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テレワークを中心としたアトラスの働き方について

こんにちは!株式会社アトラス 組織デザインチームの堀田です。
好きなファミレスはサイゼリヤ、好きなサイゼリヤのメニューはポップコーンシュリンプです!

今回はアトラスの働き方というテーマで書いていきます!
アトラスではテレワークが主体だということはこれまでの記事でも触れていましたが、テレワークと一口に言ってもおそらく会社によってその働き方は千差万別だと思います。アトラスが実際にどのような方法で、どのような雰囲気で働いているのかをお伝えできればと思います!


アトラスのテレワークの歴史

まず初めに、そもそもいつからテレワークを導入しているのか?というところから書いていきます。
個人的興味もあってこれまでの歴史をまとめてみたので、「過去のことはいいから早く今のことが知りたい!」という方はアトラスにおけるテレワークまでジャンプしてもらえればと思います。

導入期(2015~2016年頃)

アトラスで初めてテレワークが実施されたのは今から7年前の2015年2月(だそう)です。
当時は試行運用という形でシステム開発グループの一部メンバーで実施されており、約1年後の2016年4月から「在宅勤務制度」として正式に運用開始となりました。
新型コロナウイルスが蔓延する4年前にすでにテレワークの仕組みが整っていたという会社は、あまり多くないのではないでしょうか?

当時は「自然災害の際の事業継続性」という観点ももちろんありましたが、どちらかと言うと少子高齢化や夫婦共働きが拡がる社会において、介護や育児、ご家族の転勤などがあっても大切な人材が会社をやめなくても良いように、ダイバーシティ推進のための施策の1つとしてこの制度が整えられました。

停滞期?(2017~2019年頃)

そんなアトラスの在宅勤務制度ですが、決してスムーズに浸透したわけではありませんでした。

比較的打ち合わせが少ないシステム開発グループでは定期的なテレワークの習慣ができつつありましたが、お客様との打ち合わせも多い部署では、当時はまだまだWeb会議へのハードルの高さもあり、テレワークに対して何となく尻込みしてしまう雰囲気でした。
私が入社したのが2018年なのでちょうどこの頃ですが、当時はテレワークをしたいという気持ちも特に無く、どちらかというと「仕事がやりづらそう」というイメージを持っていたのを覚えています。

ただ、そんな中でも制度が活用される場面もしばしばありました。

みなさん覚えているか分かりませんが、2018年というのは台風の被害が多かった年で、公共交通機関に影響が出ることもたびたびありました。
アトラスではそのような時はテレワークを推奨するという文化ができていたので、前日にPCを持ち帰り、翌日は朝からテレワークとすることで自然災害や公共交通機関の乱れに振り回されることなく仕事をすることができました。

また、当時は原則として入社3年目以上のメンバーが在宅勤務制度の対象だったのですが、そのような緊急事態には対象外のメンバーも在宅OKとして柔軟に対応していたので、私のように入社したばかりのメンバーにとっては非常にありがたかったのを覚えています。

転換期(2020年~)

そんなこんなでテレワークを取り入れつつも出社を基本として働いていたアトラスですが、みなさんご存知のとおりコロナを契機に状況は一変しました。
アトラスでは2020年4月の緊急事態宣言よりも一足先に、2020年2月中旬ごろから原則テレワーク勤務となりました。
一人暮らしだった私は、テレワークで人と話す機会が劇的に減り、気軽に飲みにも行けない状況下で、慣れるまでは発狂しそうになっていたのを覚えています(笑)。

その後段階的に「テレワーク手当」「遠隔地勤務制度」などの仕組みも整えられ、テレワークを前提とした働き方に変わっていったのですが、その中でも一番大きなイベントがオフィス移転です。
テレワークに移行してからおよそ1年後の2021年3月、かつてのオフィスがあった神保町を離れ、現オフィスがある乃木坂へと引っ越してきました。
この移転はコロナが収束してもテレワークを主体とした働き方を続けるという会社としての決意でもあり、全員同時に出社することはできないほどの小ぶりなオフィスになりました。

左が移転前の神保町オフィス、右が現在の乃木坂オフィスです。

アトラスにおけるテレワーク

そんな歴史を経て、現在のアトラスはテレワークを中心としたハイブリッドワークへと舵を切っています。
テレワークの働きやすさによる恩恵は受けつつ、対面コミュニケーションの機会も大切だと考えているため、フルリモートは謳っていません。
とは言えかなりテレワーク寄りにはなっており、出社率は全社平均で10%程度、多い人で週1~2回、少なければ月1回以下というイメージです。
そんなアトラスですが、具体的にどのようにテレワークをしているのか5つのポイントにまとめてみました。

ポイント①グループ朝礼の実施

テレワークありの会社に勤めている友人の話を聞くと、在宅の日は基本的に社内の人と顔を合わせないなんてこともよく聞きます。何なら始業時間に仕事を始めてなくてもバレないとか……。

アトラスでは毎朝、始業時間の9時30分からグループ朝礼を実施しており、画面上ではありますがメンバー同士で顔を合わせるようにしています。
一人で好きなペースで仕事をしたいという人には煩わしいと感じるかもしれませんが、一日の初めに顔を合わせておくことで、テレワークであっても相談しやすい、コミュニケーションを取りやすい雰囲気ができているのではないかと思います。

ポイント②バーチャルオフィスツールの活用

アトラスではテレワーク用のバーチャルオフィスツールとしてoViceを導入しています。
以前Facebookでも紹介しましたが、先述のグループ朝礼もこのツールを使って実施しています。

アトラスでは毎朝グループごとに朝礼を実施しています。 朝礼自体は以前から変わらず実施していますが、最近「oVice」というバーチャルオフィス向けのツールを導入したことによって、朝礼の様子が少し変わったのでご紹介したいと思います! oVic...

