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モロッコでホームステイ
モロッコの一般家庭で、9日間ホームステイをした。人生初ホームステイ。
開始早々、なにかに当たってしまい熱と下痢をしてしまったが、それを除けばご飯は美味しいし、気前はいいし、個室はあるしで、総じて素晴らしい経験だった。
なによりこれからモロッコで生活するにあたって、一般家庭(たぶん)の生活を体験できたことはとても良かった。
ホームステイをしてみて感じたことを、備忘録的にまとめていく。
(個人の主観&1家庭について)
感じたこと
めっちゃビデオ通話する
めっちゃ、ビデオ通話する。そして、ママンの声がすっごいでかい。これは多分多くのモロッコママンに共通する。最初は毎電話ブチギレてるのかと思って焦った。
親切に飲まれそうになる
悪気はないし、とても歓迎しているんだろうが、、
言葉を選ばずに言うと、ちょう押しつけがましい。
具合悪いって言ってるのに、おでこを触って、「大丈夫!友達呼んだからみんなで夜ご飯食べるわよ!」と連れ出されたときは参った。
ちゃんと自分で距離感をつくろうとしないと、プライベートなどあったものではない。
あと大量にご飯が出てくるが、これもおもてなしの心の表れ。残しても大丈夫。胃腸が破裂します。
水と電気はとても貴重
トイレに行って、部屋に戻ると電気が消されていたり、シャワーは毎日入らなかったり。
日本に比べて、圧倒的に資源への意識は高いし、地球温暖化にも関心が高い。そこは見習いたい。
時間の感覚が全然違う(多分)
12時にお昼ご飯だわよ!と言われ、2時に出てくる的なことがたくさんあった。きっとそういうものなのだろう。
(ママンがダリジャという言語しか話せなく、コミュニケーションが難しかったので、もしかしたらうまく伝わっていなかっただけの可能性もある)
"伝わらなくても、伝えようとする"
今回のママンはダリジャというモロッコ方言アラビア語しか通じず、コミュニケーションにおいて困難を極めた。
だからと言って諦めず、何度も伝えようとすると、「こいつはちゃんと何かを伝えるタイプの人間だ」と思って貰えたので、ちゃんと耳を傾けてもらうことができた。
モロッコ人は、すごく優しい。
だが、日本人との距離感はまったく違うので、優しさや気遣いに頼っても、居心地のいい環境にはならない。
伝わらなくても、伝えようとする。
その努力を続け、相手に耳を傾けてもらい、自分で自分の心地いい距離感を作ることが重要だと学んだ。
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