見出し画像

アトラス初の男性育休取得についてインタビューしました!

こんにちは。組織デザインチームの堀田です。

今回は学術大会ソリューション部の上原 健司さんがアトラスとしては初めて男性で育休を取得したということで、インタビューをしました!

独り身の私にとっては遠い世界のように感じてしまう瞬間もありますが、一人ひとりが子育てに対して理解することが大切だと思いますので、子育てに関わる方もそうじゃない方もぜひ参考にしていただければ嬉しいです。

それではさっそくインタビューパートをどうぞ!

プライベートでも仲の良い友人でもありますが、今日は仕事なので真面目にインタビューします!(写真左:堀田、同右:上原さん)

担当業務について

堀田:今日はよろしくお願いします。まずは読者の皆さんに向けて、上原さんの担当業務を教えてください。

上原:学術大会ソリューション部で自社サービス「Confit」のセールス&マーケティングを担当しています。
新規に問い合わせをくださったお客様に対するConfitの紹介・提案、既存顧客のフォロー、メルマガやブログを通じた販促などが主な仕事です。

(補足)
上原さんはアトラスのWebサイト内のコンテンツである社員インタビューやnoteのシリーズ企画であるAtlas Style!対談にも登場しています!ぜひそちらも併せてご覧ください。

育休取得までの経緯

堀田:そんな中、育休取得に至った経緯を教えてもらえますか?

上原:もともと、子どもができたら育休を取る、というのは自分の中でなんとなくイメージしていました。私は前職が銀行だったんですが、前職では男性も育休を取るという文化が定着していたので、自然とそういう考え方になったのだと思います。
会社に相談したのは昨年4月の上司との面談でした。子どもが産まれたのが11月下旬なので、その7か月ほど前になります。
妻の妊娠の報告とともに、「育休を取ろうと思ってます。」ということを伝えました。

堀田:上司の反応はどうでしたか?

上原:ポジティブな反応だったので、安心しました。まあ、「やめてくれ」なんて言えないとは思いますが、会社によっては男性の育休が取りづらい、という話も聞いたことがあったので、会社としても前向きにとらえてくれているなというのが嬉しかったです。
期間については、1か月というなんとなくのイメージはあったんですが、具体的なことはその後に相談して決めていきました。
結局、11月下旬の出産だったのですが、妻が里帰り出産していたので年内はそのまま実家で育児をして、年明けに自宅に戻ってくるとともに、私も1か月間の育休を取りました。

業務の引き継ぎは大変だった?お客さんの反応は?

堀田:育休にあたっての業務の引き継ぎは大変ではなかったですか?

上原:育休と言っても1か月という限られた期間なのでそこまで大変ではありませんでした。育休期間中に動きがありそうな営業案件だけチームメンバーに引き継ぎましたが、なるべく休みに入る前にキリのいい状態まで持っていくということを意識して調整しました。

堀田:担当しているお客さんには伝えたんですか?

上原:頻繁にやり取りしているお客さんには伝えましたね。ちょうど年末の挨拶回りをする時期だったので、挨拶がてらお伝えすることが多かったです。
やはり男性の育休はまだまだ珍しいようで、「素敵ですね」「いい会社ですね」という反応をいただくことが多かったです。
中には同じく男性育休を経験した方もいて、その方はもう少し長く休まれていたので「1か月でいいの?」と言われたり、育児のアドバイスをいただいたりしました(笑)。
いずれにしても、温かい反応が多くてうれしかったですね。

育休期間について

堀田:育休中はどんな生活を送っていたんですか?

上原:うちの子はよく寝る子だったので、生活リズムが乱れるようなことはなく、比較的穏やかな日々を過ごしていました。
生後間もないうちは外に連れていけないので、家の中を抱っこしながら歩き回っていましたね。家の中だけで1日1万歩ぐらい。
あとは、子どもをお風呂に入れるのは私の役目になっているので毎日のルーティンに加わりました。
育児が始まって思うのは、やっぱりいろいろとお金がかかるなと…。衛生面を考えて子どもをお風呂に入れるときは必ずお湯を変えるので、ガス代や水道代が高くなりました。
スーパーやドラッグストアに行ったらオムツの価格を見ておいて、なるべく安いところで買うようになりましたね(笑)

堀田:育休が終わってみて、1か月という期間についてはどうでしたか?お客さんからも「1か月でいいの?」と言われたとのことでしたが。

上原個人的にはちょうどよかったと思っています。やっぱり仕事からあまり長期間離れたくないという気持ちもありましたし。ただ、うちの子がよく寝る子でそんなに手がかからなかったおかげもあるので、やっぱり人によるとは思います。
あとは、育休が終わってもアトラスは基本テレワークで仕事ができるのが大きいですね。仕事の合間に自分が数分子どもを見ていれば妻が洗濯できたりお手洗いに行けたりするので、かなり助かっています。

今後のメンバーに向けてメッセージ

堀田:最後に、これから育児を迎えるかもしれないメンバーにメッセージはありますか?

