![noteヘッダー用-01](https://assets.st-note.com/production/uploads/images/14103645/rectangle_large_type_2_1efed58de58f520e63a95c01df740d71.jpeg?width=800)
TokyoDex、“ロゴのプレゼン案”、すべて見せます! 「デザインとアートのちがい」とは? アーティストと企業のエージェンシー。
▲ アーティストと企業をつなぐエージェンシー「TokyoDex(トーキョーデックス)」ロゴマーク。
「多彩な存在感」というコンセプトで制作。
「アート描写と心が動く人」をシンボル化。キャッチーな期待感、可能性の広がりを表現した。
シンボルマークは、様々なアーティストとコラボレーションできる、作品キャンバスにもなる。
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![画像1](https://assets.st-note.com/production/uploads/images/13908108/picture_pc_9c7ca6c1334427ffc2556fa40a7bcec1.jpg?width=800)
![画像2](https://assets.st-note.com/production/uploads/images/13908133/picture_pc_0344a82ac34a4906a31b62278b408086.jpg?width=800)
![画像3](https://assets.st-note.com/production/uploads/images/13908076/picture_pc_42ba3166e7dda1a8e852afba87838996.jpg?width=800)
![画像4](https://assets.st-note.com/production/uploads/images/13908141/picture_pc_66c052eb115fb0b1ef58e912ccaec7bb.jpg?width=800)
![画像5](https://assets.st-note.com/production/uploads/images/13908085/picture_pc_33fd46ddf9fa3d67276ed2debfec4ef2.jpg?width=800)
![画像6](https://assets.st-note.com/production/uploads/images/13908128/picture_pc_b36962ff92f419722f854da9c0370ec8.jpg?width=800)
![画像7](https://assets.st-note.com/production/uploads/images/13908147/picture_pc_b228b2f3474998b20aa4e3b7446e6497.jpg?width=800)
▲ 「TokyoDex」主催イベント、「This&That Café」より。音楽ライブ、ライブペイント。国内外、文化の枠を超えた人々が集まる。
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■ 「デザインとアートのちがい」とは ?
さて、みなさん! 「アート」にどんなイメージをお持ちでしょうか??
私がデザイン専門学生の頃。アート科のI先生がおっしゃっていた言葉。今でも覚えている。
・ デザインは、「生活を豊かにする」こと。
・ アートは、「心を豊かにする」こと。
当時、感覚としてモヤモヤっとしていたことが、クリアになった言葉。
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ビジネス上の「デザイン」は、「クライアント」がいて成り立つ。
「クライアント」の「デザインを通して、こうしたい! こうしてほしい!」 = 「改善・問題解決の要望」といった、「具体的な目的」を形にして、「ゴール」に達成させるのが、デザインの力であり、デザイナーの役割なのだ。
そんでもって、その「目的を形にする力」に「デザインの価値」がある。
それでは、「アート」はどうだろう??
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「デザイン」と「アート」を比較した場合、「明確な目的があるか、ないか」というポイント。
つまり、「アート」には「(これを具体的にこうしてほしい等の)明確な目的」がなく、「描き手自身」のテーマ・モットーにもとづいた、「感覚・表現」を形にする。
この描き手からあふれる、ストレートな「感覚・表現」を見た者は、各々の捉え方によって「心が動く」。喜怒哀楽、考えさせられること。各々の感情が、各々の感性・行動につながる。
受け手それぞれの感覚で、「心が動く」ことに、「アートの価値」があるのだ。(僕の主観なのだ)
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■ 「TokyoDex」の事業内容とは?
……ということを踏まえまして、「TokyoDex」さん、オフィスアートの制作事例をお伝えします。
◎ 「TokyoDex」の制作事例:“オフィス・ウォールアート”!
