つしお

いつかエッセイ集出したいマン

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最近の記事

出張で岩手県に行った

 仕事で岩手県に1週間出張した。グループで担当している車種の工場を見に行くため、職場の先輩と飛行機に乗って行った。飛行機に乗るのはとてもウキウキする。出張が決まった時は「出張!社会人っぽい!」の次に「飛行機!楽しみ!」だったし、家でチケットを取る時もワクワクしていた。チェックインの時にはものすごくニヤニヤしていただろう。チェックインから荷物検査、身だしなみチェックの門(なんて言うかわからない)、搭乗前の待合室、飛行機に乗るまでの道のりなど、実際に座席に座るまで時間がかかるのも

    • 最近の話

      ・高校の友達と久しぶりに会った。その友達とは成人式以来会ってなかったが、インスタのストーリーに反応してくれたのがきっかけでご飯に行くことになった。「ストーリーの雰囲気が好きで、前から気になってた!」と言ってくれて「あら嬉しい~」とだけ返事したが、実際はめちゃくちゃ嬉しかった。名古屋駅のゲートタワーにある牛タン屋さんに行って、お互い同じセットを頼んだ。「マジでいつぶり?」から始まって、高校時代の話、今の仕事の話、住んでいる地域の話、恋愛の話などをした。友達の高校時代は割とおちゃ

      • 好きな同期

        僕には好きな同期(K君)がいる。勤め先に同じ新入社員として入社し、その後の研修で仲良くなった。同じ研修室で後ろの席だったK君は、自分がパソコンの設定で戸惑っている時に「それ、検索エンジンが違うからエラーになるんだと思う」と話しかけてくれ、そこから喋るようになった。入社してすぐの自分は、少し斜に構えていたところがあり、後ろから話しかけられた時は「助けてくれてありがとう」よりも「急に喋りかけてきて何?」と思っていた。だが、新入社員研修でなかなか友達ができなかった自分にとって、喋れ

        • 職場の外人さん

          ・現在働いている工場では、同じ工程にちょっぴり仲のいい外国の人(Aさん)がいる。Aさんとは、作業しているうちに喋る機会が少しずつ増え、今では「よっす~」と出社時に言葉を交わすくらいの仲になった。Aさんは日本語がとても上手だ。ついこの間はAさんと、普段よく食べるか、よく寝るか、何を食べてどれくらい寝るかという話をした。自分たちの工程の作業がきついため、よく食べてよく寝なければいけない、という話から何を食べているのか、という話になった。 Aさんいわく、アイスはすぐエネルギーになる

        出張で岩手県に行った

          最近の話

          社会人になって5カ月が経ち、文章を書くことがほとんどなくなった。続けていたライティングを中断し、やっていた本の感想文執筆もやめていた。ただ、やっぱり文章に触れていたいという気持ちが最近になって再び出てきたので、まずは最近あったことを書いてみようと思う。 ・今の仕事は工場での現場作業だ。本来の所属は開発系でPCをカタカタする仕事だが、開発系の社員はどこかのタイミングで、3ヵ月間の現場実習にいく、という決まりがある。それは1年目のうちに行くかもしれないし、2年目のうちにいくかも

          最近の話

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          大学を卒業して社会人になった。卒業論文を提出して、卒業式を終えて、引越しをして、気づいたら社会人になっていた。小学生の時から「大人の象徴」だと思っている、あの「社会人」である。 実感なんてものはない。入社して1ヵ月で10連休が来たせいか、未だに学生気分である。社会人になったにも拘らず、取り組んだ内容が学生時代の復習や社会人としての心構え、会社の仕組みの説明など、自分が思い描いていた「仕事」とはイマイチ違うのも1つの理由だと思う。周りの先輩や上司が忙しそうにしている中、学生気

          準特等、ぜんぶ、無駄に思ったりしませんか

          つい先日に年を越したばかりなのに、もう1ヵ月が経とうとしている。早い。このまま3月がきて、終わり、4月になって、社会人になり、のペースで事が進むのを想像すると、さすがに「ちょっと待って」といいたくなる。 時間は淡々と進む。ただ、驚く早さで過ぎる日々の中で思ったのは、「なんだ、ぜんぶ終わるんだ」ということ。徹夜して頑張ったテスト勉強も、凡ミスばっかしたアルバイトも、「大学生」を満喫したサークル活動も、気づいたらすべて何事もなかったかのように終わろうとしている。 大学卒業後に

          準特等、ぜんぶ、無駄に思ったりしませんか

          Thanks for

          最近読んだ小説で、ゴッホについての逸話を知った。 それは、ゴッホがある画家の絵を観たときに「1週間この絵を観続けることができるなら、10年寿命が縮んでも惜しくない」と言ったこと。 「この絵が好きでずっと観続けていたい」という意味だと思ったが、「絵を理解するには長い時間がかかる」という意味でもあるらしい。あのゴッホが言うのだから、おそらくそうなのだろう。絵を理解するに多くの時間が必要らしい。 --------- ここ最近「自分はやっぱり恵まれているな」とよく思う。 僕

          重力ピエロ / 伊坂幸太郎

          他人のnoteを見て気付いたのは「うまく書こうとしていない」こと。 自分は文章を書く上でどうしても背伸びしてしまうときがあるが、自分が「いいな」と思った人のnoteは、背伸びがまったくない(と感じた)。 自分が感じたことをそのまま書き連ねる。自分のnoteもそういう場にしていきたいし、感じたままに書いた文章を後から見返したときに、「なんだ、うまくなってるじゃん」と思えたらいい。 伊坂幸太郎にハマりはじめて5作目だが、本作は他の作品と違い「悲しさ」が常に漂っていた。 「

          重力ピエロ / 伊坂幸太郎

          星の子 / 今村夏子

          5/15 あらすじ 生まれながらにして病弱だった主人公。そんな主人公を救いたい一心で両親は「怪しい宗教」に頼り、のめり込んでいく。 やがてその信仰は、家族を少しずつ歪めていく。そんな中で、家族の本当の「かたち」を探っていく。 印象に残った内容 ・不審者情報の正体が、主人公の両親だと分かったシーン 恋をしている先生に家まで送ってもらった日、家の近くの公園で両親が不審な行動をしていた(主人公からしたらいつも通りの光景)。 しかし、主人公(以下ちひろ)はその光景を‘’はじ

          星の子 / 今村夏子

          頑張らない勇気

          タイトルの通りである。頑張らない勇気が時には必要になってくるのではないか。 何かに対して頑張ってる人は、本当にかっこいい。 目標に対して一生懸命に頑張るのって本当にキラキラしてるように見えるし、自分もキラキラできる目標を持ちたいものだ。 こう思い始めたのは大学3年生の時。大学に入学して、気づいたら3年生になっていて、(今まで何かしたんだろうか・・・?)とふと感じた時があった。そして、焦燥感にかられて「毎日を今より充実させたい!」と思い始めた。 実家で英語の勉強してたら、ふ

          頑張らない勇気

          初めての就職活動を終えて

          率直な感想は、行きたかったところにいけてうれしい・・・!!!である。本当に嬉しい。ここまでに嬉しいのは、今まで「一番目指しているところへ辿り着く」ことを経験できてなかったからだ。 常に第二志望以降。小学校の時習っていたスイミングの区大会で1位を目指すも5位だったことや、中高のバスケ部では、レギュラーではないけれど、試合に全く出ないというわけでもない。高校、大学受験どちらも第2志望だったこと。ずっと行きたかったところにはいけなかったけれど、辿り着いたところはそこで、良いから満

          初めての就職活動を終えて