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【地域の話】つなぐ-やつおマルシェに参加!街の特徴がよく表現されていると感じた!#237

皆様、おはようございます。
佐伯です。

先日より体調不良も何とか持ちなおし、現在は平熱と微熱を行ったり来たりしています。
ただ、鼻水が出るようになったので何となくこれでお終いかなというのが感覚的にわかります。

さて、体調も持ち直しようやく書きたかったことがかけます!
今週の土曜日、日曜日に参加したつなぐ-やつおマルシェの感想です!

率直な感想としては美しい街並みを生かした、大人向けのマルシェでとても楽しかったです。
雰囲気的には飛騨の古い街並みなんかが似ているかも知れません。

なぜ、そう感じたかを章立ててご説明したいと思います。


①石畳と漆喰作りの美しい家屋群

かつて生糸で一儲けした地域とのことだったので兎に角建物が立派でした。

大体の建物の雰囲気がこの様な感じで統一されていました。

やはり、街づくりで大事なことは統一感とテーマ性だと改めて認識しました。
統一感というのは目に見えてわかり易く、「この街の歴史性を活かして街づくりをしたい!」と旗振りをすれば大外れすることなく出来るかと思います。

シックな日本の家屋群にいきなりド派手なチェーン店が来たりすると雰囲気がぶち壊されてしまうので、ご遠慮頂くか、ご配慮頂くのが懸命だと思います。

この地域にもたくさんの地銀や第二地銀、信金、農協が出店していました。
しかし、皆きちんと建物は街の雰囲気に合わせた色合いにしており、地元の趣に足並みを揃えていました。

そして、結構驚いたのですが同じ地域に酒蔵が2軒もありました。
大体同業者同士は競争の末、どちらかしか残らないものですが2軒とも元気に営業していました。

歴史があるぶん、きちんとその辺の棲み分けなどしているのかと思いました。

②観光地としての取り組みについて

私も様々な場所で出店させて頂いているのですが、今回の様な観光地は初めてでした。

そのため、常設のお土産屋さんや喫茶店の多さに結構驚いきました。
また、地域内の和菓子屋さんにおいても食べ歩きができるようなメニューやソフトクリームなどが開発されており、よく考えておられました。

また、所々残地の集積地の様な小さな空き地がありました。
そこはアスファルト舗装がされており準備段階の時は何だろう?と思っていましたが、なんとキッチンカーの営業場所でした。

よく考えてあると感心しました。

路上もキッチンカーが停車しても歩行の妨げにならないサイズに統一してありました。

最近ではコンパクトシティより更に一歩進んだウォーカブルシティ(歩行者が楽しめる街)が注目されています。

結局のところ、自動車文化は日本の基幹産業だからこれだけ発展したのですが街を素通りしたり、渋滞を引き起こしたり、街での滞留時間を短縮したりと最近ではデメリットの方が目立ってきました。

フィンランドでは既にこの様な取り組み(広義の意味でMaaSとします。)が既に実証実験を終えています。

元々は学生が書いた論文を元に大胆にワンストップでの交通政策改革を実施したフィンランド政府の豪胆っぷりには驚きますが、小国だからできる小回りの効いた政策だと言えます。

さて実験の結果は、概ね良好だったそうです。
簡単に説明するとスマホのアプリを使って、タクシー、カーシェアリング、ライドシェアや公共交通機関、レンタルサイクルなど全てを管理し、紐付けしたクレジットカードでその代金を支払うというものです。

つまり、所有から使用に着眼点を変えて限りある国の資源を有効活用しようという動きです。

渋滞やそれに伴う排気ガスの排出は道路の損耗は無駄以外何者でもありませんからね。

このように時代はゆっくりですが、確実に歩く街(ウォーカブルシティ)に移行しています。

こういった観点からも今回の八尾は自動車での移動を前提としない「歩く街づくり」をしていると感じられます。

歩くとは良いことです。
健康にも良いですし、自動車ですっと移動していたら見落としてしまうような素敵なお店や小さな発見を取りこぼすことが少なくなります。
私はこれはゆとりある街ではないかと考えます。

③まとめ

2日間、本当に楽しかったです。
たくさんの方々とお話しでき、久しぶりに会う知人ともお話しできました。

また、観光地らしく美しい街並みや着物を着て歩く男女がいるなどバライティに富んだ楽しみ方がたくさんありました。

今回、純粋に楽しかったということもありますが、1番は「歩く街づくり」の大切さを再認識した2日間でした。

これからの活動に是非活かしていきたいと思います。

それでは皆様、ご機嫌様。

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