畑日記#01　はじめての畑

私の目標の一つに、将来自分や家族が食べる野菜を、自分で作りたいというものがあります。

自分がこの世で生きていくために、全てのものと、お金で繋がる関係には、疑問と、窮屈さを感じるからです。
それに、自分の身体が、一体何でできているのか、何に生かされているのか、五感で感じながら、生きていきたいと思うからです。

そうはいっても、私が生まれたのは鳥取県の住宅街で、家の周りに、田んぼや畑など、全くありませんでした。
農作業に馴染みのない私は、一から勉強していかないといけません。

大玉村にきて、農家さんのお手伝いはちょこちょこさせてもらったりするのですが、自分の畑を持つなんて、まだまだ先のことなんだろうな、と思っていました。

畑大臣に就任

そんな時、私が週に3日ほどバイトをしている建築設計事務所(コロガロウ)で、あるお話を耳にしました。

コロガロウには畑があります。
今までその畑は、外部の方が管理されていたのですが、今年からコロガロウで管理していくことになったというのです。

それを聞いてすぐに、私は畑の管理役に立候補し、見事、畑大臣に任命されたのでした。
畑の大きさは、約8m×8mのものが2面。
農家の方からしたら、大したことない大きさのその畑が、私には、とても、大きなものに見えました。

1年間の畑計画を立ててみる

右も左も分かりませんが、とりあえずネットでいろいろ調べながら、そして、お世話になっている農家さんにアドバイスもらいながら、見様見真似で1年間の畑計画を作成。

…かなり欲張った内容になった気もしましたが、とりあえずこれで進めてみる事に。
なにをどこに植えるかも大体決めてスケッチ。

まずは一年、はじめての畑での畑日記、がんばっていきます。