婦関係の悩みを占ってもらったという話をたまに聞くんです。

夫の考えていることが分からない。

関係性をどうしたらいいのかわからない。

そんな悩みを占ってもらう。

カウンセラーに傾聴してもらうでもなく、客観的な立場の人に分析してもらうわけでもない。

占い師に占ってもらう。

なんの意味があるんだろうと思っていたんです。

こればかりはいくら考えてもわからないので、実際に自分が占いを体験することにしました。

一時間じっくり、占いとお話をさせていただいたところ、予想外の発見があったのでした。

占って頂いたのは、noteも書かれているまえまきさんです。

まえまきさんとの占いの様子はスタエフで公開されていますので、ぜひ聴いてみてください。

占いをしてもらった人が「え!?なんでわたしのことがわかるんですか!?当たってます!」とよく言うじゃないですか?

ぼく、本当なのかなあって思ってたんです。

だって、どんなカードが出ても(今回はタロット占いでした)自分に都合のいいように解釈できるじゃないですか。

それに、ランダムに選んだカードがまるで魔法のように自分を表現することなんて、確率的にあり得ないですよね?

だから、そんな非論理的なものになぜ夫婦の悩みを託すのかなと不思議だったんです。

夫婦の悩みじゃなくても、仕事や恋愛の悩みとか、偶然性から成り立つ占いに答えを求めても、なんにも解決しないんじゃないのかと思ってたんです。

意味ないんじゃないかな?なんで、みんな占いが好きなんだろう?と。

心理カウンセリング市場は350億円なのですが、占い市場は一兆円もあるんです。

臨床心理士のカウンセリングを受けた方が悩みは解決しやすいだろうに、なぜ人は占いを選ぶんでしょう?

そんな問いを抱きながら、まえまきさんのタロット占いを体験させていただいたのですが……。

結論、めちゃくちゃ楽しかったです。

危うくハマりそうな勢いです。

なにがそんなに楽しかったのか?

選ばれたカードの一つはアロンネスというカードでした。孤独がキーワードのカードです。

これがぼくの気持ちをものすごく表してたんです。

夫婦関係に関するポッドキャストを2年半続けてますが、何度も心が折れそうになっているんです。

自分勝手な自己満足な内容になってないかな?

本当に参考になるのかな?

聴いてくれる人はいるのかな?

そんな思いを抱えながら、暗闇を手探りで歩き続けてきた2年半だったんです。

今でも迷いはあって、あまりの孤独感に押しつぶされそうになることもあります。

note執筆もそうです。

このカードを見た時に、そんな思いがブワーッと心に広がったんです。

それはまさに、「なんでぼくのことがわかるの?」という思いそのままでした。

そして、同時に勇気をもらえた体験だったんです。

この暗闇をこれからも歩き続けよう。

カードに描かれた微かな光がぼくにも見えている。

人の幸福に大きな影響を与える夫婦関係を考え続け、少しでも多くの人が夫婦関係に悩まされない世界を作りたい。

この道でいいんだ。このまま進んでいいんだ。

そんな大きな勇気をもらえたんです。

確かに、出たカードに対してどんな意味づけもできると思います。

ぼくとは正反対の意味づけも可能です。

でも、そんなことは関係ないんです。

選ばれたカードを前にし、ぼくは自分の心と向き合い、心の奥に隠れていた不安や悩み、そして願望に対する恐れと向き合った。

それを目の前のまえまきさんにさらけ出し、ぼくの柔らかな心に寄り添ってもらった。

ああした方がいい、こうした方がいい、というアドバイスがあるわけじゃなく、ただ「そうなんですね」と寄り添ってもらった。

カードと向き合うことは、自分の心と向き合うことだったんです。

深い内省によって、前に進む勇気をもらえた。

それは、占いを始める前には思ってもみなかったような結論でした。

ただ、一つだけ注意した方がいいこともあると思います。

おそらく、いくつもの占いをハシゴしてしまう人は、自分を肯定してもらいたい、理解してもらいたい、寄り添ってもらいたい、道を指し示して欲しいという願望が強いのだと思います。

確かに占いをそれらを提供してくれる。

だけど、そこで得られたものがパートナーを傷つける可能性がある場合は要注意だと思うのです。

婚外恋愛、不倫、離婚。

簡単に決めるわけにはいかない事柄に対しても、自分の思いを正当化してしまう恐れはあるなと感じました。

夫婦の課題への対処法は、相手から離れることではなく、いかにして心理的に近づくかということなので、それについては臨床心理士を頼った方がいいと思います。

ただ、自分の心の奥になにがあるのか、それを見つけることには、占いも効果的だと思います。

内省と寄り添いを得られると言う点では、占い(まえまきさんの占いしか体験してないですが)と心理カウンセリングも似ているのかもしれません。

自分の気持ちに気がつくのって、一人ではなかなか難しいですもんね。

占いは多種多様で、占い師もいろいろだそうです。

まえまきさんは、リクルートでキャリア支援をされていたご経験もあるので、内省と寄り添いが得意なのかもしれません。

気になる方は、まえまきさんのnoteとスタエフをチェックされてみてください。

ぼくは、とてもいい体験ができたなって思ってます。

6/1(木)には、まえまきさんへのインタビューポッドキャストを配信しますので、そちらもぜひ聴いていただけると嬉しいです。

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