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鬼滅の刃について思うこと2

前回は鬼滅の刃で雑だと思ったこと書きました。今回は「なぜこんなにも鬼滅の刃が人気になったのか」ということです。

鬼滅の刃が人気になった要因としてはいくつか挙げてみる。

1、ステイホームによる影響
2、内容がシンプルで分かりやすかった
3、集団心理

ステイホームによる影響

まずはコロナの影響によるステイホームによって人気が広がったのだと考えている。これは前回の「鬼滅の刃について思うこと1」でも少し触れている。普段アニメや漫画を見ず、外に遊びに行く人が急にステイホームで外に遊べなくなった場合、時間を潰すことと言えばスマホでYoutubeを見るかテレビで映画を見るかゲームをすることだろう。

そういったことからまずゲームの需要が高まり、品薄になったことで手に入らない人が続出した。それからYoutubeや深夜のテレビで鬼滅の刃を見かけ、ハマっていき多くの人に伝わることで人気になったのだと思う

内容がシンプルで分かりやすかった

これは上記に書いた普段アニメや漫画を見ない人でも何も考えずに楽しむことができたことだ。本来鬼滅の刃のようにシンプルな内容は少なく、そこそこ難しい設定や要素が絡む漫画が多い

例えば鬼滅の刃は敵は鬼しか存在しない。途中から仲間が裏切り敵対する、第三の勢力が現れるなどが無かった。技も各呼吸と型による剣技によるもので複雑術式の魔法や忍術がなかった。(漫画によっては攻撃が無効化する魔法なり技があり、それをうまく切り抜けて攻撃するなどの駆け引きが存在する漫画やアニメが少なくない。)

さらに色々な人にどんなところが面白いか聞くと、多くが「炭治郎と禰豆子の家族愛が良い」「敵にも過去の話がある」「作画がすごい」「声優さんの演技がすごい」という回答が多い。しかしそれは多くの漫画やアニメにある要素なのだ。作画に関しては年々レベルが上がっていき、声優さんに関してはどの作品でも全力役になりきっている。鬼滅の刃に限ったことではない。唯一の違いがやはりシンプルであることなのだ。

集団心理

よくある「みんなが持ってるから、やってるから自分も」といったことだ。タピオカと同じような感じだ。人気のタピオカ店に人がたくさん並んでいるから行きたくなる。周りがおいしいというから飲むといったことなど。(実際はタピオカではなくミルクティーがおいしいのではないか?)鬼滅の刃も周りが見てるから、見てしまうのでないか?確かにみんなと同じ話題をしていることは楽しいはずだ。

最後に

私としてはこのブームは長くてあと1年半続けば良いほうだと思っている。鬼滅の刃は漫画が既に完結しているので、アニメ(もしかしたらラストは映画かもしれない)で最後までいったら後が無いのだ。

途中でアニメオリジナルの内容があれば良いが、恐らく妖怪ウォッチと同じ運命か、それ以上の運命を辿るだろう。なぜなら妖怪ウォッチも一時ブームになったが、今となっては、まだやっているのか?という状態になっているからだ。

しかし妖怪ウォッチは原作がないため、まだ種類をポケモンのように増やしたり、話を広げたりすることができる。逆に原作がある鬼滅の刃はアニメが終わると同時にそれっきりになるのだ。

もしかしたらこれが鬼滅の刃でなくても、他の似たような作品ならそれが鬼滅の刃と同じようになっていたのではいかとたまに思うことがある。



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