某企業A社。
A社は、「自社で力をつけた社員が、別会社に移っていく問題」に悩んでいた。「ここで働く、会社としての“付加価値”」を考えた時。
1つの要因として、「“社内モチベーションを上げる”」ことが必須と考えた。ここで働く特別感、気力、誇り……そのような感情をうみだすため、社内に独自性ある壁画(オフィス・ウォールアート)をつくることを決定。
しかし、アーティストとのつながりはゼロ。壁面数・サイズも大きく、誰にどのように頼めばいいか……わからない。
そこで、「TokyoDex」の登場である。
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「TokyoDex」は、様々なテイスト・得意分野をもつ、アーティストたちとつながりがある。
“社内モチベーションを上げる”という“目的”を達成させるため、各壁面に最適なアーティストを選抜。
かつ、全体の世界観にまとまりが出るよう、完成までしっかりとディレクションも行う。
めでたく完成した、“オフィス・ウォールアート”。現場社員からも、「仕事への意欲、気持ちのメリハリ」といった、効果を感じる声が! なんと、離脱数も現象したのです……!!
・ TokyoDexによる、オフィス・ウォールアートの作品例はこちら。
……つまり、「目的」がある中、「アート」を実施。TokyoDexさんの事業、活動内容は、ある意味、とても「デザイン的」だと感じるのです。
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■ 今回のnoteは、「実際のデザイン提案時の資料」をすべて公開します。
さて、今回は、特別に!
「ロゴ制作フロー」を深く深く掘りさげ、「実際のプレゼン提案時の資料」=「コンセプト立案 〜 検証案 〜 展開検証 〜 方向性決定 〜 フォルム検証 〜 ロゴ案決定」までを包み隠さず、すべて公開します!!
題して、「すべて見せます!」の回。えっ。
私とは、資料公開後、下の方でまた会おう!
おい、高速スクロールで進むんじゃないぞ! スクロールする時は、やさしくソフトに。もっと愛してやれよ、お前の相棒、マウスだろ。
それではっ。
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■ 000. デザインコンセプト・提案の流れ
▶ 000_01 :ロゴの「希望の方向性・デザインコンセプト」
![画像8](https://assets.st-note.com/production/uploads/images/13674051/picture_pc_c4bb2394921a05c3f02d2327c7ddc416.jpg?width=800)
![画像9](https://assets.st-note.com/production/uploads/images/13674056/picture_pc_4b5861bb1018c3ec1287f77bd89ca33f.jpg?width=800)
▲ まず、「ヒアリング時に聞いた内容・要望」を整理します。与件の整理、というやつです。
「ロゴを見た方に、どんな印象を感じてほしいか?」という私(デザイナー)の質問に対し、TokyoDex(クライアント)さんから、
・ わかりやすい
・ カッコイイ
・ 面白い
・ ユニーク
・ 良い違和感
……という返答をいただきました。ここまではOK。さらに強い要望として、
・ ストーリーを感じる
・ キャンバスになる、シンプルなベース
・ モーション展開の可能性
……という内容。
これ、MTVのロゴのように、ベースとなるロゴがありつつ、いろんな表現ができるようにしたい!
TokyoDexの強みは、いろんなテイストをもつ、いろんなアーティストとのつながり。つまり、その「特長を具現化する」イメージとして、ロゴをキャンバスに見立て、ロゴの中でアート表現する! そんなロゴ!!
……諸々の要望をまとめまして、出したデザインコンセプトがこちらです。
・ ロゴのデザインコンセプト:「多彩な存在感」
感情、可能性の広がりを感じる“多彩”さ、アイデンティティとしての“存在感”。
「多彩な存在感」が伝わるロゴマーク案を制作する。これが、本プロジェクトのゴールなのです!!!!!
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▶ 000_02 : ロゴデザインの「提案・検証の流れ」
![画像10](https://assets.st-note.com/production/uploads/images/13674059/picture_pc_b6e4749a2caf25053ec7f61ca879b888.jpg?width=800)
▲ 「ロゴ提案方法(見せ方・流れ)」は、プロジェクト毎によって変わってまいります。
◎「ロゴ提案方法(見せ方)」の例:
・ 10案を1枚1枚、「独立した別案」として、見せていくスタイル。
・ “シンボルマークのみ”提案・検証 → シンボルマーク推奨案選抜 → “マーク推奨案とロゴタイプの組み合わせ”提案・検証……と「検証段階を経て」、見せていくスタイル。
……などなど。そして、今回は、「“イメージテーマ”を3方向に分け」提案するスタイル。
◎ 「TokyoDex」ロゴの提案スタイル:「“イメージテーマ”を3方向に分け」て見せる、検証・提案の流れ。
・ 検証001:「モノクロ表現」にて、イメージテーマ“3方向”にもとづいた、 ロゴマークの「構成検証」を行う。(* 「モノクロ表現」にするのは、“形状に注目する”ため)
↓
・ イメージテーマ“3方向”……
…… A方向:キャンバス
…… B方向:タイポグラフィ
…… C方向:グラフィック展開
↓
・ 検証002:ロゴマークの「構成の推奨案」をもとに、「展開検証」を行う。
……というステップを経て、「独自性・オリジナリティ・展開性の魅力」 を検証し、コンセプト 「多彩な存在感」 がより伝わるロゴマーク案(= ゴール)を制作。
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■ 001. ロゴ初回提案
▶ 001_01 : ロゴ初回提案_「A方向:キャンバス」
さて、いよいよ、ここからデザイン提案です!
