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2024PGAツアー RBCカナディアンオープン


1.日程及び会場

〇日程 2024年5月30日~6月2日
〇会場 ハミルトンG&CC(カナダ)
〇全長 7084Y(Par70)

2.結果

優勝 ロバート・マッキンタイヤ  -16
  (PGAツアー初優勝)

2  ベン・グリフィン      -15

3  ビクター・ペレス      -14

T4 トム・キム         -13

T4 ロリー・マキロイ      -13

6  コーリー・コナーズ     -12 

T7 マーベリック・マクニーリー -11

T7 ライアン・フォックス    -11

T7 マッケンジー・ヒューズ   -11

3.親子二人三脚で掴んだPGAツアー初優勝、ロバート・マッキンタイヤ

 親子で掴んだ栄冠は、特別なものでした。
 最終日首位スタートのロバート・マッキンタイヤが、スタートでボギーを叩いたり連続ボギーがありながらもスコアを伸ばし、5バーディー3ボギーの2アンダー68で回り、トータル16アンダーでPGAツアー初優勝を挙げました。

〇両親を呼んで快進撃

 昨年DPワールドツアーから今年PGAツアー参戦を決めたマッキンタイヤですが、米国の水に馴染めない日々が続きました。
 DPワールドツアーでは選手全員が”家族”なのに対し、PGAツアーでは選手のチームで行動するので、選手同士のつながりがないと嘆いてました。
 先月から両親を迎え入れ共に行動することにしたら、トップ10に入った全米プロでは母親の食事があたたかく感じ、再び活力を貰いました。
 そして今大会では父親をキャディに、これで落ち着いたのかピンチになっても動揺せず、好循環を迎え入れることができました。
 優勝インタビューでは「来週のメモリアルを迎える前に、一回実家に戻りパーティーをしたいよ」と話していたマッキンタイヤ。
 家族水入らずの1週間でした。

〇トップ50入り確実、再来週はもっと”大きなパーティー”を

 この優勝で世界ランクが39位まで上がることが確実なマッキンタイヤ。
 再来週にはメジャー第3戦・全米オープンが控えています。
 一足早い「父の日」とはなりましたが、今度は正真正銘本当の「父の日」で優勝といきたいと感じているのでしょう。

4.届かなかったが最終日ノーボギーは立派、次週のメモリアルに滑り込みセーフ、ベン・グリフィン

 最終日マッキンタイヤとの4打差を追いかけたベン・グリフィン。
 1打及びませんでしたがそれでも、5バーディーノーボギーのラウンドは立派なものでした。
 単独2位に入ったことでフェデックスカップ300ポイントを加算でき、ネクスト5の資格により次週のメモリアルトーナメントに出場できる運びになりました。

5.優勝以来のトップ10、足の怪我やキャディ問題も解決しこれから本領発揮、トム・キム

 昨年の全英オープンで足を痛め、そこから調子がなかなか上がらなかったトム・キム。
 シュナイダーズで連覇を達成したものの、そこから調子が上がってきませんでした。
 そして昨年末、これまでキャディだったジョー・スコブロンとの契約が解消し、新たなキャディを探したトム・キム。何とかベテランキャディーとの契約にこぎつけました。
 土曜日曜とマキロイとのラウンドになったのも良かったのか、デビュー時の勢いを再び見せた2日間でした。
 もうすぐ22歳の誕生日を迎えます。これを機に復調したいところです。


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