さんま塩焼きとナスの大葉みそ炒め

細くて小さいよなァ

津軽の郷土料理なのだとか。滋味だねェ

今日昼間にやっていた「土を喰らう十二ヵ月」を観た(仕事しろ)
上映していたのも観たが、やはり好い映画だった。
キャストもいいし本もいい。
主役のツトム(水上勉)：沢田研二が料理をするシーンが多くあるのだけど、それらを手掛けたのは土井善晴さんだという。
土を喰らうというだけあって、畑を耕し、山を歩き、旬を掘り出して、簡素な手順で食うという、普段油まみれなものばかりを食っている身としては、新鮮で、また少し羨ましくもある献立であった。

葬式のシーンがあって、そこでツトムが料理を振るまうのだが、そのシーンでナスをみそ炒めにするものがあって、今日はそれを作ってみた。
ナスをごま油で炒め、そこに味噌と酒、砂糖を加えて炒め、最後に大葉を千切って和える。
シンプルだが、これが実に旨かった。
サンマが少し残念だっただけに、何とか夕餉の面目が立ったというものだ。