まずは、イメージテーマ、「A方向:キャンバス」。キャンバス感が伝わる、シンボルマークの提案カテゴリでっせ。
各提案下には、“一言解説”を載せていきます。
「なるほど、こういう意図があって、この案をつくったのか!」とわかると、「このロゴにすべきか、否か」より判断しやすくなるのです。
![画像11](https://assets.st-note.com/production/uploads/images/14104799/picture_pc_ceca1f98b0f101529fd67100c9ea694e.jpg?width=800)
![画像12](https://assets.st-note.com/production/uploads/images/13674075/picture_pc_654cf12e106882eb65cd158a483f46be.jpg?width=800)
▲ 東京からはじまり、 可能性が重なる、 多彩な展開。
![画像13](https://assets.st-note.com/production/uploads/images/13674081/picture_pc_f783a047866fb4711b97a10ffe93b2a1.jpg?width=800)
▲ 多彩なキャンバス、 力強いフレーム、 はみ出す勢い。
![画像14](https://assets.st-note.com/production/uploads/images/13674082/picture_pc_ef1411802569045b72a663ecb2c18e54.jpg?width=800)
▲ フレームの中から見えてくる、 多彩な表現・可能性。
![画像15](https://assets.st-note.com/production/uploads/images/13674086/picture_pc_40b251b693e9515b107a0c9657613240.jpg?width=800)
▲ 直感的にわかりやすいアート、 多彩なフレーム。
![画像16](https://assets.st-note.com/production/uploads/images/13674089/picture_pc_fee9e681e5f4f9ae1b14f1fb1d46b7a0.jpg?width=800)
▲ “東京・D”を重ねる振り幅、 高まる期待感。
![画像17](https://assets.st-note.com/production/uploads/images/13674093/picture_pc_4f70472a330f39b69fe690e20c6f0171.jpg?width=800)
▲ キャンバスとアート的なシズル、 見えてくる多彩さ。
![画像18](https://assets.st-note.com/production/uploads/images/13674095/picture_pc_2bfa717c2d6f470cd685bbaebccea92f.jpg?width=800)
▲ 重なる“T・D”から見えるキャンバス、 多彩な動きと勢い。
![画像19](https://assets.st-note.com/production/uploads/images/13674096/picture_pc_d139101229fdf0de95ce81b947dd62a6.jpg?width=800)
▲ 信頼感の上に成り立つキャンバス、 手堅くしっかりと。
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▶ 001_02 : ロゴ初回提案_「B方向:タイポグラフィ」
さて、ここからはイメージテーマ、「B方向:タイポグラフィ」です。
独立したシンボルマークを存在させず、「文字のみの構成」でコンセプトを具現化するカテゴリです。
![画像20](https://assets.st-note.com/production/uploads/images/13674099/picture_pc_8981ff864719982d7647b35b6e0392f4.jpg?width=800)
![画像21](https://assets.st-note.com/production/uploads/images/13674104/picture_pc_faafd63a7c219ce7b921d7de3c5676bc.jpg?width=800)
▲ 直感的にアート・描写をわかりやすく、 期待感と心の動きを伝える。
![画像22](https://assets.st-note.com/production/uploads/images/13674106/picture_pc_e3f19590c900b457fbc40a598ae98265.jpg?width=800)
▲ 特徴的なマテリアルを組み合わせたタイプ、 表現の振り幅。
![画像23](https://assets.st-note.com/production/uploads/images/13674111/picture_pc_fb5a1722742b2821a7d6516ce54fe417.jpg?width=800)
▲ 直感的にアート・描写表現を伝えるタイプ、 躍動感。
![画像24](https://assets.st-note.com/production/uploads/images/13674113/picture_pc_f2445983314e549f0667c78c6a8d1e46.jpg?width=800)
▲ 動きと魅力あるパーツを重ねて浮かび上がるタイプ、 期待感。
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▶ 001_03 : ロゴ初回提案_「C方向:グラフィック展開」
ここからは、イメージテーマ「C方向:グラフィック展開」。
ロゴ単体での使用よりも、ロゴから「派生して、どんな展開ができるか??」という、展開性を重視にした、提案内容です。
