痛みに強い人の特徴

子どもを育てていると,「痛い!」と訴えてくる子どもの痛みの程度がなかなかわからなくて困ることがあります。先日も,学校で足を打って「痛い!」と訴えることどもを連れて整形外科に行きました。診察室に入って動かしてみてもたいして痛くなさそうで,「いちおうレントゲン撮っておきます?」と聞かれて撮ったのですが,何も異常がありませんでした。「そのうち治ると思います」ですって。

これ以外にも,これまでいろいろな出来事があったのですが,どうもちょっとしたことで「とても痛い」と感じるようで。

皆さんは,痛みを感じやすいほうですか?それとも感じにくいほうでしょうか。

そしてそういった個人差は,何か心理学的な差に関連するのでしょうか。

痛みに耐える研究

痛みに対する耐性と,反社会的なパーソナリティとの関連を検討した研究があります。この論文(Examining the relations among pain tolerance, psychopathic traits, and violent and nonviolent antisocial behavior)です。

ここから先は

1,169字
【最初の月は無料です】心理学を中心とする有料noteを全て読むことができます。過去の有料記事も順次読めるようにしていく予定です。

日々是好日・心理学ノート

¥450 / 月 初月無料

【最初の月は無料です】毎日更新予定の有料記事を全て読むことができます。このマガジン購入者を対象に順次,過去の有料記事を読むことができるよう…

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?