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サウンド・オブ・ミュージックのトラップファミリー・ロッジを訪ねて(バーモント州)

映画「サウンド・オブ・ミュージック」で有名なトラップ一家は、亡命後、故郷の風景とよく似たバーモント州ストウに移り住み、ロッジを営みながら家族で力を合わせて暮らしました。1956年までコンサート活動も行っています。ストウはアメリカのノルディックスキー発祥の地で、今もナショナルチームが練習をするようなスキーのメッカだそうです。ボストンを起点に、トラップファミリー・ロッジを訪ねました。

<オーストリアの山岳リゾート風なホテル>

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設備やアクティビティも充実。 私達が泊まったときは、エール大学の同窓会が開かれていて、往年の卒業生のおじさま達が、お揃いのブレザーを着て、上機嫌で歌を歌っていました。

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<映画のラストシーンのような風景> つい口ずさんでしまう、名曲の数々

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<ロッジ裏手のお散歩道へ>

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<ロバート・フロストの詩> フロストは詩人として初めて、J.F.ケネディの大統領就任演説で、自身の詩を朗読しました。

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<お伽話にでてくるような、かわいいチャペル> 

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<ホテルで作ってもらった、ランチボックス> 

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<トラップ大佐とマリアのお墓> 敷地内の見晴らしの良い場所に、仲良く並んで眠っています。

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<ゲオルグとマリア> 

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<ロッジの建物内> ファミリーの写真があちこちに飾られています。

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ロビーで会った女性が、”娘のマリアさんに会えた!”と目を輝かせて話してくれました。当時既にかなりのご高齢でしたが、気分の良い時はゲストエリアにやってきたそうです。私も会いたかった!(2014年、99歳で永眠)

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<ダイニング>

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ウィンナー・シュニッツェル(ウィーン風カツレツ)やアップル・シュトゥルーデルなど、オーストリア風のメニューが並んでいます。

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<気の早い葉っぱが色づいていました> 

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いつか紅葉の季節に来てみたい・・・

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Gold Brook Covered Bridge 「マジソン郡の橋」(アイオワ州)で有名になった屋根付き橋が、ストウにもありました。 ロマンチックな気分になりかけたら、この橋は、別名Emily's Bridgeといい、恋に破れて命を絶ったエミリーの幽霊が出るそうです・・・

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また、バーリントンには、アイスクリーム屋さんのBen & Jerry's の本部があります。ちょっとしたテーマパークになっていて、大人も子供も楽しめる場所です。

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ボストン近郊のコンコードにある、ルイザ・メイ・オルコットの家にも立ち寄りました。あの「若草物語」はこの家の2階で生まれました。

ルイザ・メイ・オルコットの家:オーチャードハウス

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古き良きアメリカの調度品が並んで、今にもジョーが飛び込んできそうでした。​

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「サウンド・オフ・ミュージック」の原点である「菩提樹」(1956年)を、比較して観ると面白いです。「菩提樹」も素晴らしい作品で、知られていないのはあまりに惜しい! マリア役のルート・ロイヴェルクは、ドイツのデボラ・カーともいわれ、美しさと温か味、気品を備えた素敵な女優さん。(なんと、一時期世界的なテノール歌手、デートリッヒ・フィッシャー・ディースカウと結婚していたと知り、驚きました)  Youtubeに美しいカラーでアップされていますから、ぜひ雰囲気を味わってみてください。


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