見出し画像

スペイン巡礼街道、サリアから114kmを歩く 1: スペインよもやま話

11年ぶりに「赦しの門」が開く聖ヤコブの年(2021年→2022年まで延長)に、念願かなってスペインの巡礼街道を歩きました。サリアからサンチャゴ・デ・コンポステーラ大聖堂まで、フランス人の道のラストパート114kmを踏破。
人は歩くように出来ている! 歩くのは楽しい! 
そんなシンプルな喜びにあふれた旅でした。   2022年6月記 


フランス人の道
  赤い線が約800kmに及ぶフランス人の道です。 

画像:Wikipediaより


スペインというと思い出すエピソードがあります。スペイン人の男性と結婚して、スペインの片田舎に移り住んだ日本人女性のお話です。異国に骨をうずめることになり、お母さんから「おまえ、お墓はどうするの?」と聞かれ、そういえばどうなるのかしら・・と夫に尋ねたところ、「なんでそんな先のことを心配するんだ?」
村の神父様にも一応聞いてみたら、「まだ死ぬわけでもいないのに、そんなことを今から考える必要ないではないか・・わっはっは」
ご本人は腑に落ちなかったのですが、何年か経つうちに、大抵のことは気にならなくなって楽しく暮らしているとのこと。

以前バルセロナを訪ねたとき、失業率が高い割には、夜遅くまでバルやレストランで楽しそうにおしゃべりしているのが不思議でした。
私も「ラテン」で生きていこう♪

おおらかですよね~

これがカフェのデザート

これも(笑)

これも(笑)

こんなのも(笑)

ちなみにこれは、アーモンドパウダーと卵と砂糖で作る「サンティアゴ・ケーキ」(Tarta de Santiago)という、巡礼者にはお馴染みの伝統菓子。朝食のブッフェに小さくカットしたものが出てきたり、お店によって少しずつ味が違うので、食べ比べも楽しいです。

聖ヤコブ十字がついています


何でこうなる?と思いつつ、一口食べるとどれも美味しくて、普段たくさん食べないジャガイモまで爆食い。
巡礼したのに何故か太りました(懺悔) スペイン恐るべし!
というわけで、思いつくままにマイ巡礼の旅を綴ります。
宜しかったらお付き合いくださいね。


次の記事はこちら ↓