上原:私は今回1か月という期間で育休を取って、結果的にちょうど良かったですが、期間についてはちゃんと家庭で相談して決めることをおすすめします。
そして、そのときに備えて普段から誰かが居なくても仕事が回る体制を整えておくことが大切だと思います。
アトラスでは普段からチームで仕事を進める体制が整っているのでスムーズに育休に入ることができたのと、普段からフォローし合う文化ができているおかげで後ろめたさを感じることなく取れたのも良かったです。
世間では評価や人間関係を気にして取りづらい…という声もまだあるので、そこはアトラスの良いところだと思いました。

堀田:上原さんがいい流れを作ってくれたおかげで、今後育児を迎えるメンバーも安心だと思います。今日はありがとうございました!

その他の子育て支援制度

今回は上原さんへのインタビューを通じて育児休業の制度についてご紹介しましたが、アトラスには他にも子育て支援のための制度がありますので最後にご紹介します。

子の看護休暇

小学校入学前のお子さんを養育中の従業員に対して、子どもの怪我や病気の看病を目的とした特別休暇が年次有給休暇とは別に付与されます。

日数は対象の子どもが1人の場合は1年間につき6日、2人以上の場合は11日が上限です。

子育て中のメンバーに聞いてみると、実際には年次有給休暇で事足りる場合が多いようですが、「いざという時のためにこのような制度があると安心」という声が聞かれました。

育児短時間勤務

アトラスの勤務時間は基本的に9:30~18:00(昼休憩:12:00~13:00)の実働7.5時間ですが、小学校入学前のお子さんを養育中の従業員は実働5.5時間~6.5時間の範囲で時短勤務を選択できます

現在も2名のメンバーがこの制度を利用中です!

子育て支援手当

15歳以下の子どもを持つ従業員は、1子につき月額1万円の手当が支給されます!

インタビュー内で上原さんも言っていましたが、育児にはいろいろとお金がかかると思うので、シンプルながら強力な支援制度ですね。

さいごに

今回はアトラス男性初の育休ということで上原さんにインタビューしましたが、それ以外の男性はこれまで育休を取れなかったのか…と疑問に思うかもしれません。

結論から言ってしまうとその通りなのですが、遡ってみると上原さんの前に男性でお子さんが産まれたのがもう6年も前のことでした。

当時は今のように男性の育休が当たり前ではなかったのかと思い調べてみると、日本の男性育休取得率は2017年度が5.14%、最新のデータである2022年度が17.13%とのこと。(出典:厚生労働省「令和4年度雇用均等基本調査」)

うーん…当時が低いのはもちろんですが、今もまだまだ当たり前とは言い難い数字ですね…。

大企業のデータではもっと高い数字が出ているようですが、アトラスのような中小企業ではなかなか難しい実態もあるようです。

社会を変える、というと大げさかもしれませんが、アトラスが子育てしやすい社会を作る一助となれるように、今後もより良い働き方を模索していきたいです!

最後までお読みいただき、ありがとうございました。


カジュアル面談、やってます!
「もっとアトラスについて知りたい」「実際に社員と話してみたい」という方のために、カジュアル面談申し込みフォームを設置しています。

https://forms.gle/9t6k32YwqjEgD1mg7

就職・転職活動中の方はもちろん、それ以外にもアトラスについて話を聞いてみたいという方ならどなたでも大歓迎です!

例:
・就職・転職を考えていて、アトラスに興味を持ってくださった方
・転職は考えていないが、他の会社の話を聞いて今後のキャリアの参考にしたい方
・人事・採用・広報・ブランディング等の仕事をしていて意見交換したい方
など
※ただし、人材サービス等の営業はお断りしておりますので、何卒ご了承ください。

面談は組織デザインチームの堀田が担当いたします。

具体的に聞きたいことや話したいことがイメージできていなくても大丈夫です。お気軽にお申し込みください!


この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?