Posted by 株式会社アトラス on Sunday, August 28, 2022

現状でもテレワークでのコミュニケーションを助けるツールとして活躍してくれていますが、おそらくこういったツールはこれからどんどん進化していくのではないかと思いますので、より働きやすいテレワーク環境の実現に向けて新しいものをどんどん取り入れていきたいです!

ポイント③活発なテキストコミュニケーション

oViceを使うことによって口頭でコミュニケーションを取れる環境は整ってはいますが、アトラスでは大半のコミュニケーションはSlack(チャットツール)のテキストで行なわれています。
これはテレワークが基本になったからというわけではなく、出社が基本だった頃からテキストコミュニケーションは発達していました。

テキストコミュニケーションの利点は何と言ってもタイミングを気にせず送れるところとログが残るところですね!
口頭のコミュニケーションと違って、相手が打ち合わせ中であってもとりあえずメッセージを送っておくことができ、受け取った側も任意のタイミングで目を通すことができます。
また、そのやり取りはいつでも参照できるので、アトラスでも半年前や1年前のやり取りを掘り起こしてきて、以前どのような話をしていたか確認する、なんてことがよくあります。
逆に、テキストでは伝わりづらいことや、急ぎで確認したいことなど、口頭のほうが適しているシーンも多いので、様々な手段を用意したうえで各々が適切に使い分けることが大切ですね。

また、Slackには雑談専用のチャンネルや猫専用のチャンネル、最近ではスプラトゥーン3で遊ぶ仲間が集まるチャンネルも作られ(私が作りました(笑))、ただの業務ツールとしてだけでなく、メンバー同士で交流するためのコミュニケーションツールとして活発に利用されています!

猫専用チャンネル「times_neko」の様子

ポイント④雑談タイム

前回の投稿で組織デザインチームの取り組みとしてお伝えしましたが、半年ほど前から毎週火曜日17:45-18:00の15分間を使って雑談タイムを実施しています。
参加は任意なので、業務に無理のない範囲で参加したいときに参加できます!
Google Meetのブレイクアウトセッション機能を使用して、その日集まったメンバーをランダムに数人ずつのグループに振り分けることで、部署や職種関係なく幅広いメンバーと話せるようにしています。

Web会議形式での複数人での雑談というのは、話し始めるタイミングが取りづらくてなかなか難易度が高いなと思うこともありますが、業務上まったく接点が無い人と少しでも話せる機会があるのは、心理的安全性を高める点でも意味があるのではないかと思っています。

ポイント⑤計画出社

“テレワーク”のポイントではないですが、アトラスではグループごとに出社日を決めて集まる計画出社も実施しています。
グループによって頻度は異なり、毎週曜日を決めて出社しているグループもあれば、月に1回程度予定を合わせて出社しているグループもあります。

たまにしか集まらないグループは、終業後にオフィスで宴会していることも(笑)

計画出社日はグループのメンバーと同じ空間で仕事ができるので、リモートであればあえて話しかけるほどでもないようなことも相談しながら進められるということが利点としてあります。
また、メンバー全員で活発に議論したいような議題があれば、やはりWeb会議より対面のほうがやりやすいですね!

一方、コミュニケーションが発生しやすいということは黙々と作業を進めるのには適さないということでもあります。
出社、リモートそれぞれの良さを理解して活かすことがハイブリッドワークのポイントかなと思います!

今後について

今回ご紹介したのは記事執筆時点でのアトラスの取り組みや現状です。
コロナの流行や円安、物価高など、嫌でも社会が目まぐるしく変化している昨今ですので、きっと人々の働き方も常に変わり続けていくことと思います。

今のやり方に固執するのではなく、常により良い方向へと柔軟に変化しつづけるのがアトラス流!特に私は組織デザインチームとして、今よりもっとメンバーが働きやすい環境にするにはどうすればよいか考えて取り組んでいきます。
また何か新しい取り組みをしたときはこのnoteでも紹介させていただきますので、乞うご期待です!

カジュアル面談、やってます!

「もっとアトラスについて知りたい」「実際に社員と話してみたい」という方のために、カジュアル面談申し込みフォームを作成しました!

https://forms.gle/zm5Pc81KB2j2mEEn6

就職・転職活動中の方はもちろん、それ以外にもアトラスについて話を聞いてみたいという方ならどなたでも大歓迎です!

例:
・就職・転職を考えていて、アトラスに興味を持ってくださった方
・転職は考えていないが、他の会社の話を聞いて今後のキャリアの参考にしたい方
・人事・採用・広報・ブランディング等の仕事をしていて意見交換したい方
など
※ただし、人材サービス等の営業はお断りしておりますので、何卒ご了承ください。

面談は組織デザインチームの堀田が担当いたします!

具体的に聞きたいことや話したいことがイメージできていなくても大丈夫です。お気軽にお申し込みください!


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