いじわるの末路
※ヒソヒソ・・・写真お借りしました。
「末路」とは、路の終わり、晩年、盛りを過ぎて衰えた姿。
「末路哀れは覚悟の前」とは桂米朝師匠のお言葉。
芸人に限らず、末路とは、えてして哀れなものなのでしょうか。
なればこそ今を大事に。悔いのないように生きたいですね。
今回は検索サジェストのお話です。
サジェストとは世相を映す鏡/掃き溜めのようなもの。
前回は「旦那」「嫁」に続くサジェストを苦々しく味わいました。
今回「いじわるなひと」「こうげきてきなひと」を調査します。
どんなサジェストが来るかな・・・
↓前回のサジェスト
「○○(ネガティブ系)な人」
と検索しようとすると心理、対処法、特徴などの後に「因果応報」「末路」「行く末」「天罰」などのワードが並んでいることにお気づきかと思います。
末路、まつろ、なんだか諸行無常と不幸の香りを感じて気になるワード。
害をなす人に対して、敵の心理を知ると共に
そのような人の行く末を調べて溜飲(りゅういん)を下げたいと願う人が少なくないということでしょうか。
ちなみに、「意地悪な人 末路」で表示された記事を読んでみると・・・
意地悪な人の末路は「バチが当たる」「孤独」「破滅」など
大丈夫、因果応報だよ。意地悪な人には不幸しか待っていない、と勇気づけてくれる記事が並びます。
(そして転職サイトに誘導してくれる商魂たくましいサイトもありました)
賢いみなさまは「確証バイアス」「ゼロサム思考」「エコーチェンバー効果」など仰りたいかもしれませんが、
人間関係でつらいことがあっても神様はきっと見ていてくれる。
アレな人の「末路」を気晴らしに。また明日もがんばろう。
そんな悲しくも優しい人達の思いに触れたようで胸を打たれました。
案外と憎まれっ子世に憚ったりもしますがね。
何を隠そう、私もそのようなワードが気になる程度には、
○○な人たちに悩まされる一人です。
「もっともよい復讐の方法は自分まで同じような行為をしないことだ」
マルクス・アウレリウス『自省録』
そう、私はいじわるな人にもいじわるせずに生きていきたいです。
どうしてそうなったのだろう?という分析から始めてなるべく衝突しないようににこやかにスルーしていきたいです。
きっと私が羨ましいからいじわるしちゃうんだと謎の自尊心を高める踏み台になっています(性格悪っ)
(でもどこかで「末路」が気になる)←性格悪っ
「末路」を検索する人の末路はまつろわぬ民と成り果てぬよう、
お気をつけて。
みなさまも色々人間関係や人間関係色々色々と思います。
一週間、お疲れ様でした。労いの乾杯。
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