アトラン(筆名)竹之内 稔

現代詩と小説、児童文学を創作。詩は’24年第8回「新しい詩の声」優秀賞。『ユリイカ』投…

アトラン(筆名)竹之内 稔

現代詩と小説、児童文学を創作。詩は’24年第8回「新しい詩の声」優秀賞。『ユリイカ』投稿欄Top掲載が'20年7月号、'21年5月号。『ココア共和国』傑作選も。’21年詩集『ことわり 付喪神』(七月堂)出版。放送大学在籍中。ブログはhttps://ameblo.jp/atlan/

最近の記事

詩集単位の公募賞について令和6年の覚書

詩の話題を書きます。 詩について、詩を書き始めの人や、全然、詩のことを知らない人には、目新しいことを書いておきます。 (ただ、僕もそれほど深く詩界に関わっておりませんので、誤解もあるかと思いますが、ご容赦ください) 詩の公募賞は、1篇単位の単独で応募できるところと、奥付けのある詩集単位でしか応募できないところがあります。 基本、詩集は谷川俊太郎さんと最果タヒさん以外は、どんな有名なプロ詩人であっても(高校の教科書に掲載されるレベル、文学史に名前が残され刻まれるレベルの方でも

    • 小説について、よくよく考えてみた

      さてさて、昨日、小説について、よくよく考えてみた。 まあ、普段から、詩関係以外では、そればっかり考えてますが、笑。 (表紙の写真は、昔、自分が作ったテラコッタの犬です。  いつか、また立体粘土を触りたい、造りたいな) で、小説の書き方がわかっていない、という、当たり前の結論を、もう一度検討してみた。 もちろん、全くわかっていないのではない、とは思っている。 問題はどこまで、わかっていて、どこからわかっていない、もしくは、どこで路を間違えたか、その分岐点を検討してみた。 (あ

      • 衝撃! 三田文学新人賞の廃止・改変で、永井荷風新人賞へ? それと放送大学・面接授業「上方落語の世界」のこと

        昨日、さて、今月残り6日ほどを、三田文学新人賞へ向けて、無理やり改稿して応募か、と思ってましたら、一大事が起きました。 なんと、三田文学新人賞が廃止・改変されるようなんですね。 次年度からならわかりますが、年度を跨ぎ、締め切りを10/31から、来年5/31に延長とのことです。 これはちょっとびっくりでした。 千葉県市川市との共同開催で、永井荷風新人賞と名前を変えるようですね。 きっと、もう締切間際だったので、すでに応募済みの人が大部分でしょう。 一応、書き直しで再応募を認

        • 放送大学やら、小説教室のことやら近況報告

          放送大学の面接授業12月「能の世界を知る」へ追加参加することになりました。 来週の22(火)と23(水)に面接授業「上方落語の世界」で大阪学習センターに行きますので、その時に、直接窓口で授業料を支払います。 これで、この十月からの2学期では、他に、同じ大阪で「日本語文学への招待」と、奈良で「現代民俗論:伝統と現代」の2単位を面接授業で受講します。 これは過去、最多の数です。 しかも、今月22・23日の「上方落語の世界」と「能の世界を知る」は、それぞれ実際に実演会場を見学する

        詩集単位の公募賞について令和6年の覚書

          第2詩集を編纂中です。

          今、第2詩集を編纂中です。 一応、来月、11/30〆切の中原中也賞へ応募することをメインにしています。 第1詩集は七月堂から出しましたが、今回は純粋に自費出版で安価に済ませます。 もし、どこかで受賞したら、その時はちゃんとした出版社から出せばいいと考えています。 今月中に、掲載する作品の体裁を整えてPDF化します。 詩集用に新規に詩を(たぶん)4篇書いて、全部じゃないけど、いくつかは試しに「ユリイカ」や「現代詩手帖」へ投稿します。 (1篇はもう投稿しました。  残り3篇も素案

