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沼サン

別にヌマタさんとかを呼んでいるわけではない

もう7、8年前にもなろうか、料理レシピでは頻繁に登場していたのが「沼サン」である。

まぁサンドイッチというのは基本的になにを挟んでもイケるのではないか、という発想があるので、このくらいでは驚かない(笑)
チーズ、ベーコン、キャベツ、玉ねぎ。
そりゃ旨いに決まってるのだ。

昨日夕飯に出したキャベツの付け合わせが残ってしまったので、久しぶりに沼サンにすることにした。
残り物なのでひと晩冷蔵庫に置いておいたこともあって水分が適度に抜けて具材にしやすい(マヨネーズと和えるので水分が多いと「水と油」状態になって気持ち悪い)
量的に実際はこんなもんじゃないのだけど、まぁそこはあまり物ってことで。
本当なら食パンにしたいが、手元にないものをグダグダ言ってみても仕方ないので、いつものパンでやるのだ。

流行っていた頃に何度か作ったので手順は覚えている。
と言ってもキャベツとマヨネーズを和えるということ以外に、さしてやることもなく極めて簡単。
残る問題は、いかにこぼさずにキレイに食うか、という点だけだ。
これは具の多いハンバーガーと一緒で食うときに、どのくらい圧縮するかにかかる。
こんなもんどうやって食うんだ?的なハンバーガーやサンドイッチは世に数多あるが、ナイフで切ったりするのは旨さを損ねる気がしてならない。
ああいうのは本来片手で食うものであって、そこが旨さの一端ではないかと思うのだ。
なので口に運ぶ直前に両手(この時点で矛盾が生まれているが気にすんな)で「ぐしゃっ」とつぶして、然るのちに口を「がばっ」と開けて、なんなら半分くらいに一気にいく感じで食うのだ。
無論口に入れたら喋ることはまかりならない。
ひたすらもぐもぐする。
まぁ喋るどころじゃないけどね。

久しぶりに食ったが旨い。

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