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こんにちは🙌
もう12月なんて嘘だろ…と、
時の流れの速さに置いていかれているケイです。
最近はライブの当落発表が多く、ハラハラしております😳

ついに授業も折り返しとなりました!
第1稿提出締め切りも近付いてきて、皆必死に執筆しています…💦



今日の授業内容

前回に引き続き、ハリウッド映画を主軸に
10のストーリージャンルについて学びました。

どうして型を学ぶのかというと、
自分の作品の型を学ぶことで参考になる作品を探しやすくなるし、
広く受け入れられるモデルを理解できるからです。

実はストーリーの「型」というのは、既に出尽くしたと言われています…。
それでも新しい映画が制作されるのは、
既に観たことがある型
今までにない何かを(主人公のキャラクター、時代の流行など)
を合わせているからなんです。
感情は複雑なので、主人公が出尽くすことはないんですね。
このように「型」と「型」をミックスしたりずらしたりすることで、
新たなストーリーが生まれるのです!

今回はこのようなジャンルわけで学びました!👇

【1.家の中のモンスター】
該当作品:『ジョーズ』『エイリアン』『ジュラシック・パーク』
(モンスターは怪獣やお化けではなく人間なこともある)
内容:モンスターの出現による緊張感・緊迫感
ポイント:密室である→部屋の中、海上の船内
(先生は
日本の特撮作品は密室ではないように思うが、
「国土が狭いので人口過密地域に怪獣がいる」時点で、
密室に似た恐怖があるのでは
と考察されていました。)

【2.金の羊毛】
該当作品:『スター・ウォーズ』『オズの魔法使い』『千と千尋の神隠し』
内容:非日常や異世界に行って、宝ものを得て成長した姿で返ってくる
ポイント:宝ものは目に見えない→本来の目的と違うものが手に入ることも

【3.魔法のランプ】
該当作品:『マスク』『恋はデジャ・ブ』『デス・ノート』
内容:平凡な主人公が特殊能力を手に入れて翻弄される
ポイント:ランプは物質とは限らない

【4.難題に直面した平凡な奴】
該当作品:『ダイ・ハード』『逃亡者』『新世紀エヴァンゲリオン』
内容:平凡な主人公が知恵やアイデアで難題を乗り越える
ポイント:主人公と難題のギャップ

【5.人生の節目】
該当作品:『スタンド・バイ・ミー』『レスラー』『ALWAYS/三丁目の夕日』
内容:特定の時間を切り取って、人間模様を繊細に描く
ポイント:二度と戻らない日々

【6.バディとの友情】
該当作品:『E.T.』『ローマの休日』『バクマン。』
内容:二人の主人公がぶつかることで、各々の人間性が浮き彫りになる
ポイント:友情も恋愛も、人間も異種もアリ

【7.なぜやったのか?】
該当作品:『チャイナ・タウン』『大統領の陰謀』『告白』
内容:犯人が誰かを当てるというより、何故そうなったのかを解き明かす
ポイント:推理ものではない

【8.バカの勝利】
該当作品:『Mr.ビーン』『チャップリンの黄金狂時代』『男はつらいよ』
内容:おバカな主人公が最後までそのキャラクターを貫き通す
ポイント:主人公のキャラクターが肝

【9.組織の中で】
該当作品:『カッコーの巣の上で』『ゴッドファーザー』『アウトレイジ』
内容:構造や関係性の面白さを描く
ポイント:階級も人間関係もある種の組織である

【10.スーパーヒーロー】
該当作品:『スーパーマン』『バッドマン』『ビューティフル・マインド』
内容:他の人にはない力を持っている主人公が、その力のせいで翻弄される
ポイント:超能力とは限らない

人気の作品は、特定のジャンルのみではなく
複数のジャンルを盛り込んでいる場合が多いです。
そうすることでストーリーに深みが生まれるんですね。

今回は、授業課題として、このジャンルを踏まえた上で
1.自分の執筆しているシナリオはどのジャンルなのか
2.別のジャンルに変更する、またはミックスするとどんな内容になるか
を検討しました。
(2番は悩んでいる人も多かったです…各言う私も)

今日の授業内容を加味し、
納得のいくシナリオが執筆できるよう頑張ります!


最近観た映画

11月は
・『スズメの戸締まり』
・『線は、僕を描く』
・『ある男』
を観ました。
どれも面白かったのですが、特に印象に残っているのは『ある男』です。
(と言いながら「新海誠本」を手に入れたし、
『線は、僕を描く』の企画展に行きました💁
どちらもいい勉強になりました!✨
↓企画展の写真です)

横浜流星演じる青山霜介が描いた椿
企画展が開催された百段階段


話を『ある男』に戻しましょう。
ミステリー好きの人間として、
映画館で初めて予告を観たときからこれは是非観たい!と思っていました。
しかし、いざ観始めたら「そっちがメインストーリーなのか!」
と驚きました。
いい意味で「えっ…?」と思う展開が多く、
全体的に静かに進行していくにも関わらず
最後まで心が落ち着かない作品でした。
この作品は授業のジャンルわけでいくと
7.なぜやったのか? になるかと思います。
(ネタバレはしていないはず!笑)

演技も非常に繊細でした。
夫が全くの別人だった、という非日常的な設定ではあるものの、
それを通すことで見える主題と向き合わざるを得ない苦しさ、惨さが
丁寧に紡がれていました。
中でも安藤サクラさん演じる谷口里枝の息子、
悠人を演じた坂本愛登くんの演技が心に刺さりました。
なんと私の7歳下! …はぁ、びっくり。

私が観に行った日はスクリーン内に同世代の人は全然いませんでしたが、
社会人になって多くの人に関わる前に観るべき作品だと思いました。
もし、気になっているけどまだご覧になっていないようであれば、
是非観に行ってください!是非!😆


いよいよ寒さも本番。体調管理には気をつけていきましょう🤧!
ではまた来週👋

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