「年下」に学ぶ。20代に“伝えたいこと”。「運」の方程式!?
■ いつでも、新鮮に。
停滞すれば、純度は落ちる。常に見る対象、見方に変化をつける。いつでも、身も心も新鮮な状態で。いきなり変化はつかない。今日取り入れたとして、変化があるのは3ヶ月後。だからこそ、毎日、毎日。
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■ 感情の起伏。プレゼンシート。
プレゼンシートをつくる。提案内容はできた。あとはどう見せるか。これは映画でいう、撮影が終わった後の編集に似た作業だろうか。
時間優先、完結に見せた方がいい場合もある。ドラマティックに、起承転結を見せた方がいい場合もある。プレゼンシートで、感情に起伏をデザインするのだ。
ここできっと喜ぶだろな、なんてことを考えていると、ニヤニヤ顔がたまにモニタに映ったりして。曲はできた。あとは。ライヴだ。
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■ 「年下」に学ぶこと。「年上」に学ぶこと。
いやぁ〜、すっかり春ですね! 春、といえば、入学シーズン、入社式。いろいろな“スタート”があります。んんん、なにかが始まりそうな予感!
さて、“スタート”があれば、“ゴール”があるわけです。その“ゴール”は各々によってちがう。同じ学校、同じ会社に入っても、人生の“ゴール”はひとりひとりかわってくると。なるほど。
その“ゴール”に向かうために「学ぶ」と。うん。
では、この「学び」。いい時期なので、ちょいと掘りさげてみます。
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まず、「学ぶ」っていろんな意味がありますよね。
捉え方によって、その意味は変わってくる。
わかりやすいのは、「知識・技術・スキル」といったところでしょうか? ううむ、もっと大事な「学び」ポイント、目的。「器を大きくする」こと。これです。
「学び」によって、大きくなった器。ここには、今まで入らなかった、いろんな“モノ・コト・シーンをいれる”ことができます。かつ、“入れようとする”気持ちも芽生える。
ビジネス? プライベート? どっちも問わず。つまり、「新たな視点」。つまり、「人生をより豊かにする行為」。それが、「学び」。おぉ、「デザイン」といっしょやんけ!
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「学ぶ」といったら、基本は「年上」から! みたいな考えがあるかもしれませんが、ノンノン。「年下」からも学ぶことも多い。
んじゃあ、どんなこと学ぶの? ってーと、
……ですね。
私、けっして知り合いが多いわけじゃないので、この年上も年下ももっぱら、クライアントさん関係。……が、私のクライアントさんである、ということは、「なにかしら、デザインを意識している」わけで。
その「意識」をもった視点で、各々のビジネスなり、業態なり、カルチャーなり、興味あることなりを見つめた上での「考え」や「思考」。
これらを面と向かって、聞くわけですよ。しかも、自分と異なる時代・年齢を過ごしてきた脳。いやぁ、めちゃくちゃ「学び」が多い!
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例えば、年上のクライアント(会社の代表)さんからは、現在進行形、成長時期にともなう“今後のビジョン”、“社員さんを鼓舞する言葉”を聞ける。直接、人が関わるし、ビジネス直結なもんで、すべてリアル。
例えば、年下のクライアント(現役大学生)さんからは、本当に流行っているSNSや連絡方法。どんな動画コンテンツか響くか? 面白いと感じるか? “見えざる力や編集のかかってない、生の意見”を聞ける。
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なにが言いたいかってーと、学校・会社に入ったあと、つるむ、接する時間が多いのは、どうしても“同世代”になるかもしんない。
けれど、自分と年のはなれた、「年下」「年上」からもクソためになる「学び」は多いから、意識して接して、「自らの器を広げましょー!」ってことなのです。へぇ〜。
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■ 「貢献」と「我」のアップイコール関係。
さて、新生活。各々の道がスタートしていることでしょう。現在、30半ばの私。エラそうなことが言える身分でもないですが、最近思っていることを。
さて、質問です。
上の3つの状態。どれが一番、「幸せ」と感じるでしょう?(“我”は、“我が強い”の“我”。“自分自身”に重きをおいていること)
もちろん、人にもよりますが。人間の本能、生物学的には、「人に“本心で”喜んでもらった時」=「幸せ」を感じる、とされています。つまり、「貢献」できた時。
となると、「幸せ」とは、私だけが喜ぶよりも、人に喜んでもらった時ってこと? ってことは、「貢献 > 我」!?
