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「〜になる」と「〜をする」

もうすぐ、コスモスの季節がきますね。
母が、大好きな花でした。
私がコスモスの写真を撮ると、
それ欲しい〜とよく言っていたのを思い出します。

子育てについての本を思い出し

以前読んだ子育て関連の本の一節が浮かんできました。

親にはなれるが、親をするのが大切だと。

確かに・・・

子どもが生まれたら、親になれます。
私は、元々それほど子ども好きというタイプではなかったので、妊娠した時に何が一番不安だったかというと、「私でも親になれるのか?」でした。
でも、今思うと親にはなれました。
そして、現実的には、親という役割を果たすことがいかに難しく、大変なことか、また、これで良いのか良くないのか?にはずっとずっと長い年月思い悩んでいましたね。

子育てに正解や不正解はありません。だからこそ、誰もが自問自答し続けているのだと思います。

息子が、子どもを授かって、親になりました。
そして、今、親をすることに奮闘しています。
子どもが成長するとともに、息子の子育てに対する言葉も変わってきています。「親として」の意識もだんだん強くなってきているような印象です。

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何においても同じ

この〜になる、〜をする、ことの違いは、何においても同じです。

例えば、私自身もそうですが、先生や講師になるのは、そのための勉強をして資格を取得して、「私は、○○講師です」というのは難しいことではありません。

でも、講師をするという意味は、実際に仕事として続けることです。
もっというと、私の講義を受けてくださる方々がいらっしゃることで、みなさまに受け入れていただけることが大事なのです。

そのために、もっと知識を増やそう、もっとみなさんが興味を持って学びたいとの気持ちを持ってくださることを目指します。
そして、学びが楽しいと喜んでくださるように、常に講師をするための精進がついてきます。

以前、私の目標は、「社長になること」と言う方がいらっしゃいました。
そして、その方は、目標を達成して社長になられました。
でも、その会社は長く続かず、結局なくなってしまいました。
そう、社長にはなれたが、社長をし続けることができなかったのです。

〜になるのは、一時点。

〜をするのは、継続的なこと。

私は、このように考えています。

実は繰り返し

でも、これは、どちらも繰り返しだとも考えられます。

〜になる、そして継続して〜をする。
または、〜をし続けてきて、その後〜になる。
そして、次のステップに上がる時も同じことを続けるのでしょう。
プラスの意味のスパイラル。

だから、大切なのは、〜になる、だけではなく、その後いかに続けるかですね。




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