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第14回:入社後に痛感した「定期面談」のありがたさ

こんにちは、あとさけ@双極Ⅱ型正社員です。前回は障害者と健常者の能力と給与の関係について思うことを書きました。

今回は働き始めて実感した、人事との定期面談のありがたさと、うまくこちらの要望を伝えるために気を付けていることをお伝えしたいと思います。

契約社員とはいえ、週5でフルタイムで働くことが久しぶりだった私の身体には当然のようにいろいろな異変が起こりました。

昼間の出来事が頭をめぐって寝付けない。

寝ても3時5時に目が覚める。

眠れない事でミスをするのではないかと不安になり、イライラしてくる。

普段なら大丈夫なレべルの音や匂いすらしんどくなってくる。

このまま進むと確実にメンタル不調まっしぐらです。何度も経験しているので自分でも自覚はあるんですよね。早めにコントールするためにも主治医に現状を相談して、思っていることを紙に書き出したり、不眠が昼間の活動に影響してないならOKと考えるようにしたりしていました。

それでも、職場のストレスは対応しないと延々続くケースもあります。そのときにとても助けになったのが人事との定期面談でした。

私の場合、入社時に実施要望を聞かれて月1回、30~60分で実施してもらっています。

内容は、服薬や通院の状況に変わりないか、体調に変化はないか、職場でこまっていることはないか……といったごくごく普通の内容です。なんですが、私としてはせっかくのタイミングなので「〇〇さんの香水がキツイからやめてほしい」とか「△△さんにもう少し小さい声で話してほしい」みたいにストレス源をどうにかしたいという思いがあるわけです。

でも、人事の立場に立って考えた時に「要望ばかり述べて対案を出さないやつはウザいな」とも思うわけです。

ですので、定期面談で要望を伝えるときは必ず、極力誰の手も煩わさない形で私が快適に働けるようになる改善案を添えるようにしました。

具体的には「〇〇さんの香水がキツイから辛いんですよねー」ではなく、「今体調が良くなくて、周りの匂いが気になる時があります。その時は打ち合わせブースで仕事してもいいでしょうか?」のような感じです。

工夫の結果かどうかわかりませんが、要望はだいたい通っていますね(調子に乗って会議室で仕事したいと言ったらそれはちょっと……と言われましたが)。

嬉しい変化としては「デスク以外で仕事をしてもいいんだ」という雰囲気が社内にできあがったので、今ではほかの社員も色々な場所にいて私もうまくその中に紛れることができるところです。当初はブースそばを通りかかる人たち皆に「何でここで仕事してるの?」と心配されまくったので(笑)。

自分が働きやすくなるなら、それが誰かに迷惑をかけるようなことでないなら、誰もやっていないからと遠慮せず人事に要望してみることは良い事だと思います。人事もどうしたら長く働いてくれるのかと考えています。障害者が我慢してため込まずに伝えないと、会社にはどう配慮していいか分からないこともたくさんあると感じています。図々しく、ただし配慮はある感じで自分が働きやすい環境を主張していきましょう!大丈夫、多少変なことをしていても「障害者だからね」と皆さん生暖かく見守ってくれますから!!

今回は定期面談で人事にうまく要望を伝えるために私がしている工夫についてお伝えしました。最後までお読みいただきありがとうございました。




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