![画像25](https://assets.st-note.com/production/uploads/images/13674115/picture_pc_4864eb281fd3c56eef3df634ee2ab903.jpg?width=800)
![画像26](https://assets.st-note.com/production/uploads/images/13674119/picture_pc_a6a332ac312b66d65d9cb1b5fff8eabf.jpg?width=800)
▲ ベーシックさと違和感の振り幅、 縦横ラインでアートの可能性・広がりを伝える。
![画像27](https://assets.st-note.com/production/uploads/images/13674123/picture_pc_4fd75f4bb3f0036bd92f81abe0c7f108.jpg?width=800)
▲ “T・D”を重ねて成り立つシンボル、 心地良いリズムと存在感。
![画像28](https://assets.st-note.com/production/uploads/images/13674127/picture_pc_991579865b881bd3352036f1e69c8fdb.jpg?width=800)
▲ ストレートパーツから成る漢字・カタカナのシンボル、 キャッチーな印象。
![画像29](https://assets.st-note.com/production/uploads/images/13674136/picture_pc_e5b1f36fbb544ad5ba5fc5a137af10ff.jpg?width=800)
▲ “T・D”の構成ラインは縦横可変なシンボル、 可能性の拡張・表現の振り幅を伝える。
![画像30](https://assets.st-note.com/production/uploads/images/13674139/picture_pc_a08d0be5be4c3c457058cadf17138a02.jpg?width=800)
▲ “ART”の文字が浮かび上がるタイプ、 アートによる発見と心の躍動。
![画像31](https://assets.st-note.com/production/uploads/images/13674148/picture_pc_8a53299f960d21582c9ce6240f9e99f2.jpg?width=800)
▲ 描写イメージを抽象的にシンボル化、 キャッチーな期待感。
![画像32](https://assets.st-note.com/production/uploads/images/13674150/picture_pc_c41bfae6371dce99cff6226f02a2c2b1.jpg?width=800)
▲ 様々な“T”タイプが重なるシンボルで多彩さを表現、 クールな面白さ。
![画像33](https://assets.st-note.com/production/uploads/images/13674154/picture_pc_c7d9f1b8bc74aa8118ca42f4778f70d2.jpg?width=800)
▲ 人とのつながり、 アート的描写、 親しみと派生感。
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■ 002. “ロゴマーク構成の推奨案”をもとに、「展開検証」を行う。
![画像34](https://assets.st-note.com/production/uploads/images/13674156/picture_pc_e416d9b6fe4caa142ad16743c49fa046.jpg?width=800)
![画像35](https://assets.st-note.com/production/uploads/images/13674165/picture_pc_5654c4ad966bea7ac626e26c195ffdb5.jpg?width=800)
▲ 上記、「ロゴマーク構成_推奨案」10案をもとに、「展開検証」を行う。
さらに“決定判断をしやすくする意図”で、このロゴに決まった場合、実際に「どのようなグラフィック展開できるか??」のイメージを見てもらいます!
![画像36](https://assets.st-note.com/production/uploads/images/13674167/picture_pc_f2b90eb6bd082b9ef73b1022a8e7c5a3.jpg?width=800)
▲ ロゴマーク「展開」:検証_001。
![画像37](https://assets.st-note.com/production/uploads/images/13674175/picture_pc_f91398866ec409e0df05739161146172.jpg?width=800)
▲ ロゴマーク「展開」:検証_002。
![画像38](https://assets.st-note.com/production/uploads/images/13674183/picture_pc_91015e442cec4c240b3232285650c78f.jpg?width=800)
![画像39](https://assets.st-note.com/production/uploads/images/13674186/picture_pc_9f8ba053d5e73d24d7a60202d3ef4e4b.jpg?width=800)
▲ 「初回提案ロゴ」の一覧。
……はい! ここまでが初回提案です。
この提案をもとに、クライアントさんから「ロゴ案の選抜、選抜した理由、選抜案をどのように調整したいか??」などの意見・要望をいただきます。
ポイントとしては、初回提案がいきなりゴールにシュートを打つのではなく、「提案内容を種に、意見・調整検証のラリーを経て、明確なゴールに近づけていく」のがいいでしょう!
