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陸上選手から管理栄養士の道を選んだきっかけ

アスリート専門管理栄養士の小笠原真智です。
なぜ管理栄養士を志したかのお話をしていこうと思います。

小笠原の自己紹介はこちらのブログにまとめてあります。


私は生まれも育ちも愛知です。

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兄が陸上競技をやっていたこともあり、
小学校のころから陸上競技の部活に入り、情熱をささげてきました!


強豪の陸上部の中学校に入学、思ったこと

恵まれたことに中学校の陸上部が全国大会の決勝にも出場するような強豪の部活で、いつもカラフルなジャージを着こなす超熱血な先生と、強くかっこいい素晴らしい先輩や同期がいました。




中学生の時の私は学校でそこそこ足が速いレベルでしたが、いざ試合になると県大会出場はできない選手、かつ自分に全く自信がない選手でした。

憧れの先輩や同期は生まれ持った才能であんなにすごいから
「私とは違う世界の人」と思っていましたが、先輩達が毎日必死に練習をしているのを間近で見ていて、

「強い人もこんなに努力をしているからこそ強いのか」

「私も必死に努力をしたら強くなれるのかな」と思うようになりました。



高校に入学、陸上競技での目標を掲げる

高校に入学してから、

「高校3年生の時に個人種目でインターハイに出場する」という目標を掲げました。

しかし入学したての私は、地区大会でも予選落ちするレベル(笑)

でも先輩や同期の努力している姿を見ていたので、

「私も3年間努力をすれば必ず行ける!」と根拠のない自信がありました。



そのためにどんなアクションを起こしたか

インターハイに出場するためには私には何が足りないのかを書き出し3年間で何をするべきなのかを明確にしました。

書き出した中の一つに【栄養】がありました。

インターハイに出る人は身体付きが違います。

「身体を作るためには食べるものを考える必要があるのでは?」と考え、独学でスポーツ栄養の勉強を始めました。

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【実際に行動したこと】

・試合当日のご飯や補食をいろいろ試してみる
・試合前日の夕食の献立を自分なりに考えてみて、材料を買いに行き、実際に作って食べてみる。写真やコメントを残しておき、翌日の試合の結果も記入しておく。
・体脂肪を落とすために様々な減量方法を試してみる
・同じ陸上部の貧血気味の選手に鉄分が多く入っているレシピを考え作って食べてもらう
・投擲種目の子に毎日手作りのタンパク質多いドリンクを作って飲んでもらう。体重や骨格筋量を毎日記録してもらう
などなど。



試合前のごはんの写真

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投擲の選手に作っていたタンパク質入りドリンクの写真

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いつもは豆腐バナナきなこドリンク等作っていて、美味しいと喜んでくれていましたが、写真のにんじんとグレープフルーツと牛乳のドリンクを作った時は、「マズッッッッ!!!」と言われてしまったこともあります(笑)

初めての成功体験

一番最初に私が感じた食事での変化は試合の日のご飯です。

中学生の時は、「試合当日は何か食べると体が重くなるから、朝ごはん以外は何も食べてはいけない」と考えていました。

予選で1位通過しても、14時頃に開催される決勝ではタイムが落ちるか、ライバルに負けるばかりでした。

朝ごはん以外何も食べていないので、決勝後はおなかペコペコというのがいつもの状況。

スポーツ栄養を独学で勉強をするようになってからは、試合の日はエネルギーになるものを食べたほうがいいと学び、試合当日のご飯を自分なりに試行錯誤して食べるようになりました。



気が付けば、予選、準決勝、決勝と走るごとにタイムが1秒づつ上がっていくことも…!


中学までは決勝では結果が出すことができない選手から、決勝に強い選手に変わっていました。

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中学校の時まではただエネルギー足りていなかったんだということを自分の体で知り、試行錯誤をして、結果がよくなったということが私の中で自信となり、挑戦してみようというきっかけになりました。


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試合での経験をきっかけにいろんなことに取り組み、3年間努力を重ね、3年生の時に念願の個人種目でインターハイ出場を決めることができました!!

東海大会でインターハイを決めた瞬間は今でも鮮明に思い出せます…★


東海大会の表彰式

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アスリートをサポートする管理栄養士に興味を持つ

私自身の経験からアスリートサポートする管理栄養士なって、より競技力を上げるためのサポートをしたいと想い、アスリート専門の管理栄養士の道を志しました。


サポートしてもらった”おきもち”は、サポートしているアスリートが試合でいい結果をだした時のごほうび品として使わせていただきたいとおもっています☺