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編み物の敷居

写真はスズメとオリーブのリース(刺繍糸・レース糸)

寒いのでダイニングテーブルでファンヒーターで足を炙りながら
Pinterestで編み図を見ながらかぎ針編みをしていると
横で遅まきながら朝食を摂っている娘(小学校低学年)が珍しく興味深そうに眺めてきます。

「編み図って音楽の楽譜みたいなもので読める人にはスラスラできるけど読めない人から見たら意味不明よね」と私が言うと
確かめるように私の手元と編み図を見比べる娘。

「ほら、とっても素敵でしょ?」
出来た帯状のヒラヒラをくるくるっと巻いて巻きバラにして娘に見せる私。
「うん」
そう言って朝の血圧低めなテンションのまま
かぎ針編みのバラをぬいぐるみの頭に付けて遊んでいました。

編み物って編み方の記号に指の運びに力加減。やってみたいと思うには少々敷居が高いので、どっしりと腰を据えて取り組む時間と動機がないと習得するのは難しいですね。

娘も幼児の頃から何度か教えてと言ってくれるのですが、かぎ針は鎖編みが精一杯というところです。(わりと根気がなく、飽き性)
もっぱらくるくる回す編み機(シナモロールのあみぐるみショップ)でマフラーを作るのを編み物と言っています。それはそれで器用なもんですが。

私はピアノは弾けませんが、
玩具のピアノで童謡や子どもたちが好きな曲のメロディをちょこっと弾くだけで「おお~」と喜ばれるので、つい披露したくなるのですが
「お母さんピアノも弾けるよね~」なんて言われるとまんざらでもないのです。
いつか娘が「編み物したい。教えて!」と言ってくれたら分かる範囲なら根気強く教えてあげたいと思っています。息子でももちろんオッケー。
編み物に限らず、料理、園芸でも興味を持ってくれたらいつでもウェルカムですってよ。でもピアノはちょっと無理ですの。


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