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新卒採用を成功に導く!求人の書き方と記載すべき内容

3月に入り、2025年度の新卒採用も本格的にスタートしました。

今回は「新卒募集の求人作成時に押さえておきたいポイント」についてご紹介します。

新卒採用と中途採用の求人は分けるべき?

新卒採用を行うにあたって、そもそも「新卒向けの求人」を改めて作成する必要はあるの?と思われる方もいらっしゃるかもしれません。

というのも、募集職種・応募資格・勤務地・勤務時間など、求人募集をするにあたって必要な条件は、新卒採用も中途採用も変わりありません。

ですが、実は新卒採用の原稿には、求人の必須項目とは別に「記載した方がいい項目」が存在します。

また、新卒採用と中途採用では「応募条件」が異なることや「新卒特有の就職活動の動き」があることからも、別原稿で掲載することをおすすめしています。

新卒求人に必要な項目と書き方

それでは、ここからは新卒採用の原稿に「記載した方がいい項目」の具体的な書き方についてお伝えします。

1.応募資格となる学歴(学校種)および採用予定学科

■記載例① ※学歴・学科を問わない場合
[応募資格]
〇2025年3月に大学・大学院を卒業・修了予定の方
※学歴・学科不問

■記載例② ※学歴・学科を問う場合(この場合は保育士募集)
[応募資格]
〇2025年3月に短期大学・大学・大学院を卒業・修了予定の方
※教育学部・社会福祉学部(保育学科・児童学科・幼児教育学科など)

~ポイント~
専門職などにおいては、特定の知識やスキルが必要なために「学歴・学科」を限定した募集を行う場合があります。
その際は、対象となる学部・学科をきちんと記載しましょう。

2.採用予定数および前年採用実績数

■記載例
[採用予定数]5名
[前年採用実績数]2024年(6名)2023年(4名)2022年(7名)

~ポイント~
採用予定数はあくまで目安のため「5~10名」や「10名程度」といった記載も可能です。
予定数が決まっていない場合は「未定」である旨を記載します。

採用実績数は、前年度だけでなく直近3年分を記載するのも効果的です。
さらに、男女それぞれの採用数を記載することで、より会社の雰囲気やイメージを伝えることができ、新卒者からの応募にも繋がりやすくなります。

3.選考フロー

■記載例
[選考フロー]
エントリー

書類選考(書類選考後は必ず面接を実施)

グループ面接(3~5名程度を予定)

人事面接(人事担当2名)

役員面接(役職者1名)

内々定

※エントリーから内々定まで最短2週間(平均1ヶ月以内)

~ポイント~
新卒者は短期間で複数の選考を同時に受けていることが予想されます。
そのため選考フローを原稿に記載することで、他社の選考スケジュールと調整できたり、内々定までの流れを事前にイメージしてもらうことができます。

合わせて「書類選考後の面接は必ず実施する旨」「面接を行う相手」「エントリーから内定までの期間」などを記載することも推奨しています。
これらは「書類より面接での自己PRを見てほしい」「面接前に心構えができる」「内定までスピーディーな会社が良い」などという新卒者にとってメリットとなることがあります。
できる限り、具体的かつ分かりやすい記載を心がけましょう。

4.応募~選考の過程において提出が必要となる書類

■記載例
[必要書類]
エントリーシート(グループ面接時に必要)
履歴書(人事面談の際にお持ちください)

~ポイント~
選考の過程で必要な書類を記載しておくことで、新卒者は事前に用意や確認をすることができます。
書類が必要になるタイミングなどを記載することで、より親切な印象を与えることができます。

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