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自己紹介 その2

製菓専門学校の研修旅行中、オーストリアのウィーン、ベルギーのブリュッセル、フランスのパリを巡りました。

ウィーンではWIFI職業訓練校(Wi-Fiではなくウィーフィーと読みますw)でザッハートルテやオーストリアのお菓子を研修で作りました。
最初は先生の大雑把さに唖然となってましたが、あっという間に一品一品が出来上がっていって、さらに美味しい!

ザッハートルテの上のグラズーア(シャリっとしたチョコレートの糖衣です)もチャチャっと作ってさっと生地の流し、パレットでスッと表面をならす この動作が長年やってきた無駄のない動きで今でも印象に残っています。

実はこの研修に行く前にザッハートルテは学校の授業で作ったことがあって、上のグラズーアをシャラせる(砂糖を結晶化させる)ときに直火でやるので焦げないかなと慎重に慎重にやっていたんですよね💦

でもやっぱり何百回、何千回(それ以上)作っている人は迷いがないなと思いました。職人ってそういう迷いがないところのかっこよさがあるのかも。

ヨーロッパに行って思ったのは乳製品が日本と全然違うということ。種類も違うし、同じ「牛乳」でも味が全然違う。もっと乳の味が濃いというか甘さがあるんです。低脂肪だとしてもちゃんと乳の味があるんです。これは放牧の牛が多いからかなーと思います。

あ、ヨーロッパの鉄道に乗ると牧草地を通ることが多いので開放感があります。(もしくは景色がそんなに変わらないので窓の外を見ているだけで催眠効果があります😊)

話が脱線してるけれど、この研修旅行では各国のガイドさんがついてくれてその国について説明してくれるんですが、どの方のお話も面白かったです。特にウィーンでガイドをしてくれた方の説明は歴史や芸術といった、より文化的なお話が多くて。

私が知識不足だったのもあり、そのときはあんまり名前を聴いてもピンと来なかったのですが、「ハプスブルグ」っていう言葉はずっと耳に残ってたんです。

その後専門学校期間中と日本で働いていたときに、ハプスブルグ王朝についていろいろ読み漁っていて興味が段々湧いてきました。特に私のお気に入りはお菓子を歴史的背景も含めて紹介している本です。
例えば下の本当時の宮廷の生活を想像しながらお菓子を食べるとまた違った味わいになるかも?

その後海外での修行先としてオーストリアのウィーンではなく、ドイツのミュンヘンに行ったのも何かの縁があってのことかもしれません。なぜならハプスブルグ帝国に嫁いだシシーはバイエルン王国(今のミュンヘンがあるあたり)出身なんです。
ちなみにその辺りを恋愛模様も交えつつ見たい方は下がおすすめ✨


と、また話が長くなってしまった💦

次回は実際ドイツに行ったあとのことを綴ろうと思います。

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