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持ってない奴の毎日(1等賞)
私はいつもあなたのいちばんの理解者で、あなたがいちばんストレスなく触れられる相手で、あなたがいちばん心穏やかでいられて、あなたがいちばん気を遣わない相手でいようと、そうしていちばんを重ねていけば、いつかあなたが私をいちばんに選んでくれると、思っていたけれど。
そうじゃない毎日と、そうなれないことを目の当たりにして、選ばれない日々を過ごす度にしんどくて。選ぶ立場はずっとあなたで、それっておかしいよね?
ああ、綺麗な言葉で書くのやっぱ無理。言わして。
いつまでもホイホイ後ろついてくる馬鹿な女だと思ってる?不正解、残念でした。
馬鹿にさせてあげてるの。知らずに馬鹿にしてくるの、本当馬鹿みたいだよ。
私が居なくなってもいいみたいな顔するくせに、他の男と会ってるの知るとあからさまに態度に出すのやめな。
それを無視する選択肢も私にあることを忘れないで。
私はお前のもんじゃない、なぜならお前が自分のものにしてくれないから。
でも結局、もっと優しくてもっと格好よくてもっと私を愛してくれたとしても、私はお前がいいって言うと思ってるでしょ。
ばーか。そのフェーズはもうとっくに終わりました。
私だって愛されたいよ。殺したい。
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