んーん。やっぱ、自分も喜びたい。一番の理想は、「自分のやりたいこと(我)」が、イコール、そのまま、「人に“本心で”喜んでもらえる(貢献)」と、めちゃくちゃハッピーですね。
そう、純粋な「幸せ」とは、「貢献 = 我」の状態。
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ここで注意したいのが、「貢献 > 我」から「貢献 = 我」になった! という流れはいいんだけど、「貢献 < 我」から「貢献 = 我」となった……場合……。
例えるなら、今まで続けてきた自己中心的な思考・行動から、我ランクを下げて、人に喜んでもらう、ってなった場合。こりゃあね、「損した気分」になっちゃう。本来、「幸せ」な状態であるはずの「貢献 = 我」なのに、「損した気分」になっちゃうの!
だから、30代になってからも、幸せ状態をキープしたけりゃ、「貢献 > 我」、つまり、ギブ&ギブ&ギブ&ギブ&ギブ……からスタートして、「貢献 = 我」になることを目指し、継続しよーってこったい。
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■ 20代に「伝えたいこと」。悩むこと。頼ること。「運」の方程式!
よーし、それでは。
私がデザイン授業を指導してきた、ユーム学生に向けた、「卒業メッセージ」。この文章、本noteをご覧の方々にもシェアします。
……ん? なんで? いや、昨晩ね、一生懸命書いてユームSlackに投げたんだけど、すでにみんな、ワークスペース退出しちゃったみたいで、まったくメッセージ読まれてないっぽいの! 反応皆無、ノーリアクション!笑
いや、そんでも、「20代に“伝えたいこと”」としては、共通内容だ。
ちょっとアレンジしまして……届け!
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【 20代に伝えたいこと 】
卒業、はたまた、これから入学、入社する皆さまへ。
日々、がんばって打ち込んでいても、ツラく、シンドイこともあるでしょう。むしろ、そんなんバッカかもしれない。
そんな時こそ、一度立ち止まり、「そもそも、5年後、10年後、『自分はどこに向かうため、どんな人間になるため』、今、こんなシンドイ思いをしているんだ?」と冷静に考えましょう。言葉に起こしましょう。
この「本質」を見失うと、必ず、肉体も精神も折れます。だからこそ、向かう「目標」を意識すること、そのために、「具体的な言葉」として話せることが重要です。
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今後、社会を突き進むみんなに覚えておいてほしいことを“3つ”伝えます。
本当に「デザイナーとして強い人」は、「起きている問題の『改善策』を、具体的に提案・実行できる人」、また、「自分の弱さを把握して、『早めに人に相談できる』人」です。
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人が“幸せ”を感じるのは、「人に“本心で”喜んでもらった時」です。
いくらお金を稼ごうが、表現技術・スキルを身につけようが、ビジネスでもプライベートでも「人に“本心で”喜んでもらえない状態」が続くと、一生、幸せになれません(持論ね)。
だからこそ、シンドイ中、20代は「人に“本心で”喜んでもらう」ための力をつけるんです。お金も、より成長できる環境も、「貢献」の優先継続を続けていると、後から勝手についてきます。倍々になります。
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そして、「運」とは、「今までの人生で、自分が『人に行ってきた行為』」に対する、
つまり、「“本心で”自分が人からどう思われてきたか?」……が、今のあなたの「運」を左右する。まぁ、“日頃の行い”ってやつです。
これ、20代じゃなかなか気づきにくいけど、30代入った頃から露骨に表れます。各々の人生に。「あぁ、そりゃあ、あの人はあぁなるよね」…納得の連続。
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私は、ユーム卒業生(本noteを読んでいる方々も!)は、素晴らしい人生、最高の人生を送ってほしい。心からそう思う。
たわいもない言葉だけど、今、伝えられることを伝えました。
ふとタイミングがあった時、ふらっと授業にでも顔を出してください。いろんな意味で充電できるかもよ。笑
ここからが本当のスタート。引き続き、走りましょう。私も走ります。全力で。
ほんじゃ、また! 幸あれ、笑え!!
永井弘人
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……どうでした? 以上が、卒業生にむけた“メッセージ”。なかなか、熱い文章じゃない??
このホットメッセージがねぇ……読ませたい本人たちに、まったく読まれてないの!笑
幸あれ、笑え!! とか言ってる自分が笑ってんの!笑
あれ、笑いすぎて涙が……ヒノキ花粉かな……。
……あ、以上です! ばかやろう、振り返るな! いや、たまに振り返ってもいいよ! ただし、開き直るな!
自身の弱さも肯定した上で、突き進め。それが、強い人間やん。アイ、ドゥ、やん。
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* 2019年7月17日_追記 : 本noteの「動画版YouTube」を公開しました! よろしければ、下の動画↓もご覧いただけると嬉しいです!
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最後までお読みいただき、本当にありがとうございました!!
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