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■ 003. 調整検証、2回目の提案。
初回提案をもとに、クライアントさんの「ご意見・ご要望」をいただきました! その内容がこちらです。↓
![画像40](https://assets.st-note.com/production/uploads/images/13674187/picture_pc_61e1c50bf37af497735bde0ddf30411d.jpg?width=800)
![画像41](https://assets.st-note.com/production/uploads/images/13674188/picture_pc_4f20757687093e90b88414fd66e42229.jpg?width=800)
▲ クライアントさんからいただいた、「初回提案からの選抜案(上記のロゴ案)・選抜案をもとにした、調整希望内容」。
◎ 選抜案をもとにした、「調整希望・検証内容」。
・ 001 : シンボルマークにより「動き」をつける検証
・ 002 : 「両端の玉位置」の検証
・ 003 : 「ロゴタイプ」の検証
・ 004 : シンボルマーク「フォルム」の検証
……上記4点の「検証 → 推奨案の選抜」を順番に行う!
◎ 検証していく中で、「推奨案を選抜する、判断基準」。
・ 「デザインコンセプト(多彩な存在感)をより感じるか?」
・ 「心地良いカタさを感じるか?」
・ 「構成バランスはより良いか?」
……という 「判断基準」 をもとに、 推奨案の選抜を行うんだ! いくぞ!!
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■ 003_01:シンボルマーク_調整検証:「シンメトリー(左右対称)or アシンメトリー(左右非対称)」 × 「動きを小さく or 動きを大きく」
![画像42](https://assets.st-note.com/production/uploads/images/13674194/picture_pc_7c595f8707926df868c78b2e78b1df41.jpg?width=800)
▲ 検証:A_001:シンメトリー / 動き_小。
![画像43](https://assets.st-note.com/production/uploads/images/13674199/picture_pc_4b72698b18b4cd5a920777ea91a35724.jpg?width=800)
▲ 検証:A_001:シンメトリー / 動き_大。
![画像44](https://assets.st-note.com/production/uploads/images/13674203/picture_pc_53f3b1790cc5e7c1dbc144a46bbd5992.jpg?width=800)
▲ 検証:B_001:アシンメトリー / 動き_小。
![画像45](https://assets.st-note.com/production/uploads/images/13674213/picture_pc_46379b9a8ff12cbab01795447f6a564f.jpg?width=800)
▲ 検証:B_002:アシンメトリー / 動き_大。
![画像46](https://assets.st-note.com/production/uploads/images/13674229/picture_pc_8be0310d295a6e43b69c50ac709da1e2.jpg?width=800)
▲ シンボルマーク_推奨案一覧:より「デザインコンセプト(多彩な存在感)」を感じる、「推奨案」を選抜しました!
「推奨案」は、右上に“赤い四角”がついているマークです。
この推奨案をもとに、両端についている「●」の位置検証を行います! GoGo!!
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![画像47](https://assets.st-note.com/production/uploads/images/13674228/picture_pc_345039d50d45b582f9ca0ef2b909bb64.jpg?width=800)
▲ 検証:002 :シンボルマーク推奨案から、「両端玉位置」の調整検証を行い、さらに「コンセプト」を感じる、「推奨案」を選抜!
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![画像48](https://assets.st-note.com/production/uploads/images/13674230/picture_pc_b62befb81b061b3959b22c1fb303d144.jpg?width=800)
▲ 「検証001・002」を経ての推奨案一覧。
* ここでも、「コンセプト」を感じる、「推奨案」を選抜しましたよ。
各ステップで選抜・推奨された案通しを、さらに比較検証して、「よりふさわしい」と感じる案をどんどん絞っていくのです。
勝ち抜き戦、ならぬ、勝ち抜き選。
そして……上記、残った「推奨_シンボルマーク」 をもとに、「ロゴタイプ検証」を行います!!
