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ソニック30周年にあたって自分とソニックの出会いについて自分語りします

現在2021年6月24日午前3時12分。普段遅くとも1時半くらいまでには眠りにつく自分が何故、睡眠導入剤を抜いてまで夜更かししているのか。答えは至って簡単。午前4時から見たい配信があるからだ。もっと詳しく説明すると、ソニック30周年記念コンサートのプレミア配信をリアルタイム視聴するためである。

そう、かのソニック・ザ・ヘッジホッグは今年6月23日で30周年なのだ。ニンテンドウ64の発売日と同じ日。つまり3Dプラットフォームアクションの金字塔であるスーパーマリオ64の発売日でもある。ここにも何か因果のようなものを感じなくもない。

で、その動画の待ち時間の間暇なので、こうして記事を書こうと考えるに至った次第である。突発的に考えついた事なので、どうせ時間内に書ききれずに数日後投稿とかになってそうな気がするがそこは、まぁ、うん…うん。



一番最初に『ソニック』という存在に触れたのは、確か従兄弟の家で見たソニックXというTVアニメだろう。テレビ東京もTOKYO MXも映らないクソ田舎だが、何故か同地域の従兄弟の家ではそういうチャンネルも見られた。アニポケとかおはスタとかをリアタイ視聴できたり、田舎の他のチャンネルでは見られないアニメを見られたというだけで子供心ながら心底羨ましかった。というか今も羨ましい。ちなみに当時の記憶はほとんど残っていないのでこの時のソニックへの印象もほとんど無いに等しい。テレビに映ってたのをみた記憶が朧気ながらあるだけだ。


その後しばらく間が空き、スマブラXにソニックが参戦。前述の通りこの時はほとんどソニックについて知らなかった割に、何故か参戦ムービーに心踊ったものだ。実際遊ぶ時にソニックを使う事もやたら多かった。多分カービィの次くらい。それ以来、みんなのニンテンドーチャンネル(Wiiチャンネルのひとつ、DSやWiiなんかのソフトのPVやらが見れた)で流れてきたソニック関係のゲームのPVなんかをちょくちょく気にかけて見るようになっていった。この頃はまだ買うまでには至らなかったが。特にソニックと暗黒の騎士のPVが好きだった。


更に間が空き時は2011年末。地元が地元なので例の震災やら発電所事故やらの影響をモロに受けたためか、心に傷…という程の物ではないにしろ、中学二年生ながら世の中に対する終末思想のような薄暗いものを自分の中に感じつつあった頃(中二病とは多分別)、唐突に妹とその友達が東京ジョイポリスに行く事になり、何故か自分も着いていく事になった。田舎の人間の自分にとって東京に遊びに行くという事自体が一大イベントだったし、年末冬休みで暇してたし丁度いいやと思っての事だったのだろうが、ともかくこれが転機だった。

当日。ジョイポリスに入るとなんだか様子がおかしい。と言ってもこれが初ジョイポリスだったので普段との違いなど分かるはずもないのだが、なんというか、熱気が凄い。特にステージ付近。妹達はそんなのそっちのけとばかりにアトラクションに遊びに行っていたが、自分は何故かずっとそのステージが気になって仕方なかった。

結論から言うと、その日はなんとちょうどソニック20周年記念感謝祭の日だったのだ。今でこそ時勢もあって行われなくなったジョイポリスでのソニックリアルイベントだが、まさかこの日を知らずにピッタリ鉢合わせるとは…その時から何か運命的なものがあったのかもしれない。

そして始まったステージイベント。なんか楽しそうという軽い気持ちで人混みに紛れ、ステージ上を見上げる。クイズ大会などで盛り上がり、楽しみ、そしてメインイベントであろう、当時発売されたばかりの最新作だったソニックジェネレーションズのタイムアタック大会。この時の大会は後の大会とは異なり"ガチ"で、事前にカッチリとした予選が行われたほどである。そして始まったTAガチ勢による本戦。これがもうアツいのなんのって。会場のオーディエンスの熱狂ぶりもそうだが、何よりスクリーン上で超高速でステージを駆け抜けるソニックに自分は魅了された。あの青い奴はこんなにもクールなゲームキャラだったのか。こんなにもイカしたゲームがあったのか。まさに衝撃だった。そしてその姿に何か、勇気をもらったような気分になった。安っぽい表現だけど。


その日、自分は売店でソニックのベスト盤CD(トップ画)を衝動買いした。生まれて初めての衝動買いである。
そして年明け早々、お年玉を握りしめ、ゲオでソニックジェネレーションズ(3DS版)を買った。生まれて初めてパッケージで買ったソニックゲームである。



この後、ゲーム自体は勿論、高校に入ってTwitterを始め多くの人々とソニック絡みで繋がったり、何か訳の分からない妄想を始めたり、上京してからはリアルイベントで会ったり一緒に盛り上がったりご飯食べたり家に泊まりに来たり、大量のサウンドトラックやCDを買い集めたり、ソニック"を取り巻く世界の全て"に嫌気がさしてアカウントを爆破し✌界隈✌を抜けたり、かつての妄想を現実のものとするため動き出したり、…本当に色々あった。だがどれも全て良き思い出であり、ソニックが無ければ得られなかったものだ。まさに自分の人生を変えたヒーローと言って差し支えない。

ありがとうソニック、そしてこれからも

「カッコよく、あり続けてほしいです。」(小並感)


待ち時間で書き終えちゃった。

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