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役行者様に会いに行きました👍

役行者様とは、この間のつぶやきにも書いたが、修験道の開祖として、その道の方からあがめ奉られている人物である。でも、その生涯はかなりミステリアスというか、詳細を語るものがあまりなく、謎多き人生を送ったとされる不思議な方であられる。特にそれら修行により得た神通力の能力は凄まじく、天朝から恐れられ、流刑された際、その島では水くみや薪割りなどを鬼神にやらせ、背けば彼らを呪術で縛り上げるなど、とにかく、彼が会得した神通力の凄まじさは本当であったようだ。で、その彼の像に会いに埼玉は越生まで、嫁とともに行って来のだった。その場所は、ぼくの好きな越生の黒山三滝の裏山にあり、実家から高速合わせて約1時間で行けるところにあった。朝9時半、黒山三滝に到着し、黒山三滝から、登山スタート。結構、傾斜が強かったが、杉の葉が落ちた山道はフカフカでかなり歩き安く、約1時間は登ったろうか、山の尾根に出たかと思ったら、なにやら、どこからか、人らしき声が聞こえて来た。嫁に「なにか、人の声が聞こえないか??」嫁「人間の声に似た鳥の鳴き声じゃないの??」自分「いや、確かに人の声だ。しかも、なんか念仏みたいなものを唱えているような・・・」嫁「???」。ともすると、その尾根から視界が広がったと思ったら、目の前に役行者様と思わしき像が、尾根の上に剥き出しとなった岩山に囲まれて鎮座しているのが見えた。と、同時に、それを取り囲み、呪文を唱えているような集団がいた。そのいでたちを見ると、山伏の格好をされているので、修修験道者数名とその信者さんと思われる方、数名が役行者様の像に向けて、熱心に念仏を唱えていらっしゃっているようなのだっだ。ぼくはそれら敬虔な行為を見ていいものなのか、でも、見たいので、彼らの邪魔をしないよう、かなり、後ろからでも眺めさせて頂こうかなどと悩んでいたら、好奇心旺盛な嫁は、それらぼくの謙虚な思いをよそに、どんどん彼らに近づいていくではないか。ぼくは自分の好奇心にも負け、彼女の後を追い、彼らと同様、役行者様の像に手を合わせ、彼らの儀式をその後ろから見させて頂いたのだった。儀式は最後に山伏特有の法螺貝を吹く音で終わった。まわりの山々に響く法螺貝の音。そのあまりにもの非日常っぷりに、少し呆気にとられていたのだが、その信者と思わしき年配の女性が近くにいたので、儀式の後にご挨拶をさせて頂いた。70代頭と思わしき年齢のどこか品のあるその女性がこれら儀式について少し教えてくれた。これら儀式は毎月12日にみんなでここに来てするそうで、どうやら、昔、役行者様の像などが誰かに荒らされたことがあったらしく、それらのパトロールを兼ねていらっしゃっているとのことだった。しかし、こんな偶然ってあるか?と思ってしまった。毎月12日にしかもこの時間にそれら儀式に出会えるなど、確率的にもなかなかなものである。この間も高尾山に嫁と行った時に、滝行をされる方に出会い、嫁などは何度も高尾山に行っても、そんなのはじめてと言っていたが、「あなた修行しろ、ということじゃないの?」などと冗談を言う始末。ぼくもその話にまんざらではなかったが、こんな山奥でそんな儀式にも出会え、やはり、なにか修験道にさらなる親近感を覚えてしまったのだった。しかし、役行者様の像の頭を折るなどと、本当に人間とはげに非道なことをするものである。彼は神ではないものの、それらを冒涜するような行為を平気でするもので、なんともいえないような複雑な気持ちになった。彼らの儀式が終わったので、ぼくらもその後、ぼくらの目的でもあった役行者様にご挨拶をさせて頂いたのだが、その役行者様の顔は嫁が言っていたが、不動明王のように「クワッ!」というような険しく人を睨みつけるものではなく、とてつもなく優しい表情をされているのに、さらに癒やされた。彼は何を思い、この道を説かれたのだろうか。説いた、というよりも、その道を自ら選ばれたのだろうか。それは彼のみぞ知るところなのだが、ぼくにとって彼の存在は、スーパーヒーローなのだった。だって、その神通力で鬼神を自分の手足のごとく操れる人間など、彼以外に聞いたことがない。ぼくらは彼の像を後に山のゴミを拾いながら山をもう少し奥まで散策をし、手頃な尾根を見つけ、軽めの昼食をとり、天気予報通り日が出てきた午後、越生の巨石や渓谷に癒やされながら下山したのだった。来年7月にフィリピン沖に隕石が落ちてくるという噂があるが、世はイスラエルがイラン大使館を誤爆?し、また、イランがそれに対し報復するようなきな臭いニュースもあったが、それら人間の愚行にそれら天災が見舞われるような時代に突入してしまったことを、また、人間はここに来て失敗してしまったのか、などと複雑な気分となり今回の旅を終えたのだった。これに役行者様の神通力が効いてくれればいいのだが・・・。どうか、世界がもう少し平和になるように、祈るばかりである。やはり、これら田舎に移住しなければ、と、再度、思った小旅行であった。これを読む皆さんも、是非、それらに気をつけてくださいね。皆さんが心、平和であられますように・・・。


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