          第2詩集を編纂中です。

          詩の賞の比較。第7回永瀬清子現代詩賞に入選しました

          今日は詩の賞についての、よもやま話をします。 まず、すごく具体的な話から。 もう21(土)になったから、公表して良いでしょう。 第7回永瀬清子現代詩賞に入選しました。 連絡が来なかったから、入賞はしなかったようですが、 入選30篇の中には残りました。 5年前の、’19年の第4回に入選して以来の、今回が二度目になります。 今年の作品は、亡くなった母の生前のエピソードをモチーフにしたので、ぜひ入賞したかったのですが、力及ばずでした。 まあ、入選しただけマシだと思うことにします

          詩の賞の比較。第7回永瀬清子現代詩賞に入選しました

          第50回明石市文芸祭の市長賞になった拙作の詩を、明石高校の放送部の方々が朗読。プラス神戸市のダメダメぶり

          すっかり忘れていましたが、 この3月に第50回明石市文芸祭の、一席市長賞になった拙作の詩「白マスクの仮面ライダーたち」を、 明石高校放送部の方々が朗読してくれたものがYOUTUBEに上がっているんです。 以下のページの、24:52から始まります。 ご視聴いただければ、嬉しいです。 明高(兵庫県人の略称)の生徒さんから、 「SDGsやコロナ禍など社会全体の問題を、怪人と表現していて、これらの問題について考えさせられる作品でした」と朗読後にコメントしていただきました。 ありが

          第50回明石市文芸祭の市長賞になった拙作の詩を、明石高校の放送部の方々が朗読。プラス神戸市のダメダメぶり

          思わず、納得する。やる気の出し方。

          いしやんさんの、この記事はほんとすごく納得して、共感してしまいます。 いつも小説をどう書こうか、悩んでグズグズ日を無駄に1週間や10日ほど無駄な日を過ごしてから、ようやく書き始める僕ですから。 でも、ほんとヤル気を待っても無駄なのだと頭ではわかっているのに、行動すらできません。 だのに、やりたい、やらねばならないと焦りだけが降り積もります。 結局、締切間際になって、切羽詰まって、締切効果で書き出す日々です。 やって、行動して、書き出すと、あれもしたい、これもしたい、面白

          思わず、納得する。やる気の出し方。

          国民文化祭「清流の国ぎふ ショートショート文芸賞」ですが、拙作が入選

          嬉しいお知らせ。 応募した「清流の国ぎふ ショートショート文芸賞」ですが、封書が昨日、来て、 拙作が入選しました。 でも、入選者は40名もいるので、大したものではありませんね。笑  (よく考えると、40人クラスで名前のわからない、いるのかいあないのか、わからないモブ・キャラだなと納得しました) 一応、2篇送って、1篇は星新一さんの真似というかオマージュ作品で、 もう1篇が僕独自の展開でした。 ええ、もちろん星さんオマージュが入選、僕のオリジナル展開は落選です。笑 4枚小説の教

          国民文化祭「清流の国ぎふ ショートショート文芸賞」ですが、拙作が入選

          どんぴしゃりで、ぐうの音も出ません

          この、「パンダ大好きポッさん」の「完璧ではなく、最善の作品を目指すこと」に、心をぶち抜かれます。 もちろん、同趣旨のことは自分でも理解して、そうしようと何年も言い聞かせているのですが、どうしても小説系・物語系創作では「完璧」を目指してしまいます。 わかっているのに、辞められず、途中で放り出し、何日も放置。諦めきれず、また書き始めるの繰り返しを10年近くはやっている気がします。 僕にとってはまさに、どんぴしゃりの正鵠をいて、ぐうの音も出ません。 詩ではたぶん、「完璧」じゃな

          どんぴしゃりで、ぐうの音も出ません

          小説と詩の創作における外的描写に苦闘中です

          (以下は、いつものように自分のAmebaブログhttps://ameblo.jp/atlan/(8/9日付)の記事からの転載したものに、すこし文言をつけ加えたものです) 文學界新人賞の原稿を今、せっせと書いていますが、行っては戻り、書いては消しです。 でも、書いていて、なんとなく思い出しました。 そこには、ユリイカに載った二つの詩を、書いた時に、 (どちらも、僕の第1詩集『ことわり 付喪神』に掲載。メルカリで絶賛、販売中。ぜひ買ってください。笑。ほぼどこかへ入賞・入選作で

