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今日こんなものを食った234

「ねこまんま」はどんなものを想像されるのだろう。
みそ汁などをごはんにかけたものと鰹節をごはんにかけたもの。
他にもあるかも知れない。
どうも、その認識は色々あるようだ。

ぼくは鰹節をごはんにかけてしょうゆを垂らすものを「ねこまんま」と呼んでいて、みそ汁をごはんにかけたものは「いぬまんま」と認識していた。
「いぬまんま」というのはあまり聞きなれないかも知れないが、昔、少なくともぼくが小さい頃はペットフードなんていうのは、ぼくの住むあたりでは見かけたことがなく、だいたいごはんにみそ汁をかけたものを与えていた。
ぼくのウチは、ぼくが幼稚園に入るくらいまでシェパードがいて、彼も同様のものを食っていたし、隣の家の「リュウ」という大型犬も同様だったから、それを「いぬまんま」と呼ぶのになんの疑問もなかった。

まあどちらにしても「お上品」な食い物ではない。
残りもののみそ汁を、これまた残ったごはんにかけて、ささっとかき込む。
商売なんかをしている家の昼ごはんなんかは、だいたいそんな感じだったように思う。

大人になってからは、大学生のころによく昼飯を食いに行った学校近くの喫茶店ランチセットに「満腹セットC」というのがあって、それはレギュラーサイズの焼きそばとみそ汁、それに焼きそばと同じサイズの皿にごはん。それには鰹節がまぶしてあって「ねこまんま」とされていた。
それがねこまんまとの邂逅であった。

さらに近年に至り、この動画を観てから思い出したりしていた。
正確には「ねこまんま」ではなく、ぼくの認識の「いぬまんま」に近い。

なかには、この食事を再現する人がいたりする。

前置きが長くなったが、今朝は昨日のみそ汁が余っていたので、同じく残った「五穀米」に潔くぶっかけて焼いたししゃもを乗せた。
天かすとたまごも加えたから、ずいぶんごちそうになっている。

見た目はアレだが、日本人には馴染みのある味である。まずいはずがない。

疲れていたのか(この2日くらいで7時間くらいを運転している)、昼前に寝てしまい昼飯を飛ばしてしまった。

晩飯は「鶏だしラーメン」を作る。
鶏むね肉を煮込んでスープを仕込むのだが、これも時間に余裕のある時にしか作れない。

煮込んだ鶏はそのまま鶏チャーシューに。
あとは小松菜や冷凍餃子、搾菜、小松菜、メンマなど盛りだくさんである。

ごちそうさん。

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