見出し画像

12月日独り言朝刊ニュース

人類初の友人動力飛行に成功した日の12月17日、日経新聞の朝刊から気になるニュースを抜粋。(年末のバタバタで何日か更新できなかったので気持ちを入れ替えて)

"貯蓄から投資、NISA恒久化"

 2023年度与党税制改正大綱は、貯蓄から投資への流れを後押しするためNISA,を恒久化し、非課税期間を無期限にすることを決めた。年間の投資枠は倍以上の計360万円に拡大する。
 NISAは投資信託に限ったつみたて型と、国内外の上場株に広く投資できる一般型がある。それぞれ42年、23年までの時限措置だったのを24年1月から恒久化する。非課税の保有期間もそれぞれ20年、5年から無期限にする。
 年間投資枠は、つみたて型が新規買い付け額で今の120万円、一般型は2倍の240万円に増やす。生涯投資枠は買い付け残高で1,800万円とし、評価益は含まない。
 かねて指摘される税負担の不公平感の是正も進める。現在は所得が1億円を超えると税負担率が下がる「1億円の壁」がある。特に所得が50億円超〜100億円の層の所得税と社会保険料よ負担は17.2%で、300万円超〜400万円の17.9%よりも低い。富裕層は株式や土地・建物の売却益など税率が比較的低い所得が多いためだ。
 新たに所得30億円超えの富裕層に追加負担を求める。所得から3.3億円を引いた上で22.5%の税率をかける。これが通常税額を上回る場合に差額を徴収する。25年から適用する。200〜300人が対象となる見込みだ。
 リスクをとって起業したような富裕層の成長の芽を摘まない制度も併せて作る。個人投資家が上場株などを売却してスタートアップに再投資をする場合、売却益を20億円まで非課税とする。

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?