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治るのを待つんじゃない!治すんだ!

みなさん、こんにちは。

アスレティックトレーナーのやすひこです。

こちらのnoteでは、
スポーツをやっている学生さんが、
怪我後のリハビリの必要性を理解し、
正しい知識を習得し、
自分でリハビリが実施できるようになる事を
目的としております。

できるだけ分かりやすく、
噛み砕いた表現で
書いていきます!

それでは、始めましょう!


安静にしてね!


怪我をすると、
お医者さんやトレーナーからよく言われる言葉だと思います。

これは、
RICE処置の”R"にもあるように、
怪我をした急性期では間違ってはいないのですが、

痛みがある時期にずっと安静にしていれば、
治るというものではありません。


機能が低下する!


足首の捻挫を例に説明します。

怪我をすると、
もちろん損傷した組織は腫れや出血など、
炎症が起こります。

それと同時に、
徐々に、
足首の可動域が狭くなったり、
足首を安定させるための筋肉がうまく働かなくなってきたり、
体幹や股関節周囲の筋力まで落ちたりします。


例えば。。。


足首を捻挫して
なかなか治らないなぁ。と、
思っているあなた。

片足立ちができますか?

やってみてください。

捻挫をしている足と、していない足とを比較してみてください。

足首周囲の機能が低下している状態では、
捻挫している足の方が、
ふらふらして安定しないのがわかると思います。

ん?
そんなに変わらないよ。という方。

ケンケンは、できますか?

少し強度を上げます。

機能低下があると、
捻挫していない足の方が、
バネのようにしっかりと着地も安定してできるし、
次のジャンプにスムーズに移れるし、
連続したケンケンがやりやすいはずです。

いかがでしたか?


機能不全には、
足首周囲だけではなく、
股関節周囲の筋肉がうまく使えてない人や、
体幹の機能が機能が低下している人など、
原因はその人によって違ってきます。


機能不全は治らない?


痛みが取れないのは、
組織が修復しきってない。
組織の修復はしているが、
機能不全により痛みが取れない。

があり、
なかなか痛みが取れない人は、
後者がほとんど。


この機能不全は、
痛いからといって安静にしているだけでは、
戻ってきません。

むしろ、
何もしないで期間が過ぎると、
機能不全が進行してしまいます。


だから、
機能改善のためのリハビリが必要なんです。

だけど、
痛みが取れたら走る、
走れたらボール蹴ろう、
ボール蹴れたから復帰しよう。
という思考の人がほとんど。

痛みが取れないから、
いつまで経っても走れない。

その間、
何もしないで待っているだけ。

やるとしても、
腕立て、懸垂など患部以外の上半身をやる程度。

それでは、
痛みは取れるはずがありません。

機能不全があり、
それは待っていても治るものではないから。

「治るのを待つんじゃない!治すんだ!」


怪我は、
風邪のように寝てたら治る。
虫刺されのように、時間が経てば治る。
ものではありません!


もう一度、
自分の怪我の状況を把握し、
何をしなければいけないのか?
を確認してみてください!


あなたが早く復帰できますように!
過去記事も参考にしてみてくださいね!


それでは、また!

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