子育てが苦手な私がなぜアフタースクールを作りたいのか
私は子育てが苦手です。
というと、99.9%の確率で「そんなことないよ」「いやいや(謙遜しないでくださいよ)」という返事が返ってきます。
これもまた、「子育てが普通に出来て、前向きなお母さんで当たり前」という暗黙の前提があるような気がして、心の中でため息。
こどもは本当に可愛いんですよ。だから、子育ても喜んで、楽しんで引き受けられる、とは限らない。
こどもにやってはいけない叱り方、という子育て本等に大体書いてあること、
なんで何度言ってもわからないの(人格否定×)
いい加減にしてよ!(感情的×)
さっきも言ったでしょ◯×△・・(連続注意×)
ちゃんとできたらおやつあげる(報酬制は×)
弟はできてるよ!(人との比較は×)
これら全部あてはまってますし、そうじゃないやり方も試してみるものの、結局元通り。
ここで、大体のハウツー本やネットの情報では、「こんなに子育てがうまく出来なかった私が、◯◯で劇的に変わりました!その秘技を伝授します!」となるのがセオリーなのでしょうが、残念ながら、私は秘技など取得できず、子育ての大海原を漂流して早6年。
唯一、私が得た気づきとは。
子育てのアドバイスは、オススメの育児グッズなどの小さなものから、こどもにはこんな風に愛情を伝えよう的なロマンなものまですべて、他人の意見はあくまで参考程度だということ。
結局、
こどもの特性・気質×家族構成・家族の性格や気質×父親母親の価値観×精神的余裕×経済的余裕×その他環境要素×X
で、こうしたからああなった、の因果関係ははっきりしないのです。
だからよその子にはよくても、うちの子に当てはめても同じ良い結果になるとは限らない。
それに、こどもの特性っていうどうにもならない部分は、結構大きい気がしています。
そんな私がなぜアフタースクールか。
複数の家族で複数のこどもを育てる機会があった方が、親のストレスも少なく、こどもにとっても良い環境なのではないか、という気づきです。
親×子
親×ほかの親
親×ほかの子
子×ほかの子
の化学反応でこどもも大人も成長します。
それを実感した現在進行形の子育てコミュニティの話はおいおいここにも書くとして、
アフタースクールでは、このような理由から、親御さんにも積極的に関わってほしいと思っていますし、その方が絶対子育ては楽しい。他人からみてわかるこどもの特性もあるし、こどもも見える大人の背中は多い方が良い。
日本に専業主婦が誕生する前は、村落単位で子育てしていたといいます。
渋谷区で、村社会的な子育てを、実現したい。
アフタースクールご利用のお問い合わせ、運営に協力してもいいよ!な方もぜひ、お問い合わせください。
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