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変化、変容を受け容れる

今日から9月ですね。2021年も残すところ4ヶ月となりました。8月は私にとって怒涛の1ヶ月となり、悲しみとの背中合わせに自問自答の日々でした。まだ整理はついていませんが、魂に深く突き刺さったことは「覚悟」。

家庭環境に恵まれずホームレス中学生をした事もあり「私は前世で何をしたんだろう・・・」辛く苦しい思いが湧き出す度に何気なくこんな事を思っていました。様々な環境の中で「負けたくない」という気持ちだけで生きてきた以前の職業は、大型ダンプの運転手。そして、ある日をきっかけに精神世界へと入りヒプノセラピストへと転身しセカンドステージに立ちました。サロンを開業してから、自分ときちんと向き合おうとしているクライアントと共に学びながら今日まできました。ヒプノセラピストとして5年を迎えた現在、これから解消していく本題かも知れないと思っていた矢先の出来事。息子が突然この世を旅立っていきました。27歳・・・自殺でした。頭ん中がグチャグチャで理解が出来ず、まさか我が子が?!何でこんな道を選んだのか?!と毎日考えていました。息子と対面できない期間は無情にも?予約がつまっていて悲しみに暮れる時間はなく、ただただ眠れない毎日が続きました。1年ぶりに会う息子と対面できたのは発見されてから10日が経っていました。奇しくもその日は私の誕生日だったのです。変わり果てた息子の姿はただの抜け殻にしか過ぎませんでした。悲報の知らせを聞いてから2日後、気持ちが少し落ち着いたときだったのでしょうか、ふっと聞こえてきた言葉は「自殺を選んだのは後悔していない。でも生きている時にやってきた事は後悔してる。お母さんの元に産まれた事は後悔していないよ。ありがとう」

息子の魂が語りかけてきた瞬間、私は号泣しました。ありがとうなんて言ってもらえる親ではなかったのに・・・と。

私のカルマの影響もあったと思います。勿論息子自身のカルマもあったでしょうが、こんな旅立ちかたはなかったんじゃないの?!と未だに思うのです。この大きな悲しみが痛みが何を意味しているのだろう・・・と問いかけてきたここ数日の中で、気づいた事は「責任と覚悟」

今生に生まれ持ってきた自分の使命と役割を、本気で果たせるのか?覚悟はあるのか?とお尻を叩かれながらも、私はまだ自我に囚われていたようで甘く受け止めていたんだと思います。悲しみは新たな世界へ運んでくれる第一段階です。2年前には愛してやまない愛犬の急死。昨年9月は母が急死。そして息子。全てが突然に私の前からいなくなってしまいました。ですが、その度に人生が大きく変化し立ち入ったことのない新たな世界へと導いて頂きました。宇宙からすれば全ては必然的に起こされた出来事。張り裂けそうな痛みと悲しみを体験しないと気づかない私の自我があっての事なのでしょうと思いつつも、どうしようもない様々な感情と葛藤する日々が続いています。

分離してしまった魂の記憶。全てを受け容れ変化変容することを自分に赦してあげよう。少しずつ少しずつでいいから・・・

全てはひとつ。全ては愛なのだから。

最悪は最善 ~ダンプ乗りからヒプノセラピストへ~

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