          小説と詩の創作における外的描写に苦闘中です

          すごく嬉しいことが(詩の教室で)

          (以下は、いつものように自分のAmebaブログhttps://ameblo.jp/atlan/(7/29日付)の記事からの転載に、すこし文言をつけ加えたものです) とても、とても嬉しいことがありました。 受講しているマーサ・ナカムラさんのオンライン詩の教室で、今度、自分の好きな詩2篇を紹介する番に僕が当たりました。 (指名時は、内心、「来た〜!」とガッツポーズしました。笑) で、先生にはお知らせしてませんが、マーサ作品ファンとしては媚びとか阿りとかは一切なく、先生ご自身の作

          すごく嬉しいことが(詩の教室で)

          第八回 新しい詩の声優秀賞の受賞式と、僕の夢

          (以下は、いつものように、自分のブログ7/24日付からの転載に、書き加えたものです) 7/13(土)の、「第八回新しい詩の声」授賞式(日本詩人クラブ主催)を、東京駒込の、今井館聖書講堂に出席してきました。 その後の懇親会も含めて、日本詩人クラブの皆様には大変、お世話になり、ありがとうございました。 受賞のスピーチや原稿にも書いたように、大変ありがたく、詩を書き続ける勇気をいただいたように感じました。 また、既知のいのうえさんや黒田さんにもお会いでき、最優秀賞の角さんの詩にも

          第八回 新しい詩の声優秀賞の受賞式と、僕の夢

          東海大学の雑誌『望星』’23年10月号へ投稿詩が掲載されたこと

          (以下の記事は、’23年9月17日の、自分のブログ記事に載せたものへ加筆したものです。参考になれば嬉しいです) 🌟東海大学関係の雑誌『望星』10月号(9/14発売)の投稿詩コーナー〈詩味礼賛〉に、 拙作「はい はい」という題の詩作品が、記載されるベスト3の佳作3篇の一つに選ばれました。 投稿開始してから、3回目での『望星』(初)掲載となります。 パチパチ、パチ。拍手。笑 いやあ、予想外で、びっくりしました。 昨日は、児童文学者の八束純子さんの講演会が、大阪府立中央図

          東海大学の雑誌『望星』’23年10月号へ投稿詩が掲載されたこと

          「第8回 新しい詩の声」(主催:日本詩人クラブ)で優秀賞をいただけました

          (以下の記事は、4/23に、僕のAmebaブログ記事へ書いたものへの、付け足したものです。) 朗報です! 応募していた、「第8回 新しい詩の声」(主催:日本詩人クラブ)で優秀賞をいただけました。 新しい詩の声 japan-poets-club.d.dooo.jp ’21年第5回に、予備先行の16篇に選ばれたことはありますが、その後はそこも通過しませんでした。 応募は、今回で5回目になります。 ですから、今回も1次・2次と通って最終選考に残れば御の字でした。 ありがた

          「第8回 新しい詩の声」(主催:日本詩人クラブ)で優秀賞をいただけました

          明石市文芸祭の授賞式に出席しました

          (以下の文章は、自分のブログの3/24からの転載に、文章を付け加えたものです) 昨日、明石市文芸祭の授賞式に出席しました。 東京からわざわざ来られた方もいて、ビックリしました。 不届きな僕は、最初、受講する詩の講座とダブルブッキングしたので、講座優先で欠席しようと思っていただけに反省しました。 講師の福田知さん子からの丁寧な講評会は、プチ詩論、プチ創作教室になって、すごくためになりました。 来年は、この明石市文芸祭へ、詩の方はもう投稿しないでおこうかと思ってましたが、少

          明石市文芸祭の授賞式に出席しました