見出し画像

仕事のデザイン!? ~全体像を描く~

こんにちは! あたたけ です。

今さらの話ですが、仕事をしていると『頑張っているのに成果が出ない人』もいれば『要領よく成果を出せる人』もいます。

あたたけはPDCAサイクル信者ですので、PDCAを考えていないから成果が出ないんだろうなぁと思っていました。
が、よくよく話を聞くとそんなこともなく、『目標達成に向け計画を立て、それに基づき実施し、進捗確認から必要に応じ計画修正もしている』と、その人なりにPDCAサイクルで取り組んでいたりします。
確かに計画の妥当性は完ぺきではないかもしれませんが、『サイクルを回しながら質を高めていく』のがPDCAサイクルですから、そこは問題ではないです。たぶん。

じゃあ、何が問題なのか?
いろいろと考えてみたところ、『仕事の周辺整備』ができてないのかなぁと思い至りました。
目標設定に向けて『自分が・自部門が』どのように仕事を進めるのか(業務工程、課題、解決案)は計画しているのですが、『自分・自部門だけの計画』で終わり、『周りをどのように巻き込むか・協力を得るのか』という視点が抜けていることが多いんですよね。

確かに、自分・自部門の目標を達成するために、他人・他部門の資源(≒人×時間)を計画に入れるのは難しいです。
が、仕事の内容によっては自分・自部門だけでは進められませんからね。
難しいから(メンドーだから)と『周りの協力』に目を向けないと成果が出せないのは当然のことです。

ついでに言えば、仕事が大きくなっていくほど、あるいは立場が上がっていくほど、周りの協力は必要になっていくのは当たり前ですね。
一人でできる仕事は所詮、一人でできるレベルの仕事ですので。
『自分だけで完結できる(小さな)仕事』で成果を出し、大きな仕事を任された・昇格した時に『自分はすごい・できる』と天狗になってしまうと、『周りの協力の重要性』に思い至らず成果が出せないんだろうなぁと。

と考えていくと、組織で成果を出すには『各業務工程の進捗管理ができる』だけではダメなんでしょうね。
その仕事に関係する人・部門の把握し、負担が大きい?損する?人・部門へのフォロー(説得、感謝、時には圧力?)するという、『人を(心理的に)動かしていく』ということも大事な能力なんだと思います。

いわゆる『社内政治』なんですけど、言葉の印象があまり良くないので敬遠する人もいるのかもしれませんね。
そんな方は、『(自身を中心に)関連する人・部門・仕事にも視野を広げ全体像を把握し、解決策を描く』という意味で、『仕事全体のデザイン』と捉えてはいかがでしょうか?

なんにしろ、組織で働く(≒他人と関わって働く)以上、『良好な人間関係』は重要な要素ですね。
『人間関係構築での自分の長所・短所』を改めて考えてみようかと思う、今日この頃です。

ご意見・ご質問等、▼こちらからお願いします!

ではでは。今回はこの辺りで!

この記事が参加している募集

仕事について話そう

仕事のコツ

with 日本経済新聞

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?