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3月コレ テーマ【印象派】とは?

3月コレのテーマは【印象派】。

印象派絵画にはどんなイメージをお持ちですか?
今回選んで買い付けたトルマリンを見たときに、すぐにモネの絵の具が思い浮かびました。わたしはモネの睡蓮が好きでパリを訪れるたびにオランジュリー美術館へ見に行っていたくらい、モネ押しです。

ちょうど上野・東京都美術館でモネなどの世界の印象派絵画が来ていたので、行ってみました!

いつも仕入れで通っている御徒町から歩いて10分ほど。どんよりと曇っている空から傘を差そうか悩むくらいの霧雨が降るなか、上野恩賜公園の丘の上にある東京都美術館に時間予約のない平日に行ってきました。思えばアトリエから歩いても行けるではないか!

この日はあいにくの雨。

【印象派】モネからアメリカへ ーウスター美術館所蔵ー

アメリカ・ウスター美術館から集められた印象派の作品たち。今回の展示では絵画の撮影はNGでした。
恥ずかしながら今回の展覧会までウスター美術館の存在をしらなかったわたし。今回のキュレーションで気づいたのは、わたしは印象派が好きなのではなく、フランス人画家の印象派が好きということ、その中でもモネが1!

展覧会のあちこちにあるフォトスポット。

でもなぜ気づいたか?

作品画家を国別に分けて展示する、工夫が見えるキュレーション

わたしのなかで潜在的に印象派の絵画はフランスという意識があった。それはわたしのなかでのフランス画家以外の作品を知らなかったから。
今回のキュレーションで工夫してあったのがアメリカの美術館ならではの視点。それはヨーロッパ以外のアメリカ人画家や日本人画家の作品があったこと。その作品を見るとわたしが知っている印象派とは印象がまるで異なったのです!
わたしが受けた印象は、アメリカは風景画のトーン暗め、日本は画角が狭い?感じ。

モネの目に映る色彩にピンク色

わたしが言いたいのはコレ!モネの絵に必ずあるピンク色。これが日本人の心を鷲摑みして離さないロココ調なフランス独特のキッチュな雰囲気を醸し出している。これはやっぱり花の都・パリの色なのだ。
他の画家にはこのピンク色遣いが見られないのに今回の展示でよくわかった。

枠線もピンク色。

このピンク色はサファイアでもなく、スピネルでもなく、トルマリンが正解。

すべてトルマリン。

このトルマリンのカラーバンドはわたしの中でモネなどの印象派の絵画にドンピシャ。これはサファイアとか、スピネルとかのカラーバンドでは表現できないのです。

今回ご紹介したトルマリンたちは☟Mrach COLLECTIONでご紹介予定です。

絵画から天然石へのインスピレーションを発想してみました。
オパールをモネの池と見立てる方は多いですが、ひとつの天然石が魅せる色のバリエーションを一枚の絵画で表現するのも、今回面白いご提案だったかなと思っております。

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