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「日本一、みぢかなデザイン思考」がわかる、エッセイ集

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「日本一、みぢかなデザイン思考」を習得できる、エッセイ集。「デザインを身近に感じ、日常の中にデザインを取り入れたくなる」。そんな気持ちを後押しする雑文たち。グラフィックデザイナー… もっと読む
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#日記

出会い系で結婚した、グラフィックデザイナー。愛を探す、オンラインの旅人。

私はグラフィックデザイナーであり、二児の父でもある。父になるには、当然のことながら、妻がいてこそ。「おいおい、散々、過去のnoteで女性に恵まれないってことを駄弁っておきながら、しっかりと結婚してんじゃねぇか?」 ……ふふ。なめるな。私の妻。どこで出会ったか教えようか? ストレートに、「出会い系」だ。 --- 独立前の前職。忙殺される毎日。唯一、あるかないかの週一休み。日曜。休みはありがたいが、彼女も、気軽に会える友だちもいなかった。さらには一人暮らし、というコンボ。

包茎手術をした、グラフィックデザイナーの話し。平成最後の夏、だから。

いやはや、夏が終わろうとしている。突然で申し訳ないのだけれど、本noteを書いている人物、アトオシとデザイン。略称、「アトオシ」といったら、まず始めに、なにを思い浮かべるだろうか? デザイナー? アートディレクター? 講師やってて、出版もしてる人? ちがーーーう!! 「アトオシ」といったら、「仮性包茎」だろう! --- ……取り乱しました。 さて。“デザイナーの仕事”とは、“デザイン”である。では、「デザイン」とは何か。 これは、いろんな角度で見ることで、様々な答

疲れでちんこが腫れた話しをしようか。

そろそろ本題に入ろう。私にとってデザイン会社、2社目。そこで、疲れのあまり、ちんこが腫れた話しをしようか。まぁ、待て。あせるな。へんな病気じゃない。伝染らないから、もう少し近くで聞きなさい。 --- くる日もくる日も徹夜続き。社内で朝方寝てしまい、出社した人に叩き起こされ、そのまま仕事を続ける……なんてことがざらにあった。疲れでミスが重なり、ミスを補うため、また徹夜。ようやく負のスパイラルから開放された、一瞬。終電で帰る。ろくに晩飯も食べず、泥のように眠りについた。 朝

夏の夜、“切なさ”の理由。「旅と旅行」のちがい。“1人”という贅沢。

8月も後半に入る。夜。切ない風がふいている。そう、夏の夜は言おう無しに、“切ない”。毎年毎年、それはもう小学生から現在にいたるまで。夏の夜は、“切ない”。 なぜ、“切ない” か、考えてみた。「プラマイ0」だからだ。気温と体温。夏の夜は、暑すぎず、寒すぎず、ちょうどいい。ちょうど良すぎる。すると、「あっちぃなぁ〜」とか「ザムイッ」という感覚が一切なく、「本来、考えなくてもいい思考」が頭の中に流れこんでくる。 この「本来、考えなくてもいい思考」こそ、「切なさ」の正体だ。生きる

「サブカルチャー」はなくなった。個々が「メインカルチャー」を持つ時代。「つなぐよ」は、なぜ、「ロゴ制作とストーリー発信」を一緒にやるのか?? 文化と付加価値。

お気づきだろうか。近年、「サブカルチャー」という言葉をあまり聞かなくなった。 「“サブ”カルチャー」は、「“メイン”カルチャー」があって成り立つ。「メインカルチャー」とは、「国民的で、王道で、誰もが知っている文化」。それ以外に位置する、アンダーグラウンド。それが、「サブカルチャー」“だった”。そう、“だった”のだ。 ------------ ------------ ◎ “自分だけが知らない”と恥! 「国民的メインカルチャー」が存在した時代。 1990年代。音楽。オリ

