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秋色の新作:星月夜

こんにちは、atelier FilmergeのYOMIです。

初めての委託先への納品が残り数日と迫り、
今日は納品するアクセサリーの値札付けやディスプレイの配置、POP制作を進めました。

その委託先へ納品するポリマークレイアクセサリー素材その②がこちらです。

※一部販売を行わない素材も含まれます

作品タイトルは『星月夜』


この名前だけでもピンとくる方いらっしゃいますでしょうか。

そう、ゴッホの名画『星月夜』をイメージして制作しました。

ゴッホ『星月夜』


ラッセンより普通に~ゴッホが好き~、な私ですが西洋画・日本画問わず美術作品を鑑賞するのが大好きです。

先日も長野観光の際に北斎美術館を訪れ、大変感銘を受けてきました。

そんな私が『10月といえばお月見』
お月見といえば…?という連想ゲームでイメージが浮かんだのがこの『星月夜』。幻想的な空の描画がとても素敵な作品ですよね。

『星月夜』は秋の季語でもある

実は、将来的に俳句も嗜みたいと思っている
アラフォーハンドメイド作家のYOMI。

季節をテーマにした作品を制作する上で構想するときに『季語』を参考にすることも多いです。


※季語とは…俳句の中に入れる『季節のワード』の事です。

で、調べていて知ったのは『星月夜』は秋の季語だということ。

【子季語】
ほしづくよ、星明り
【解説】
月のない星明りにだけの夜空を言う。月が出ているように明るい星空である。
星月夜さびしきものに風の音
楓橋「野梅」
ものいはぬ神輿うつしや星月夜
鳳朗「鳳朗発句集」
風落ちて曇り立ちけり星月夜
芥川龍之介「澄江堂句集」

インターネット歳時記「きごさい歳時記」より引用

どちらかと言えば“月が綺麗”というよりは、
“星空が綺麗”に近いイメージなのかもしれません。(むしろ月のない夜ですらある)


深い藍色の夜に瞬く鮮やかな星々

作品のこだわりとしては、藍色のクレイにはFIMOのギャラクシー(ラメ)を混ぜて奥行きのある輝きを表現。金箔も星々の瞬きをイメージしました。

完成するまで気が付かなかったのですが、このパーツ。
日光のもとでは鮮やかな青色に、
室内環境ではかなり深い落ち着いた青色に見えます。
(※冒頭の木の箱に入った画像は自然光で撮影した写真です)

環境により色の見え方が変わる不思議な魅力のある『星月夜』
皆様はどちらの色味がお好みだろうか。
是非、現物をお見せしたい一品です。

先行販売は10/3~、初の委託先の『FUDGE gallery & cafe』様にて販売予定です。

お立ち寄りの際は、ぜひ実物を見ていっていただけたら幸いです。

制作点数が少なめなので各デザインほぼ一点モノに近いのですがオンライン(Creema)にも少し出品するかもしれません。発売の際はinstagram等で告知しますので、チェックしてみてくださいね。

次回更新は秋色その③作品のご紹介です。


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