【共働き転勤妻の旅行記②・道東旅行北見編】真剣に移住を検討するも、原因不明の鼻水大洪水により断念
道東旅行初日、北見編です！
経由地程度に考えてた北見
前回ちらっと書いたのですが、北見に用事があったのは夫の方で、私は特段の思い入れはありませんでした。ついでに言えば阿寒湖も最初は検討していなかったのです。
先に、後半の流氷ウォーク＆流氷観光砕氷船おーろら号の予約をしていて、その際オンネトーのアイスバブル鑑賞のアクティビティ予約は検討していたのですが、諸々鑑みて見送りました。
その後、北見から阿寒湖温泉に行ける高速バスがあることに気が付いて、「阿寒湖でアイスバブルは見られないの？」と思って調べたらありがたくもツアーが見つかりまして、じゃあ夫の用事が済んだタイミングに北見で合流して、一緒に阿寒湖付近で泊まってアイスバブル見よう！となったのが事の顛末なのです。
そんなわけで、北見については特に下調べもせず、薄荷(ハッカ)が有名だから空き時間は北見ハッカ記念館に行っておけば良いか、くらいの気持ちでおりました。
後悔…時間が足りない
結論から申し上げますと↑です。北見市の皆様ごめんなさい。ちょっと軽く見ていました。ふるさと納税するのでお許し下さいごめんなさい。
行きたかった場所①北見市立中央図書館
まずバス降りて見渡した時点で驚いたのが、北見駅直結ですごくキレイな中央図書館があったこと！
2015年12月に新築オープンしたそうで、まだ10年経ってないのですね。カフェも併設されていて、すごく使いやすそうでした。サイトも見やすく、館内も居心地良さそうです。中に入る時間はありませんでした。
幼少期、バスで20分くらいのところに中央図書館があったのですが、徒歩圏内の地区センターにも図書館があったので、近くてもわざわざ行くことはありませんでした。大人になって、予約や取り寄せができるとはいえ大体の本は中央図書館に集まるということにようやく気付いた私としては、この駅近の中央図書館は羨ましい限りです。
ちなみに札幌市の中央図書館は、蔵書の質・量、展示には文句なしなのですが、市電に乗らないとたどり着けない、ちょっと中心部から離れたところにあるので若干不便です。もちろん分室が点在してはいるのですが。
行きたかった場所②焼肉屋
正確に言えば一軒は行ったのですが…お昼だったので普通に美味しいお肉…カルビとかハラミとか食べちゃったのです。
北見で食べるなら本来、ホルモン！らしいです。元々は食肉加工場が駅裏にあって、お馴染み”放るもん”を扱うようになってから北見に焼肉屋が増えたそうです。
毎年２月に開催される「北見厳寒の焼き肉まつり」については、道内出身者の声は冷ややかでした。「なんでタレも凍るような中でわざわざ肉食ってんだ」と…すみません笑
ホルモン好きなので食べたかったです…
行きつけにしたいお店も多い！
せっかくの旅行記なのに後悔を先に書いてしまいました。
でも実は、入ったお店、行った観光地、みんな大当たりだったんです！だからこそ移住したくなったわけですが😊ぜひご紹介させてください！
華やかで入りたくなる洋服屋さん「リンク洋品店」
このお店、写真撮ってないんですけど、もう窓越しから楽しげな雰囲気でして。寒空の下、ちょっと静かな商店街に嬉しい暖色の光…木材や、糸巻きに巻かれたカラフルな糸たちが暖かくって華やか…！
店内には、ハマる人はとことんハマるタイプの素敵な服が詰まっています…！
トップ画像もそちらで購入させていただいたワンピースの一部です。全身も見てほしい。だって素敵だから。
旅行中だというのに、なんなら初日だというのに買ってしまいましたよ…。だって二度と手に入らない感、すごいですよね？
スーツケース持ってるし、移動のこともあって15分くらいしか滞在できなかったのですが、お店の人もお話ししやすい素敵な人たちだったし、なんならもう3枚くらい買いたいの見つけてました。
富豪だったら買いまくって郵送頼んでいたかもしれません。それくらい個人的に大ハマりの服屋さんでした。頑張ってお金、稼ごう。
心落ち着くお寿司屋さん「寿司の小林」
1日目のランチは夫が調べてくれたお店、「寿司の小林」さんへ。地元の人おすすめの店らしく、とっても控えめな外観からは一瞬営業中かどうか心配になりますが、ピークタイム以降も開けていてくださる優しいお店でした。