「SHIBUYA109ロゴ_応募作全案」の公開。振り返っての“気づき”。渋谷カルチャー、発信の移行。

こんにちは、こんばんは、おはようございます。アートディレクター、グラフィックデザイナーの永井弘人です。 渋谷の顔、「SHIBUYA109」。カルチャー、ファッションの聖地ともいえる、「SHIBUYA109」。先日、「『SHIBUYA109』ロゴコンテスト」公募の最終候補4案が決まりましたね。 じ・つ・は、この「『SHIBUYA109』ロゴ」、かねこあみと共同制作で、“つなぐよ”として、応募していたんですよ! --- な・ん・と、最終候補には残らなかったのですが(なんじ

「日常とデザインを拡げる雑文集」とは? “ムダ時間”の集大成。

いやぁ〜新しいことに挑戦にするって、ドキドキもんですね。車と同じで走り出しが一番燃費かかります。しかし、それはワクワクロードの始まりなのです。 突然ですが、私のメインコンテンツであり、noteをはじめたキッカケでもある、「日常とデザインを拡げる雑文集」について。 最近フォローいただいた、“はじめまして”の方にも向けて。今一度、想いをこめて、やわらかに解説します。つまり、「『雑文集』の雑文」です。 ----------- 2013年。私がグラフィックデザインで独立してか

日常写真を「デザイナー視点」で一言! 全裸で、人の心が動く。デザインの筋トレ。

さてさて、現在ですね。私のデザイン事例を発信しているWebサイト、リ・ニューアル中でして。その中、ニュースページのかなーり、古い記事。2011年あたりかな。 当時、「日常写真を『デザイナー視点』で一言!」コーナー的なのをやっていました。あ、コーナー名は今つけました。 独立前後の時期。仕事が山ほどあるわけじゃなく、かといって、何もしないのもやさぐれちゃいそうなので、“筋トレ”をしようと思ったんだ。 しかし。ただの“筋トレ”じゃない。「デザインの筋トレ」、だ。 ---

漫画家&バー経営&ゲーム制作「株式会社ナナフシ」、ロゴ制作と“背景ストーリー”。

▶ 「株式会社ナナフシ」ロゴの解説。 「生き様」 というコンセプトで制作。 株式会社ナナフシが今に至るまでの経緯。 これからの展望。そのすべてに、 “機械人形ナナミちゃん”の存在がある。 一筋縄じゃいかない、 曲者の雰囲気を醸し出すロゴタイプ。“インディーズ”という生き方を愛し、 誇りに思い、 ビジネスとしても勝ちにいく。 その背中と切り開く道を示すロゴマークである。 ------------ △ 「株式会社ナナフシ」代表 & 漫画家 & 高円寺「BAR36

「SNS発信」、最近の気づき。成長の“覚悟と本音”。「日本のロゴ&マーク集 vol.5」に、選出・掲載されました!

■ 「アトオシとデザイン」(永井弘人)の制作事例が、「日本のロゴ&マーク集 vol.5」に掲載されました。 「アトオシとデザイン」(永井弘人)の制作事例が、alpha books様より出版された、「日本のロゴ&マーク集 vol.5」に掲載されました。 --- ◎ 掲載ロゴマークデザイン・ブランディング ・ ジャージ女子の写真サイト「tracktop girl」 ・ ベビー&マタニティフォト「mint PHOTOGRAPHY」 ・ 「しゃぶしゃぶ KINTAN 赤坂」

モコモコと妄想すること。気合い・DE・イマジネーション。

暖かくなったと思ったら、また寒くなった。私の家には電気ストーブがある。ファーという音と共に、温風が足下をなでる。前職時代、白山に住んでいた。アパートの1階。部屋が寒くてしょうがない。何より、床が冷たい。外の地面と全く変わらない。靴を履いている分、外にいる時の方が暖かく感じられたほどだ。 つま先立ちで部屋の中をピョンピョンと歩くのだが、床についたほんの少しの足裏面積から僕の体温は奪われる。これはかなわない、ということで近くにあったローソンストア100からスリッパを買ってくる。