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夫婦生活に満足するのはどんな性格のカップルなのか

「コロナ禍で性生活はどう変わった?実態調査してみた」という記事を見つけました。800名以上が回答した調査結果なのだそうです。

どんな調査結果なのか,簡単にまとめてみたいと思います。

変化はある?ない?

◎パートナーと同居している場合「セックスの回数に変化なし」と答えた人が大多数。回数が増えた人は22%
◎同居していないカップルでは49%がセックスの頻度が減ったと回答。
◎具体的には,「パートナーとそもそも会うことができない」「感染が不安」「一緒にいてマンネリ化」「意見が対立」などが要因にある。
◎男性のほうがやや感染リスクを気にする傾向にあるが,男女とも半数以上が「外出自粛中のセックスについてはパートナー同士で話し合って決めるべきだ」と回答

実際の人間関係が制約される中で,パートナーとの関係をどのようにしていくかということも,ひとつのおおきな問題だということがわかります。

性生活と性格

パートナーとの性生活に満足するかどうかは,夫婦のパーソナリティに関連するのでしょうか。

自分の性生活の満足度は,「自分の性格」と「パートナーの性格」のどちらに関連すると思いますか?結果を予想しながら論文の内容を見てもらうと,よいと思います。

この論文です(Who is having more and better sex? The Big Five as predictors of sex in marriage)。では,内容を見ていきましょう。

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