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11月22日独り言朝刊ニュース

ボタンの日。日経新聞の朝刊から気になるニュースを抜粋。

"バークシャー、保有6%超えに"

 21日、ウォーレン・バフェット氏率いるバークシャー・ハサウェイが、三菱商事や三井物産、伊藤忠商事などの国内5大商社株を買い増し、保有比率が6%を超えたことが分かった。バークシャーはエネルギー企業への投資を増やしているほか、米国偏重の組入を見直そうとしている。円建て社債の発行による資金調達計画も明らかになり、日本株買い増しへの期待は根強い。
 バークシャーの米完全子会社ナショナル・インデムニティー・カンパニーが関東財務局に同日提出した変更報告書で明らかになった。三菱商事の発行済み株式数に占める保有割合は、14日時点で従来の5.04%から6.59%に上昇した。三井商事や伊藤忠商事、丸紅、住友商事の保有比率も初めて6%を超えた。直近株価で換算すると保有価値は総額で1兆6,000億円に達する。
 2020年8月31日、バークシャーは初めて5大商社株の保有を公表した。丸紅や三井物産の物価は取得公表から約5倍になった。5社の平均上昇率は85%になる。日経平均株価やS&P500種株価指数の上昇率を大きく上回り、バフェット氏の目利き力が発揮された。
 バークシャーは今回の商社株買い増しについてコメントしていない。20年8月の声明では「日本株を長期的に保有する意図がある」と説明した上で、商社株の保有比率を9.9%まで拡大する可能性があると述べた。

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