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![画像49](https://assets.st-note.com/production/uploads/images/13674233/picture_pc_f850388d48418154d235610f99071884.jpg?width=800)
▲ 検証:003:ロゴタイプ検証:上記画像内、赤印をつけた「推奨ロゴタイプ」 をもとに、「シンボルマークのフォルム検証」を行う。
![画像50](https://assets.st-note.com/production/uploads/images/13674236/picture_pc_19ea9efd3a98d72db976fe3fbaa2d74f.jpg?width=800)
▲ 検証:004_01:フォルム検証_ベーシック。
![画像51](https://assets.st-note.com/production/uploads/images/13674238/picture_pc_fdaf7e4bca4f57bd9178402bedc36eff.jpg?width=800)
▲ 検証:004_02:フォルム検証_エッジ。
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■ 004:ロゴデザイン確定! 改めて、デザインコンセプト。
……そして。
「“形状・構成バランスの心地良さ”はあるか?」「“モーショングラフィックやキャンバスの機能”として適しているか?」などの視点を踏まえ、下記ロゴに決定しました!
ドン!!!!!
![画像52](https://assets.st-note.com/production/uploads/images/14103965/picture_pc_54bac35f49497566b47cd863def151ce.jpg?width=800)
![画像53](https://assets.st-note.com/production/uploads/images/13674242/picture_pc_ef0f67ab34063175450e5fa9b63b413e.jpg?width=800)
![画像54](https://assets.st-note.com/production/uploads/images/14103732/picture_pc_4588fa39438675095d984e565a14046b.jpg?width=800)
▲ 「多彩な存在感」というコンセプトで制作。
シンボルマークは、人・描写・感情等の動きを抽象的に表し、色の変化やビジュアルのトリミング、モーションなどの展開が可能。
アートの可能性と親しみやすさ、ストーリーを感じるロゴマークである。
◎ 「TokyoDex」関連サイト
・ TokyoDex Webサイト
・ TokyoDex Facebook
・ TokyoDex Instagram
・ アトオシ制作事例 TokyoDex
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■ まとめ。検証の繰り返し。「より良い判断」のため、目を鍛える方法とは?
よっ! 今回のnoteは、「『ロゴ制作の途中経過・プレゼン案』を編集・カットせずに、ぜーんぶ見せる!」という意図でやってみました。
いかがでしたか……??
……え? ながい?? その通り!!!!!
「1つのロゴ」を決めるにも、「こーんな(これ以上の)案の検証数があって、文字・形状・色・組み合わせ検証がある」のです。
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制作スタート時に立てた、「デザインコンセプト」の視点で、各検証段階で「より良い!」と思ったのを選抜していって、次の検証ステップに進める。
ひたすら、それの繰り返し。
だからこそ、「意図・意志が練り込まれた、強固なデザイン」ができるのです。
「より良い!」と感じるポイントは、提案前は、ディレクター・デザイナー判断、提案中〜後は、クライアントさんとの協議になる。
その視点は、「普段から、いいデザインを意識して(その形になった理由を考えて)見ているか??」これに尽きます。
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……というわけで、最後に。声を大にして言おう。
* いいデザイン = いいね数が多い作品。フォロワー数が多い人の作品。……とは、限らない。(嫉妬もある😳)
他人の評価数・評価基準に惑わされず(参考にしてもいいけど)、「そのシーンに求められる、正しい評価軸」で、“自分の視点”を信じて、“自分の目”を鍛えておこう。“独自の感性を磨く”ってこっちゃ。
そうしないと、既存のコピー、誰かの二番煎じ、人と同じもんしかつくれなくなっぞ。
そしてそして、「見た数と同じだけつくる」ことが大事。
ロゴ1個を見たら、ロゴ1個をつくる。ポスター1枚を見たら、ポスター1枚をつくる。
「インプット数 = アウトプット数」を同じにする。そうやってはじめて、クリエイティブ脳が発達するのです。(脳科学的にもショーメー)
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最後まで丁寧に読んでいただいた方も、高速スクロールでここまで辿り着いた方も! 心より、感謝申し上げます。ありがとうございます。
うしゃしゃ! また、お会いしましょう!!
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