ランチタイムを過ぎていたので、グランドメニューからお寿司の並1,400円を注文。帆立、中トロ、いくらに美味しいエビとイカ。白身のお魚の名前忘れましたが、どれも美味しかった〜
感動したのが意外にもマグロ赤身。「鉄分入ってるな〜！」って感じのしっかり味で最高でした。写真見るだけでお腹空いてくる…
こちらの職人さんたちも和やかでほっこり。程よく世間話に付き合ってくださり、あぁ、この店の常連になりたい…！しんどいことがあってもココでお寿司食べたら頑張れる…と思いました。
食事中にも続々と夜の予約の電話を受けておられました。そこまで大きなお店ではないので、土日に行くなら予約したほうが良いのかもですね。
老舗精肉店が営む焼肉屋さん「パティオ」
先にちょっと書いていた、3日目のランチ（阿寒湖行って帰ってきた日）で行った焼肉屋さんです。自社ビル(多分)をお持ちで、一階に広々とした精肉店、その上の二階に直営の焼肉店というスタイルです。
期待を裏切らないお肉の美味しさ。あっという間に食べすぎて、もはや感想を考える時間を持てなかったです。定食で頼みまして、単品で牛タンも追加！もっと食べたかったですが、バスに1時間半揺られる前にお腹いっぱいにする勇気はありませんでした汗
「北見に住んでたら、ここで食べていってもいいし、精肉店で良い肉買ってお家で贅沢ご飯もできちゃうな〜」と、移住妄想が止まりませんでした。笑
北見ハッカ記念館は癒しスポット
一応、北見といえばのド定番の観光地、「北見ハッカ記念館」にも行ってまいりました！
北見ハッカ、飴やハッカ油で存在は知っていましたが、その発展の歴史を知るとなかなか侮れない…と思いました（何様）。いやあの時代で圧倒的世界シェアって…すごいよなあ。
建物も可愛いし、ずっと良い香りが漂っているし、スタッフのお姉様方もスッとした明るさというか、特別な話はしてない（相談とかね）けどなんでか元気を分けてもらえるような、そういう人たちばかりで、全体的になんだか癒されました。お土産もしっかり買いました。ハッカ羊羹、美味しかったです！
女満別空港から1時間弱。移住したいけど…
そんなわけで、1日目の半日と3日目のちょこっとの時間しかいられなかった北見ですが、予定以上に充実した時間を過ごしてしまったのでした。
リンク洋品店の方ともお話ししたのですが、よく考えたらバスや電車などで札幌から北見に行くより、都内から羽田空港→女満別空港→北見の方がよっぽど早いんですよね。丘珠空港（札幌）から女満別空港でも45分なので、札幌市内の住んでいるところによっては東京からと所要時間トントン…？という。
駅前に図書館あるし、駅のすぐそばに市役所もあるし、自然はもちろん豊かだし、女満別空港までは車でも30分くらいだし、ちょっと行けばすぐ網走で海鮮もあるし焼肉もあるし…学校もあるし。駅周辺は平地なので、運転もそこまで怖くないし。（ペーパーなので山道とかは怖い）
北見移住、全然アリよな…？ってなりました。しばらくの間、北見の物件めっちゃ検索してました。笑
でもね…ようやくタイトル回収ですが、この旅行、北見に着いた瞬間から鼻水が止まらなくなりまして。
普段鼻風邪は引かないし、花粉症もないので、あまりの大洪水ぶりにちょっとビビりました。ポケットティッシュ買い足して、移動中はマスクの中だからと鼻にティッシュ詰めて歩いていたくらいです。頭痛とか熱っぽさとか他の症状はなく、とにかく鼻水が垂れてくる&くしゃみが止まらず。
北海道には杉がないのですが、逆に白樺花粉症があるくらいなので、何かそのあたりに生息している植物が私にとってはアレルゲンだったのか…単純に気温が、札幌よりもさらに寒いというのが私の鼻の限界突破だったのか…真相は謎のままですが、札幌に帰って来たらスッと収まったので、移住しての越冬はちょっと無理かもな…と思ったのでした。
いやーでも、鼻水以外は本当に良いところでした北見！今度はちゃんと目的地として、色々下調べしていきたいです。北キツネ牧場も行けてないし。ロコ・ソラーレ応援してないし。季節が違うとまた体調も違うかもですしね。
次回の共働き転勤妻の旅行記③は阿寒湖温泉とアイヌコタンです！不定期ですがマイペースで更新していきます。
この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか？