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【経営の話】やりたい事を突き詰めると案外辞めても良い事が多いと気付きました。#319

皆様、こんにちは。
佐伯です。

昨日からの体調不良もよく寝てよく食べていると良くなってきました。
でも、こんな感じで最悪の体調から尻上がりに良くなっている時に多めに仕事をしてしまうと逆戻りになってしまうことが往々にしてあります。
焦らず、ゆっくりと体調を整えて行きたいと思います。


今回はやらないことの大切さについてです。
何度かこのnoteにもテーマにしたことがあります。

私も日本人なので良く分かりますが、気質なのか教育の賜物なのかは分かりませんが目の前のタスクを全てキッチリとこなす事がとても大事な風に考えがちです。

ですが、上記の記事にも書きましたが1日はとても短いです。
したい仕事もあれば、したくない仕事もあります。
家族との時間も欲しいですし、趣味の時間やダラダラと無の時間も欲しいです。

思うのですが人間はそこまでストイックな心の在り方には適さないのでは無いかと思います。

一見ストイックに仕事をこなしている人も蓋を開いてみれば、単にその仕事が好きで熱中していただけとか大いにありうる話です。

好きこそ物の上手なれ」と昔の人は上手に言い表したと思います。

好きだからこそ時間を忘れて没頭し、掛けた時間と労力に比例して習熟度が高まりますからね。

周りの人から見れば「なんてストイックな人なんだ」と思われるかもしれませんが、本人は至ってそんな気は無いなんて面白いです。


話は戻りますが、人の1日はとても短いです。
そして人は皆、価値観が違いどのタスクに時間を掛けることが楽しいと感じるかは十人十色です。

でも、「どれが自分にとって大事なことや、楽しみたいことなのかが分からない」という言葉が上がってきそうです。

結構それが今の日本人の抱える問題の一つでは無いのかと私は思います。

ざっくり説明すると、自分の人生の優先順位を決めたり、変更することや自分の思いをまとめて他人にも知ってもらうという力が足りないのかと思います。

もっと言うと「自分の意見を持ち、発信できること」です。

私ももうすぐnoteの連続更新が1年間になるところです。
今では少しづつですがフォロワーさんも増えて、コメントも頂けるようになりました。

特に大手の共同マガジンにも連載もしていません。
それは自分の伝えたいことだけを発信し続けたいからです。

もちろん最初は誰にも見向きもされませんでした。
時間をかけて書いても読まれないのは結構キツイものです。

でも、もしここで辞めてしまえば三日坊主だったでしょう。
ですが、自分のメディアを持って筋を通して発信し続けたいという想いから粘りました。
このnoteは私にとってやりたかったことだからです。

一方で会計処理などはとても苦手です。
最初は自分でやってみましたが全然時間が足りません。
財務諸表の読み方も一応勉強しましたが、要点ぐらいしか分かりません。
なので、税理士の先生にぶん投げました(笑

思いもよらなかったことですが、税理士の先生にお願いすることでご縁ができ事業の事など色々と意見交換をすることができることを初めて知りました。

これが結構、自分の考えをまとめるのに助かっています。

辞めることで全てがゼロになるような錯覚がありますがこれも間違いだと初めて知りました。
辞めるまでの経緯の中で出会った人や経験したことが蓄積されていたのです。

なので「本当に辞めて良いのかな?」とか「無駄にならないかな?」と不安になる必要は無いかと思います。

そこに至るまでの出会いや経験は決して無駄では無いので十分に成果は得ています。
ただ、もっとしたいことがあるので辞めるというだけです。
後ろめたい事など一切ありません。


個人事業主として独立してからは、毎日未来を想像しながら仕事をしています。すると本当にたくさんのことに気付きます。

いかに自分が狭い世界で生きていて、考えが浅かったのかを痛感します。
一方で新たに得た知識や出会い、経験はとても刺激的で毎日に充実感をもたらしてくれます。

人生を楽しみ尽くすには時間は全然足りません。
その為にも本当にしたいことについてじっくりと考えを巡らせることもとても大事だと思います。

それでは皆様、ご機嫌よう。

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