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世界のゴルフ動向 その31


1.フューリックとコーワン、ついにコンビ解消

 四半世紀にも及ぶコンビが、ついに別れを告げました。
 現在チャンピオンズツアーで活躍する、ジム・フューリックと、25年間フューリックのバックを担ぎ続けたレジェンドキャディ、マイク・コーワンのコンビが解消されることが明らかになりました。
 タイガー最初の帯同キャディとして活躍、97年のマスターズ優勝に貢献しました。
 99年からはフューリックの帯同キャディに転身、フューリック唯一のメジャータイトルの03年全米オープン優勝をはじめ、数々のタイトルを2人で獲得しました。
 76歳の現在でもバックを担ぎ続けたコーワン、まだまだ選手からオファーがあるのかもしれません。

2.クリスト・ランプレクト、本年度のベン・ホーガンアワードを受賞

 ゴルフの成績並びに学業優秀の大学生に贈られる、本年度のベン・ホーガンアワードに、ジョージア工科大4年の南アフリカ出身、クリスト・ランプレクトが選出されました。
 190cmを超える長身から繰り出される豪快なショットが持ち味のランプレクト。プロの中に入っても遜色ないロングヒッターです。
 現在PGAツアーユニバーシティで2位にいますが、1位のマイケル・トルビョンセン(スタンフォード大4年)に差をつけられ逆転は相当難しい状況であり、このままではプロ転向後コンフェリーツアーからの登場となりそうです。
 しかし実力は折り紙付きのランプレクト、短期間でPGAツアーに昇格することは想像に難くありません。

3.CBSで解説を務めたピーター・オースターハウス、75歳で天国へ

 欧州ツアーで活躍し、賞金王に4度輝き、ライダーカップに6度出場。
 全英オープンは2度準優勝という実績を持ち、選手引退後は長年CBSでゴルフ中継の解説を担当した、アイルランド出身のピーター・オースターハウスが75歳で生涯を閉じました。

4.ミケルソン、引退を示唆?

 今週LIVゴルフが開催されるシンガポール、開幕前のインタビューでフィル・ミケルソンが「正直に言って僕は今53歳で、もう終わりに近づいている」と引退を示唆するコメントがありました。
 ハイフライヤーズのキャプテンを務めながらも、3ラウンドのプレーにも参加しなくてはならないミケルソン。
 50歳を超え、いろいろ体のケアが大変になってきたのでしょうか。
 今後はプレーをしないキャプテンとして、チームを引っ張っていくことが予想されます。

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