見出し画像

曲と映像の制作/スタジオ整備

まずは動画を紹介しておこう。

今日はドラムやギター、ピアノを収録して編集した作品だ。映像はiPhoneおt鏡を使って撮影した。中でなっているシンセの音はProphet-10にNightskyを通した音。ドラムは一度録音したものの前後を編集で移動させたり逆再生させるなどしている。ギターはAbletonのSamplerに取り込んでいる。同じループの中でピアノやシンセは異なるパターンを演奏している。同一のものと異なるものの組み合わせ。

続いて日記を書こう。

朝はだいたいいつも通り。今日はスタジオの整理などをメインに行った。壁に吊り棚を設置したり、笛をかける鋲を刺したりなど環境整備がメインだ。吊り棚は旧居のスタジオでも使っていたもの。オランダ製の黒のスティールだ。今回は壁が木毛板なので壁にネジを打ちそこに引っ掛ける形になる。細めのドリルビットを使い電動ドリルで下穴を開けてそこにネジを入れる。木毛万能らは下地があるので強度はバッチリだ。そもそも吊り棚なのでそんなに重いものを置くわけではない。釣り棚の好きなところは、部屋の上部空間を有効活用できるところだ。壁に表情が生まれるところも良い。前のスタジオには3台の吊り棚を設置してそこに小さな楽器類やペダルエフェクタなどをおいていた。今のスタジオは広くなったのでそこまで壁を活用して収納を圧縮する必要はない。造作の棚があるためそこにシンセ類を置くことができる。

工事系の作業をしたあとは制作を進めた。マイクの微妙な位置どりで録れる音が変わってくる。離せば空気感が増すし、近づければ生々しい。ドラムをとったついでにオーバーヘッドのマイクを使ってギターも録音した。オーバーヘッドのマイクは可動式のアームにつけているのでちょっと引っ張って近づければドラム演奏用のスツールに座ったままギターも収録できる。録ったギターはサンプラーに入れてループさせる。コード弾きした音をサンプラーに入れると一つのコードを並行移動させることになる。また音高で再生速度も変わる。この再生速度の違いがある種のグルーヴを作る。速い、ゆっくり、速い… のような。

Abletonで先ほどとったドラムパターンを編集する。ギターのループも並行して並べる。そこにピアノやシンセの音を重ねていった。ピアノはループするフレーズと別のフレーズの二つ、シンセもその場で即興演奏してループしない。繰り返すものと繰り返さないものを共存させる。

曲が一通りできたので次に映像制作に取り掛かった。万華鏡用のミラーを使ってiPhoneでさまざまな写真や動画を撮影して映像素材を作成した。Premiereに先ほど作った曲を書き出したデータと動画素材を取り込み編集した。ジェネ系でタイミングをビシッと決めるタイプのような曲や映像ではないから緩やかにフェードインフェードアウトするようにした。

夕方出来上がったものを投稿した。その後は炊事などなど日々の諸々をこなした。映像を作る一手間が入ると大変だけれども、作っている時の楽しさや充実感がある。

さて、明日は何を作ろうか。


いただいたサポートは新規コンテンツの制作に使わせていただきます!