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顧客企業のDX推進をサポートし、3期連続で優秀社員賞を受賞。“殿堂入り”課長が目指す次の目標とは?

 ヒューマンリソシア株式会社で、顧客企業のDX(デジタルトランスフォーメーション)活用支援サービスに取り組む岡﨑航大さんは、2023年度優秀社員賞を受賞しました。同賞の受賞は、なんと今回で3期連続となります。優秀な成績を上げ続ける岡﨑さんに、仕事をする上で大切にしていることや、仕事のやりがい、今後の目標などを伺いました。

――まず、入社のきっかけを教えてください。

 私は大学時代、経営学部で人的資源について学んでいたこともあり、人材業界に関心がありました。その中でも当社を選んだ理由は、ヒューマングループが掲げる「為世為人」(いせいいじん)という経営理念に共感したこと、またヒューマンリソシアは多方面に事業を展開しているので、人材以外にもさまざまな面でお客様のお役に立てると考えたからです。

――現在は、どのようなお仕事を担当されていますか?

 DXとAXに関するコンサルティング営業を行っています。具体的には、お客様が業務改善や効率化を目的にDX推進やAI活用を行う際、その課題に対して最適と思われる各種ソリューションとサービスの提供をしています。


――優秀社員賞受賞は、どのような点が評価されたと思いますか?

 ひと言で申し上げると、お客様に対してより多くの付加価値を提供できた点が評価されたと考えています。私が担当したお客様は規模の大きな企業が多く、長期間にわたるDX推進やAI活用の大型プロジェクトの計画立案とその運用管理を継続して受注できたことが、評価につながったのだと思います。

表彰式の様子


――ご自身で振り返ってみて、仕事で大変だったこと、苦労されたことは?

 企業が抱える課題はさまざまですし、会社によって社風も違います。DX推進プロジェクトではお取引先であるお客様企業に深く入り込んで、担当者とタッグを組み、一緒にプロジェクトの成功に向けて計画を遂行していきます。時には、DX活用に消極的な方もいらっしゃいますし、担当以外の方から「そんなことやらなくていい」と反発が起こることもあります。現場の方々からすれば、DX導入によって業務フローが変わることもあります。そうなると、これまでやってきたことを再構築しなければいけないため、抵抗感を覚える方もいらっしゃいます。企業の担当者と相談しながら、担当者の向こう側にいるお客様に対して、どうすれば抵抗なく受け入れてもらえるか、担当者と相談しながら進める必要があるところは、大変ではありますね。
 また、お客様によって課題はさまざまです。私1人だけでDX推進プロジェクトの計画を立案するのは困難なケースも多くあります。お客様により良い提案をするためには、上長に相談したり、他の営業メンバーから参考になりそうな事例を聞いたり、部署内のエンジニアや商品開発部のメンバーに相談したりと、社内の各部署と連携することが必要になってきます。大変ではありますが、より良い提案ができ、充実感にもつながっています。


――反対に、仕事で嬉しかったエピソードがあれば、教えてください。

 プロジェクト実施を経て、導入前は「DXなんて必要ない」と言っていた方が、抵抗なく導入したソリューションを活用している様子を見ると、感慨深いものがあります。導入を進めた担当者と私としては「してやったり」という気持ちになりますね。DX活用が社内で当たり前になり、作業時間の削減や業務の効率化が実現するのは、おこがましいですが、私たちが携わったからでもあり、自分たちの存在価値を感じられることなので、嬉しいですね。

――仕事をする上で大事にしていることや、やりがいはどんなことですか?

 仕事を通じて、日々の業務でAIやDXの最先端ツールにふれることもやりがいの1つになっています。自分自身の業務の効率化にもつながりますし、自分の経験をもとに、実感を持ってお客様にご提案ができます。プロジェクトを進める上でお客様に頼っていただいたり、作業時間の削減といった目に見える形で自分の仕事の成果がわかることも、やりがいにつながっています。  
 仕事で大切にしているのは、自分の仕事にムダがないか、普段当たり前に行っていることに対して常に疑いの目を持つことです。現状をよしとせず、仕事の進め方や業務のやり方、ツールの活用など、あらゆる面においてより良い方法・より効果的で効率的な方法を考え、見直しと改善を行っています。また社内の業務効率化プロジェクトに参画しており、自社の業務改善に貢献できていることにも、大きなやりがいを感じています。

――最優秀社員賞を受賞後、課長に昇進され、4月から名古屋に異動されたそうですね。今後の目標や抱負をお聞かせください。

 これまでは営業担当としてフロント側でお客様を担当し、プロジェクトを遂行してきましたが、これからは、課の営業メンバ―がお客様を担当し、そのサポートを行うことが、私のミッションの1つとなります。課長という立場ではありますが、名古屋のお客様に関する知見はメンバーの方がはるかに深いので、そういった意味では、私は教えてもらう立場です。チームのメンバーを指導・育成するというよりも、一緒に成長していければいいなと思っています。
 出身は東京ですが、名古屋は大学時代を過ごした場所です。社会人になり5年ぶりに名古屋に戻ってきたのは、少し不思議な感覚ですね。当社の場合、私の年代での転勤は珍しいですが、そうした経験をさせていただけるのはありがたいことだと思っています。

デジタルソリューション事業部 DX第2営業部1課のメンバーと。


 今後の目標としては、優秀な成績を上げたチームに贈られる「優秀アメーバ賞」を目指しています。そして、課のメンバーには、優秀社員賞を取って欲しいと思っています。私自身、優秀社員賞を獲得したことが、自分の成長につながったと感じているからです。表彰という形で自分の努力や成果を認めてもらえる制度があるのは素晴らしいことですし、賞をいただくことでモチベーションの向上にもつながります。課のメンバーのみんなにも、私と同じような経験を是非してもらいたい。そのために精一杯サポートしていきたいと思っています。

<岡﨑 航大さんプロフィール>
2020年ヒューマンリソシア株式会社に新卒入社。人材紹介営業を経て、入社2年目よりRPA事業部(現・デジタルソリューション事業部)へ。以降、顧客企業に対するITソリューションを活用したデジタル化支援のコンサルティング営業に従事。2024年4月より現職。


※2024年4月に取材した内容に基づき、記事を作成しています。
 肩書き・部署名等は取材時のものとなります。

<ヒューマンリソシア株式会社・会社概要>
総合人材サービス会社として、人材派遣、人材紹介、業務受託サービスを全国27拠点で展開しています。1988年創業以来、教育事業をバックボーンに多彩なサービスを展開するグループの総合力を活かし、「人材」に関する幅広いサービスを提供しています。