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「自分の気持ちを掘る」となにが変わるのか?

「自分の気持ちに気がつくことはむずかしい」

夫婦関係に悩む方とお話すると、つくづくそう感じることがあります。

パートナーに怒りを感じることがあるれど、なぜ怒りを感じたのか?怒りの下にある感情はなんなのか?

思い通りにいかない毎日への苛立ち?

パートナーへの嫉妬や劣等感?それとも不信感?

キャリアが断絶することへの恐れ?

それから、日々の生活の中での小さな喜びも、日常に埋もれて見えなくなってしまいますよね。

美味しいご飯を食べられたこと。

誰かに認められたこと、褒められたこと。

パートナーから優しくしてもらえたこと。

やりたかったことが少しでもできたこと。

そして、なぜそれらに自分は喜びを見出すのか?

慌ただしい毎日(ぼくも仕事に家事に3人の子供たちの育児に追われています)のなかで、自分の気持ちを振り返る時間を持つことってむずかしいですよね。

どうしても、時間はどんどん過ぎていき、気がつけばその日を乗り切ることで精一杯になってしまいます。

だけど、「自分の心を掘る」行為って、すごく大事だとぼくは思うんです。

自分の心を深く掘らないと、自分がなにを考えているのか、本当の気持ちがわからなくなっていくんです。

すると、パートナーとのケンカも増え、ケンカによって自己嫌悪が生まれることもあります。

相手も自分も傷つくんですよね。

自分の気持ちがわかれば、むやみに相手も自分も傷つけることなく、自分の心が必要としている行動だけが取れるようになります。

例えば、ぼくは「やりたいことができない」ことに、毎日イライラを感じていたんです。

noteを書きたい、ポッドキャストをやりたい、英語の勉強もしたい。だけど、昼間は仕事があるし、家に帰れば育児と家事がある。

だけど、最初は自分がなぜイライラするのかよくわかっていませんでした。

目先のイライラポイント(子どもの喧嘩の仲裁、ダイニングテーブルの下に落ちている納豆やご飯粒、なかなか終わらない寝かしつけなどなど)に気を取られていたんです。

ですが、自分の心を掘り、自分が不満に感じていたこと(自分がやりたいことをやりたい)を書き出してみるとだいぶスッキリしたんです。

あぁ、なんだ、こんなことでイライラしていたのか。
子どものことも、仕事のことも、妻とのことも関係なく、ぼくはぼく自身のことで悩んでいたのか。

そう気がつくことができたんです。

ぼくのまわりでも、自分の思いを「書き出してみる」ことで、思いもよらない自分の本音を知れたり、気持ちを落ち着かせることができたり、自分をいたわることもできるようになったという人が多いです。

noteの下書き、スマホのメモ機能、紙にペンで書く。

みんな、自分に合ったそれぞれの方法で気持ちを書き出しています。

ある方は、muute(ミュート)という日記アプリを使われており、ご本人の許可をいただいたので感想を転載しますね。

PR記事でもアフィリエイトでもなく、「自分の気持ちを知ることって大切」という一例です。

顔認証ロック機能が使えたり、書き溜めていくと週に一度、自分がよく使っていたワードをまとめた表や、書いた時の気分の波をグラフ化したウィークリーインサイトが届いたりと、無料プランでもかなり充実しています。

私は今年に入ってからこちらを利用していますが、最初は自分の気持ちに蓋をし過ぎて行方不明だった本音が、少しずつ少しずつ表面化しているのがわかります。

自分の本音を探るだけではなく、自己肯定感も高めたいと思い、今日はこんなことがんばったねこれが嬉しかったね大変だったね等々、自分自身へ手紙を書くように利用しています。

今では子どもの寝かしつけ後、自分を労う習慣として欠かせなくなってきました。

「自分をいたわる習慣を作る」って、すごく大切なのになかなかできないことですよね。

これができるだけでも、夫婦関係はちょっと楽になるんじゃないかなって思うんです。

ぼくはnoteとポッドキャストで自分の気持ちをアウトプットしており、スマホのメモ帳(デフォルトアプリ)にネタをストックしています。

ポッドキャストで話すときには、A4サイズのノートにバーっと気持ちを書き出しています。

手帳にも今月の良かったことベスト3を書いたり、最近は1週間単位で振り返りを書いたりしています。

こうやって自分と向き合う時間を作ると、自分の感情をするすると取り出すことができ、それを言葉として固めることができるんです。

気持ちがモヤモヤするのって、うまく言葉としてまとめられないからだと思うんです。

ふわふわと漂って、うまく掴むことができないから気持ち悪いんですよね。

ガスのように漂うその感情を、言葉でガチッと固めることができると、全然変わってくるんです。

気持ちが迷子になっているなあという方は、ぜひお試しください。

方法はなんでもいいと思います。自分に合ったやり方がありますので。

わたしはこんなことしてるよー。こんなやり方もあるよーという方は、ぜひコメント欄などで教えていただけると嬉しいです。


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